やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

2017年6月ツイートまとめ(その2)























































2017年6月ツイートまとめ(その1)








































転売対策で困るのは転売ヤーだけではない

わずかな悪い人のせいで多くの普通の人が困る


7月13日に山下達郎のコンサートに行きます。初めての山下達郎
思えば、この当選まで長い道のりでした。去年のツアーから申し込んでいるのですが全て落選。あんなに全国細かく数多く回っているのに当たらないのか!
そこで今年のツアーは一緒に行く友達と2枚ずつ申し込んだのですが、それでも当たらず。松本、NHKホール、中野サンプラザ、ことごとく外れる。すげーなヤマタツ。


それが新潟公演では何と二人とも当選!新潟公演は2デイズでそれぞれの日程を申し込んでいて、相談の結果友達の当選した日程に行くことにしました。
なので私の当選チケットは流す必要があったのですが、アホな私は入金してしまいました。
友達に「ごめんよー」と報告すると「キャンセル期間があるのでまだ大丈夫」と教えてもらい、気を取り直す。


で、このキャンセル期間が「6月24日まで」だったのですが、アホな私は「25日から」だとなぜか思い込んでおり、25日にキャンセルの手続きをしようと思ったら、期間終わっているのでできませんでした。


アホすぎる。


そこで、新潟公演のプロモーターであるキョードー北陸に電話したところ、「今回のツアーはそういうシステムなので何ともなりません」という返答。がーん。
プレイガイドだから主催者のいう通りにしなければならないので仕方ないか。では、主催者に掛け合ったらどうだろう。
そこで、山下達郎の所属事務所スマイルカンパニーに電話したところ、「今回のツアーはそういうシステムなので何ともなりません」という返答。がーん。


何ともなりません。
 

上記の通り、今回は私がアホすぎるので完全に私が悪いのですが、何ともならんのか。
以下は私の愚痴交じりの文章になりますのでご了承ください。


今回の山下達郎のコンサートは、本人確認が厳格に設定されており、申し込み時に本人・同行者の名前などの登録をし、コンサート当日に免許証などの写真付き身分証明書で本人確認をして入場、というシステムです。
これは、実際に行く人にとっては何の問題もありません。しかし、私のようなアホや、仕事や家庭の事情でキャンセル期間以降に行けなくなる人も必ずいます。そういう人たちに対する救済措置は一切ないのです。


私は、高額転売はしません。行きたい人に定価で譲りたいだけです。でも、それも叶わないのです。


そもそも、キャンセルの手続きには1枚1,500円かかります。2枚で3,000円。もちろん必要なコストは払いますが、1枚1,500円もかかるのでしょうか。入金だけしてまだ発送していないチケットなら、データ管理でしょ。PCでちょいちょいとキャンセル処理できないのかしら?一度に2枚申し込んで、一度に2枚のキャンセル手続きしても2枚分3,000円かかるのです。手続き1枚ずつやってるの?やってないでしょ。


このキャンセル期間でキャンセルが出た分は「キャンセル待ち受付」で再度抽選販売が行われます。それは分かります。再度抽選販売を行うために枚数を確定したいので期間を区切ったのでしょう。
でも、チケットの発送前であればまだ止められるはず。キャンセル期間を過ぎたチケットも発送前であれば流してもらい、当日券などに回してくれればいいのに。


本人確認の厳格確認は、確かに転売ヤーに対する歯止めになっているでしょう。しかし泣く泣く行けない人は見捨てる方法だしチケットがあれば行きたい人を無視する方法です。
本当にこれがベストなやり方なのでしょうか?


チケットを売る側は損しないのでいい方法かもしれませんが、行けなくなった人は泣き寝入り、行きたい人は行けない、演者は空席を見ながら演奏。全体功利になっていますか?


