やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

2017年3月ツイートまとめ(その1)









↑誰か教えてください。


ノンスタ井上さんの謝罪会見を見て。











↑とにかく世の中「させていただきました」が多すぎていやだ。










↑と『フリースタイルダンジョン』を見て思いました。


↑ネタはまったく面白くないけど、間はいい。

↑個人的にはnanacoSuicaのような事前にお金を入れるタイプのカードは好きではないですが、現金よりいい。お釣り間違いもないし小銭も増えないし。
↑どんなでしたっけ?
↑マウンテン・モカ・キリマンジャロが演奏していました。



↑『コクソン』も『お嬢さん』も『アシュラ』もやってない。

映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』 感想

確信、吉田大八


映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』を見ました。公式サイト↓
www.phantom-film.jp
(何か変なサイト。古いから?)
原作となった舞台は見ていません。小説も読んでいません。吉田大八監督作品なのでレンタルしてきました。
2007年の作品なのでもう10年前ですが、出ている役者の皆さんは変わらないなあ。


面白かったです。姉妹の話、家族の話、夢と自意識の話、自信と不安と実力の話、自分の実力と魅力の話。
舞台が原作なのでちょっとリアリティに欠ける部分はありますが、だからこそサトエリの強烈なキャラクターが輝いていました。物語の世界があまりに現実味があるとサトエリのキャラクターや行動がうそっぽく見えてしまうので。


原作は本谷有希子さん。舞台も小説も何も触れたことはないのですが、姉妹や家族の話はやはり女性の方が描くのが上手い。感情のぶつかり合いや行き違いや秘めたる思いなどなど。男性はなかなかこういう繊細な感情のひだを描くのは上手くない。私の印象ですが。


役者について
佐藤江梨子(スタイルの良さ異常!)
背が高くて手足が長くて細くておっぱいどーん。素晴らしい。
田舎でこれだけのポテンシャルを持っていたらそりゃ夢見るよな。うぬぼれるよな。
自己中で客観性のない(つまりはアホ)感じがとてもよい。途中で小池栄子だったらどうかなと思いながら見ていたのですが、小池栄子だとこのアホっぽさが出ないのでやはりサトエリが適任。
彼女の他の役者仕事は見たことありませんが、こういうエキセントリックな役は似合うな。


佐津川愛美(最強!)
姉が親に刃物を向けたとか上京資金を貯めるためにエンコーやったとかをマンガに描いてしまい、そのために姉に逆らえない妹。おぼこい無造作黒髪メガネがとてもよい。
姉に悪いことをしたと思ってマンガを描くことを断念していましたが、姉が戻ってきたことでまた情熱再燃。両親の死亡事故ですらネタにしたいと思ってしまうクリエイター気質の彼女は、姉の強烈なキャラクターを描かずにおれません。
クライマックスでの大逆転劇は痛快!姉の行動を読み、それも「お姉ちゃんは面白い」と言えちゃう妹、最強です。


永瀬正敏(最弱!)
後妻の息子なので姉妹とは血がつながっていません。荒れる澄伽(サトエリ)を止めようとして、その色香に負けてしまいます。澄伽の呪いに囚われ、澄伽に強く意見もできず、嫁ともセックスできない。ついには妹にも現場を見られてしまい、自殺。


永作博美(優勝!)
コインロッカー生まれ施設育ちの彼女は、結婚相談所で出会って宍道永瀬正敏)と結婚するのですが、セックスもないし理不尽な扱いを受けるし、かわいそうすぎるのです。でも、家族ができたことをうれしく思い、夫にひどい扱いを受けても日々楽しそうに暮らしています。
強いとか我慢しているとかではなく、天然で気づかないだけなのでしょうが、強いなあ。彼女の明るさ・強さがなければこの家族はとっくに崩壊していました。
後半でついに夫を襲い、夫婦の契りを結ぶシーンはよかったよ!


あと、劇中に映画監督が出てくるのですが、これが明和電機の社長でした!この「なんか胡散臭い感じ」、上手いなあ。ナイスキャスティング!