私はドーム公演をするようなミュージシャンのライブに行くことはあまりないのでこういう厳格な本人確認方式に出会ったことがないのですが、同じような問題は起きていないのでしょうか。他のライブではどういう方法でこれらの問題に対応しているのでしょうか。


本人確認の厳格化はいいと思います。でも、行けなくなったらそのチケットは無効にして別の行きたい人に渡してあげてほしいです。発券前なら技術的に可能なはずなのになぜやらないのでしょうか。
発券後であっても、公式サイトを通じてチケットのやり取りをするのであれば問題はないはずです。
キャンセル期間を設定し、それ以外のキャンセルは認めない、本人以外の入場は認めない、他人への譲渡は認めない。ずいぶん殿様商売ですな。


私の今回のエントリは愚痴8割なのでだいぶ恨めしい文章になっていますが、できるはずの様々な方法がなぜできないのか、なぜ認めてくれないのかが分からないのでこんな嫌みな文章になっています。


あーあ、コンサート当日、空席だよ。私がこれだけチケット落選しているので行きたい人はたくさんいるはずなのに、空席できちゃうよ。演者は空席より満席で演奏した方が気分いいと思うけど、空席だよ。


何とかなりませんかね。私一人を例外として認めるわけにいかないのは重々承知ですが、このお願いが特別わがままなものだとは思っていないのですが。


あーあ。きりがないのでこの辺でやめます。あーあ。


OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(通常盤)

OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(通常盤)

スキマスイッチ×ライムスター対バンライブに行ってきました! 感想(その3)

サービス精神


前回までのお話↓
ese.hatenablog.com
ese.hatenablog.com
アンコール待ち。やはりアンコール待ちの拍手はだんだん速くなって崩壊してまたその半分のリズムから再生する。これは全国どこでも、誰でもこうなってしまうのでしょうか。何でなんだろ。誰か調べて。


再び舞台に登場したスキマスイッチRHYMESTERの5人。お揃いのツアーTシャツを着ています。
宇多丸「圧力に負けて出てきてしまいました」
Mummy-D「いやでも、まだマイクを持っているだけでトークだけかもしれないよ」
大橋「せっかく出てきてくれたのにトークだけ?」
D「だって、トークばっかじゃんこのライブ。転換のときのあれ何?」
大橋「あれは、セッティングチェンジの間に、ただお客さんを待たせるっていうのもアレなんで」
D「セッティングチェンジより全然長えじゃん!」
宇「途中まで聞いていたけど、途中で無駄だなって思ってやめちゃった」
大橋「無駄って!」
D「あとさ、全員で同じTシャツ着てきたらダメじゃん」
宇「ドリフの体操コントみたい」
大橋「このTシャツ、この会場限定なのに着ている人少ないじゃん。どうして買わないの?」
宇「これだけモノがいいから、お高いんでしょう?」
大橋「(スタッフに)いくら?4,500円?それは高いな!」
宇「何でそういうこと言うの?皆さん、これからのセッションタイムを見れば買いたくなりますから」
大橋「あ、ということはセッションやってくれるんですね」
宇「しまった!」
しゃべっている人や言い回し・語尾などはうろ覚えなので違っているかもしれません。大橋君の天然っぷりとちゃんとフォローする宇多丸さんの優しさがにじみ出る会話でした。


というわけでセッションタイム。演奏する曲はもちろん『ゴールデンタイムラバー』
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スキマスイッチファンも、さすがにこの曲は予習済みのはず。どうですか、生でもCDと同じでしょ(それは大橋君も同じくですが)。生であのラップを実際にやっているんですよ。
いやー、これは盛り上がった!盛り上がったぞ!


しかしこれでは終わらないセッションタイム。音源でコラボしたのはこの1曲のみですが、あとは何をやるのかなー。
大橋「今回のツアーに参加してくれたアーティストのの皆さんに『re:Action返し』というのを毎回やっておりまして、対バンしてくれたアーティストさんの曲を僕らが一緒に歌うというのをやります」
えー、他のバンドならカバーで一緒に歌えばいいですが、今回はラップですよ、HIPHOPですよ。どうすんの?
ここでバンドメンバーも登場。
宇「僕らはドリフの体操コントで、バンドメンバーは24時間テレビみたい」
確かに!上手い!
f:id:ese19731107:20170625172936p:plain(会場限定Tシャツ)
f:id:ese19731107:20170625172948p:plain(ツアーTシャツ)
演奏する曲は『The Choice Is Yours』。宇多さんが曲名を言っても全然響かない会場。うむ、それが現実。
この曲のサンプリングの元ネタはマーク・キャパニの『I Believe in Miracles』で、世間的にはジャクソン・シスターズがカバーしたバ-ジョンが有名。というわけで今回はこの曲のジャクソン・シスターズバージョンをバンドが演奏して、それをRHYMESTERと大橋君が歌うという3つのマッシュアップになります。
www.youtube.com
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宇「さらに曲の後半では大橋卓弥によるHIPHOP風のコール&レスポンスがあります」
大橋「頑張ります」
D「いや、俺らのコール&レスポンスよりよっぽど難しいことやっているじゃねーか」
確かに。