映画は2007年ですが、物語は何年の設定なのかしら。村ではケータイがつながらないとかインターネットは文房具屋で30分1000円とか、さすがに今ではありえない設定です。
でも、「みんなが自分を知っている」「何か話題があると一斉に広まる」「何も楽しいことがない」など、これら「田舎あるある」はとても同感しながら見ていました。そうそう。脱出したい。


面白かったです。やはり吉田大八監督は有能だな。残りの作品も見てみよう。
過去の吉田監督エントリ↓
ese.hatenablog.com
ese.hatenablog.com

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

自分の感想は自分のものだ。『ラ・ラ・ランド』批評について。

恋しちゃったんだ、たぶん


映画『ラ・ラ・ランド』は、とても面白かったです。映画は物語(=脚本)だけでなく総合芸術なんだなーということを再認識した作品でした。
ese.hatenablog.com
これだけの大ヒット作品なので、否定的な意見が出るのも当然です。その中でもいちばん過激な物言いだったのが菊地成孔さんの批評です。
realsound.jp
そしてアカデミー賞発表後にも追加の原稿が書かれました。
realsound.jp
一貫して「これは程度の低い作品で、こんなのに喜んでいる観客もバカだ」という内容です。
同じリアルサウンドのコラムでシンガーのBOMIさんも「絶賛の嵐でそれ以外の感想を言いにくい」という空気の中、素直な感想を書いてくれました。
realsound.jp
ライムスター宇多丸さんはラジオの批評コーナーで「ラストで感動したが、途中はイマイチの部分もあった」という内容で語っていました。


私はこの作品は「面白い」「素晴らしい」と感じましたが、これらの批判・批評にも「その通りだな」と思いました。
確かに、冷静に物語を見れば陳腐なお話だし、物語の中にはセブとミアの二人しか存在していない。出会いや喧嘩などの二人の心の綾が十分描けていない(恋愛は理屈ではないけれど、それでも)。
宇多丸さんの批評は、口調は柔らかくとも的確に本作の問題点を指摘しています。


菊池さんは遠慮などお構いなしに筆を走らせます。

本作は、恋に飢えた女どもを中心にした全人類どもを『セッション』の1000倍の力でヒーヒー言わせるが、ワンカット撮影がすごいとか、ダンスがやばいとか、絶賛の嵐である「また朝が来れば新しい日」の映像は、肝心要の楽曲が素晴らしいので持って行くが、4分の映像としては、これは気の利いたTVCMの仕事である.

画でも台詞でも芝居でも物語でも、ストーリーが転がせない。かましだけは強烈だが、イマイチ考証が雑な、最初に喰らわされるワンパンチでうっとりしてしまい、後はボケーっと見ていると、エンディングに乱暴などんでん返しがあり、結果として「すごいもん見た」と思わせるのである。ハッタリの天才。というより、ある種の現代的な解離感覚が体質化しており、現代人にフィットするのだろう。葛藤がなく、ということは解決もなく、ただ刺激があるだけである。

筆者は「こんなもんに胸をキュンキュンさせている奴は、よっぽどの恋愛飢餓で(後略)」と書いたが、これは勿論、恋愛未経験者(処女/童貞性)を指しているのではない。
 生まれてから一度も飯を食ったことがなく、飯というものの存在すら知らぬ者には、おそらく飢餓感はない(そのかわりに気がつく前に死亡するが)。
 あらゆる飢餓感は、喪失の結果だ。恋愛飢餓は、過去に恋愛を貪り、現在は貪れなくなっている者こそが重症化するのである。古いネット的な言い方をすれば、ガチンコの飢えは、かつてリア充だった者の特権であり、最初から獲得していない非リア充の半端な飢えとは比べようもない。
 この、図ったのか図らなかったのか判然としないまま、マーケティングで大勝利を収めた本作の構造(後略)

と、徹底して容赦ない。そして、棘のある粘着質な文章は嫌いですが、書いてある内容には頷かざるを得ない。


確かに、オープニングのシーンで度肝を抜かれ、後は「あの刺激をもう一度くれ」というジャンキー的な目線で本作を見ていたかもしれません。もう一度見たらこれらの指摘部分が気になって無邪気に「面白かった」と言えないかもしれません。


でも、私が最初に見たときの感動はウソではないし、それはこれらの批評を読み聞きしたあとでも変わりません。「そういう見立てもあるのか」という知見の幅を広めることに役立っても、最初の感動が「間違っていた」とは思いたくありません。
でも、そうか、そうなのか…。


と思っていたので、2回目を見てきました。あの陶酔はチャゼル監督の魔法だったのか、麻薬の甘美に騙されているのか。第一印象の魔法が解けるのは怖いですが、この批評の内容に納得した私は上辺以外見えていなかったのではないか。
その真相を確かめるため、特派員はジャングルの奥地へと向かった。


解けませんでした。
前回はだいぶ前の客席で見ていてオープニングのミュージカルシーンでKOされてしまい、その後は陶酔のままエンディングを迎えたのですが、今回はあらすじも分かっているし後ろ側の席で映像に圧倒されないよう準備万端で臨み、鑑賞しました。その結果、いい作品でした。
私はミュージカル映画を全く見ないのでミュージカルとしての良し悪しは分からないし恋愛映画を全く見ないので恋愛映画としての良し悪しも分かりません。さらに言えば実際の恋愛も経験豊富とは言えませんので、その点でも恋愛部分についてあまり言えることはありません。それでも、「いい作品」だと思いました。


ミアはカフェの仕事に不真面目だしセブは無駄なこだわりを持っている。ミアのオーディションが上手くいかないのは彼女の演技力の無さなのか審査側の見る目の無さなのか分からないし最終的にオーディションに合格したのも何かが変わったからではない。一人芝居に失敗して落ち込むのも、無名の女優が勝手に一人芝居して満員になるわけないのだから当たり前。セブはジャズ以外の音楽を認めないのであればそれ以外の仕事は断るべきだし、生活のために引き受けるのであればプロとして全うすべき。
二人の成功は何か気づきやきっかけがあったわけではないのでカタルシスがない。第三者の叱咤激励があるわけではなく、物語は完全にこの二人の中だけで完結している。


分かります。全部その通りです。そしてこのドラマの陳腐さと理屈のなさをミュージカルシーンで帳消しにしているだけ、というのも分かります。成功の理由がないのでカタルシスがないと書きながら実際映画を見ている間はずっとワクワクしているのは、ミュージカルシーンの素晴らしさ(曲の良さと映像の良さと撮影の良さ)で下駄を履かされているということも分かります。
理解はしているのですが、実際ワクワクしたんだから仕方ない。魔法と言われたって麻薬と言われたって、そう思った私の感想は私のものだ。


初見のときと考えが変わったのはラストの「あったかもしれない未来」の部分。あれはセブの妄想であって、ミアはあんなこと考えていないですよね。男は過去を引きずり女は今を生きる。
宇多丸さんのラジオでも「もしかしたらミアはあの過去は『黒歴史』として自分の記憶から消している可能性がある」と言っていましたが、私も賛成です。それが本当かどうかは分かりませんが、それくらいセブとミアの「あの頃」の思い出の価値は違うんだろうな、と。
ラストの二人の微笑みも、ミアは「あなたの夢が叶っておめでとう。私も何とかやっているわ」というエールの意味で、セブは「何とか夢は叶えたけど君がいないのは寂しいよ」という強がりの意味に思えました。


結局、私はチャゼル監督の魔法にまんまとしてやられたわけで、それは批判的な意見を目にした後でも変わらないということはやはり魔法なわけで。魔法の8割は監督の手腕、残り2割はエマ・ストーンの表情なんだけど。


世間が絶賛しているから批判しにくいという空気はよろしくない。感想は素直に言うべき。それに対する批判も自由に行うべき。それはその人の感想なのだから、正解も間違いもない。あなたはそう感じましたか、私はこうでした、でいいいのです。
素晴らしい批評は自分の意見と違っていても納得するものです。ただし、それは自分の理解の幅を広げるもので、自分の感想を訂正するものではありません。自分の意見も他人の意見も尊重してこそ作品の隅々まで味わうことができるのです。


Ost: La La Land

Ost: La La Land

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック

Ost: La La Land

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ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック(スコア)

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック(スコア)