ヴァース部分はライムスの二人が原曲通りのラップをかまし、サビ部分とその後の原曲部分を大橋君が歌うという構成。歌詞は足元のモニターに貼ってあったのかな?目線がずっと下でした。
大橋君のコール&レスポンスはどんなだったかな。覚えていないということは普通に上手くいったんだろうな。


さらにもう1曲!全力少年
この曲のイントロで再びメロディのコール&レスポンス。
大橋「やっぱり新潟は歌上手いな。じゃあ、宇多丸さんからもコール&レスポンスを」
宇「やだよ!」
大橋「やだよってなんすか!」
D「自分に返ってくるんだよ」
仕方ないので宇多さんもやるのですが、低音デスボイスでのコール&レスポンス。逃げたなー。
宇「この程度のおどけ芸しかできません」
宇多さん、本当にメロディ弱いな。カラオケだと何を歌っているんだろ。


この曲ではライムスの二人はマイク持ってうろうろしているだけ。手持ち無沙汰だなー。
と思っていたら、大橋君の「もっとラップ聞きたいよね?」というフリから『スタンバイチューン』をラップ!元曲よりだいぶBPM速いですが、見事ラップをかますマイクロフォン#1&2!素晴らしい!
しかしこの曲のリリックは別に『全力少年』とリンクしているわけでもないし、Dさんパートは「半ライス」とか「三杯酢」なんていうリリックなわけで、なぜこの曲をチョイスしたのかは不明です。まあ、速すぎて一見さんには何を歌っているか分からなかったと思いますが。
http://j-lyric.net/artist/a004a57/l00df25.html
歌詞はこちらです。↑
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ラストでJINさんのDJ暴れ太鼓。手でスクラッチ、肘でスクラッチ、ついには顔(頬)でスクラッチ!面白い!(でもやはりJINさんはいつもちょっと長いんだよなー)


この日のことは宇多丸さんがラジオでも語っておりました。
miyearnzzlabo.com


というわけで大団円。スキマスイッチRHYMESTER、そしてバンドメンバーが白と黄色が交互になるように並んでカーテンコール。
楽しかった!
全然客層の被らない2組が対バンライブを行い、盛り上がる。たぶんどちらのファンももう一方のライブをよいと思ったのではないでしょうか。対バンとして理想的な盛り上がりでしたね。
いきなりHIPHOPファンにならなくてもいいので、「HIPHOPダサい・怖い・恥ずかしい」という印象さえ取れれば私は満足です。そして『フリースタイルダンジョン』に出ていない人でも素晴らしいラッパーはたくさんいますよ。その中でもRHYMESTERHIPHOP初心者でも聴きやすいトラックとラップとリリックです。まずはレンタルでもいいので聴いていただければ…。


スキマスイッチのお二人、バンドメンバー、RHYMESTERの3人、スタッフの皆様、そして素晴らしいお客さんたち、皆さんありがとうございました。皆さんのおかげでとてもいいライブになりました。


アンコールセトリ
1.ゴールデンタイムラバー
2.The Choice Is Yours
3.全力少年(途中『スタンバイチューン』あり)


re:Action(通常盤)

re:Action(通常盤)

The R~The Best of RHYMESTER 2009-2014~

The R~The Best of RHYMESTER 2009-2014~

↑ライムス初心者にはこのベスト盤が入門編として良いと思います。

スキマスイッチ×ライムスター対バンライブに行ってきました! 感想(その2)

後攻スキマスイッチ編(声の力、メロディの力)


(セトリ・ネタバレあるので注意)


前回のお話↓
ese.hatenablog.com
転換の間は横のスクリーンでこのアルバムのレコーディング風景を流し、待っている間も飽きさせない工夫。素晴らしいな、スキマスイッチ


映像が終わったら、スキマスイッチのお二人が舞台に登場!場つなぎとしてトークをしてくれます。素晴らしいぞ、スキマスイッチ
トークは特に面白くないけど、楽しい。その中で印象に残っているのは大橋君の「(RHYMESTERの)リズムの刻み方が自分と共通している」という発言。確かにスキマスイッチでもリズムが細かい曲はあり、言葉の乗せ方上手いなーと思っていたので私も納得。
その他は「サッカーは点取った人がMVPなの?全員で取った点じゃないの?賞金は山分けするの?」とかのどうでもいいトーク。大橋君って、天然?