地方と文化、2017年の話。

ボヤキです


日舞台を見てきましてとても面白かったのですが、会場は4割くらいしか埋まっておらず、とてもさみしい状況でした。
ese.hatenablog.com
数年前、新潟市大人計画の舞台を見に行ったときは「新潟市、土日、キャパ800」という条件でも満席ではなかったので、そりゃ「南魚沼市、平日、キャパ1200」という条件で埋まるわけはないのですが、それにしてもさみしい客席で演者の皆さんに申し訳ない気持ちで見ていました。内容は面白かったので余計にもったいない!と憤りながら。


そもそも、地方の人にとって「舞台を見る」ということが「非日常すぎる」ことなのでしょう。たぶん地方の皆さんは映画もあまり行かないしライブにも行かない。行くことが日常でないので、それが地元にやってきても「行く」という選択肢にならないのです。
同じ非日常でもディズニーは年1回くらい行くのに。舞台も選択肢に入れてくれ。


また、今回の舞台のチケットは7,500円だったのですが、それが「ものすごく高い」と感じるようです。
チケットがあまり売れていないという噂を聞いたので知り合いに声をかけてみても、7,500円という金額で引かれてしまいます。
なぜだ。
飲み会で5,000円は払うのに、さらに2次会に行ってカラオケに行って代行で帰ってきたらトータルで1万円超えるのに。身内の飲み会に1万円は使えるのに非日常の素晴らしい体験になぜ7,500円が使えないのだ。


舞台を見たことないので、演劇がどういうものか分からない。分からないから行かない。行かないから価値が分からない。価値が分からないから7,500円は高いと感じる。
そんな負の連鎖、というか「種がないから水や肥料があっても育ちようがない現実」が地方ではまだ厳然としてあります。
いくらネットが普及してアマゾンで何でも買える時代になっても、やはり地方は文化が遅れているのです。


私の家から最寄りの映画館まで、車で片道1時間半かかります。映画を見て昼飯を食べて帰ってきたらそれだけで1日終わります。こんな状況でわざわざ映画を見に行くのはよっぽどの映画好きかデートなどのイベントです。ラーメン屋に行くくらいの感覚で映画を見ることなんてできないのです。


今回こんなお客の入りだったので、もう二度と舞台の上演はないでしょう。そしたらまた地方の人たちは舞台を見る機会を失われてしまいます。負の連鎖。というかもともと0か。


どうすりゃいいんだろ。私一人がやきもきしても何も変わらないことは分かっていますが、それでも悔しい。
もしチケットが半額だったら2倍来ていたか?来ないでしょう。3,000円だったとしても満席にはならないでしょう。土日でも半分ちょっとくらいだったのでは。
こんな地方で舞台公演をしても満席にならないのは分かっています。「地方に文化を根付かせる」という情熱で来てもらっても、ビジネスとして成立しないから継続できない。万事休す。


それとも、やはり分母・人口の差なのかしら。人口さえたくさんいれば舞台に行く人も多いのかしら。
いや、分母が大きくても地方はそういった文化に興味がない人ばかりなので成立しないのかしら。


サッカーを見たことない、やったことない人にサッカーの良さを語っても伝わらないのと同じで、やはりある程度の知識や経験がないとダメなのかな。


分からないし解決策も見出せませんが、舞台は楽しいです。映画とは違うのです。とにかく、一度見てほしい。私がチケット代払うから、つまらなかったらそのまま無料でいいから、見てくれ。

舞台「コースター2017」 感想

芸能人は美しい


舞台『COASTERコースター2017』を見てきました。公式サイト↓
COASTER コースター2017
この舞台は2007年の再演なのですね。初演は見ていません。
会場は南魚沼市民会館。
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ここ、キャパ1200もあるのです。こんな地方でしかも平日、さらに「舞台」という演目。不安しかない…。
と思って会場に着くと、何と客席は4割くらいしか埋まっていませんでした…!
以前同じ会場で見たウルフルズのときもお客の入りが7割くらいで「やべー、申し訳ない」と思いましたが、そのときよりもさらに寒い状況でした。申し訳ない。

美術品ばかりを狙う大泥棒は、いつも通りに手際よく仕事をやり遂げる……はずだった。
定休日のバーに忍び込み、ターゲットである絵画に手を伸ばしたその瞬間、賑やかに入ってくる2人の人影。
「新任のバーテンダーです!」
とっさに発したこの言葉が、彼の運命を決定づける──
流行作家、謎のカップル、オネエの警官、そして本物のマスターとオーナー。次々とバーにやってくる、ひとクセもふたクセもある者たちと、名画を巡って繰り広げられる手に汗握る攻防戦。大泥棒は、はたしてここから逃げおおせられるのか!?
空前絶後のラストが、あなたの心に一輪の薔薇を咲かせる!

このさわりのストーリーから「他人を装うことで巻き起こるコメディ」かと思っていましたが、コメディ要素もたくさんありつつミステリーがメインのお話でした。
「コースター」はこのバーの名前ですが、物語が泥棒?バーテンダー?贋作?保険調査員?大泥棒?とどんどん変わっていくジェットコースターのような話の展開も含まれているんだろうな。


面白かったです。脚本にツッコミどころはありましたが、舞台は「目の前で役者が演じている」「その瞬間のやり取り」が大事なので、あまり気になりませんでした。


役者さんについて。
●西村雅彦
本作の主役。西村さんは『古畑任三郎』の今泉君など、いじられキャラのイメージがありますが、生で見た西村さんはとてもイケメンでした。あまり「禿げ感」もない。
今さら注文つけることなんてありません。素晴らしい役者でした。
浅利陽介
子役から活躍されている浅利さんは、顔が美しい。そして声がいい。小さい。劇中、この地方の方言や特産品をセリフに入れ込んでくれていました。素晴らしいサービス精神。
MEGUMI
MEGUMIといえば今はDragon AshのKjの嫁ですが、もともとはグラビア→バラエティと熾烈な戦場を勝ち抜いてきた猛者です。まあ、だからKjをゲットできたのでしょうが。
グラビアの時代から「おっぱいはすごいけど美人ではない」というイメージでしたが、生で見たら美人でした。当たり前だけど、さすが芸能人。
本作では刑事役だったのでおっぱいは強調されていませんでしたが、それでもでかい。そして下がっている。年月と年齢は非情だ。
本多力
ヨーロッパ企画という劇団の俳優です。ごめんなさい。知らなかったです。幼い声の持ち主と雨上がり決死隊蛍原さんのようなおかっぱ頭。濱田岳的というか。コメディ要員でしたが、個人的には声が苦手でした。
鴈龍太郎
存じ上げなかったのでWikipediaで調べたら、何と勝新太郎中村玉緒の息子だったのか!
本作では帰国子女という設定で英語交じりのセリフを話します。あまり活躍せず。
デビット伊東
B21スペシャルのデビです。私は以前彼の出る舞台を見たときはあまり間がよくなく、「芸人なのに!」と思った記憶があるのですが、今回はよかったです。
舞台が始まってだいぶたってからの登場だったので、そのタメがフリになっていてそれだけで面白かった。
カーテンコールではボケもツッコミもして、場を盛り上げてくれました。
飯島直子
飯島さん、きれい!スタイルがいい。足が細い。もう49歳なのか。見えない!
役どころはちょっとぼんやりしているというかおっとりしている役で、そのせいであまり「役者として素晴らしい!」とは思わなかったのですが、その美しさだけで十分です。これも舞台ならでは。


カーテンコールで演者の皆さんが一言ずつ挨拶をしてくれたのですが、飯島直子さんは新潟に対する思い入れも思い出もないらしく、「とってつけたなあ」という挨拶をしてくれました。正直でよろしい。


舞台はバーのセットが組んであり、階段もあって高さ・奥行きを使えるようになっています。さらにカウンターではビールサーバーから実際にビールが出ます。お金かかってる!
舞台のセットチェンジはありませんでしたが、舞台はその場にいながら時間を止めることも別の空間に移動することも過去の時間を演じることもできます。それが舞台の魅力。
そして何より、繰り返しになりますが「目の前で役者が演じている」がいちばんの魅力です。


でも、お客の入りは4割でした…。土日だったらまた違ったのかな。
舞台は、人気俳優でもテレビに出ていないと地方の人には知名度がありません。でもこの舞台はテレビに出ている人がたくさんいて、それでもこんな有り様か…。
残念ですが、これが田舎の現実。たぶんもうここで舞台が行われることはないでしょう。
あーあ、もったいない。こんな素晴らしい舞台を生で見る機会なんてないのに。


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