結局映像とトークで15分くらい使い、一旦退場。とっくにセッティング終わってますよ!
ステージ上はギタリストのマイクスタンドと水などを乗せる台、大橋君のマイクスタンドと台、シンタ君のキーボード2台が追加され、本当に狭い!バンドメンバーも機材を避けて、モニターをまたいで持ち場へ。これぞライブハウス。
バンドはドラム、ベース、ギターに加えてキーボードとパーカッションの編成。普段はこれにホーン隊もいるそうです。シンタ君がいるのにもう一人キーボードいるのね。まあ、サザンもそうだな。


1曲目は『パラボラヴァ』
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大橋君、さっきまであんな天然トークをしていたのに、歌い出したらめちゃ上手い。ずるい。声とメロディの力ってすごい。
いやほんと、いい声。音程もバッチリ。これがプロの歌うたいだなー。


2曲目『石コロDays』のイントロで、ギタリストの方が右手に何か持って弦は弾かずに左手だけで音を出していたのですが、あれ何?あれを弦に近づけると音を拾うの?誰か教えてください。
3曲目の『ズラチナルーカ』では、大橋君12弦ギター。しかし、これまでの曲もそうだけど、アコギの音ってまったく聞こえないのね。弾いてなくても変わらないんじゃないかなー。と佐野元春浜田省吾のライブでも同じことを思う私。
この曲、好き。ピアノの繰り返しのフレーズがどんどんトリップしていきます。
『藍』は、これまた大橋ボイスを堪能できる1曲。しかも1コーラスはアコギのみ!(後半ピアノくらいは入ったかな?)途中からバンドも入ってきてラストは壮大なサウンドになりました。あー、バンドっていいな。


曲が終わると拍手するのはどのライブでも当たり前ですが、スキマスイッチのファンの皆さんは、どの曲も次の曲やMCが始まるまでずーっと拍手が続くんですよ。ここにも感動した。


ここでMC。えーっと、内容は忘れた。オリジナルアルバムを出してから全然新曲を出していないけど、ちゃんと曲作りはしていますよ、という流れで未発表の新曲を披露。タイトルは『Mr.カイト』
これが、いい曲!フォークのような字余り語り口調のAメロからザッツポップス!なサビメロ。素晴らしい。こういう構成好き。


ここから大橋君はハンドマイクに持ち替えて、後半へのギアチェンジ。『キレイだ』
スキマスイッチの曲ってやさしい曲が多いけど、たまにこういう「結局見た目」な曲もありますね。『君の話』もなかなかひどい歌詞だし。


『Ah Yeah!』ではサビの「Ah Yeah!」でタオルを投げるのがライブの定番なのですね。永ちゃんスタイル。
曲が終わると次はコール&レスポンスタイム。RHYMESTERの「セイホー、ホー」みたいな単純なやつではなく、「イェーイ」を大橋君のアドリブで様々なメロディで歌うレスポンス。なかなか難易度高いけど、楽しい!そして「新潟は歌が上手い」とお褒めの言葉をいただきました!リップサービスもあるかもしれませんが、言われて悪い気はしない。いや、うれしい。


お次は『トラベラーズ・ハイ』。あれ?この曲、私知らないぞ。オリジナルアルバムは全部聴いているのに!と思って調べたら、シングルのカップリングなのか。でも過去のツアーのテーマ曲なのでファンにはおなじみなのかな?
www.youtube.com
スキマスイッチはオフィシャルのYouTube映像ほとんどないのね)
曲の後半でバンドメンバーのソロ回しが続いて、さらに全楽器が弾きまくりの叩きまくりでもうグルーヴがものすごいことに!(語彙力!)ギターのソロはテレキャスだったのもあるのか、ロックではなくフュージョンな感じのサウンドに聞こえました。他の楽器のことは覚えていないなー。だって私の位置からだとシンタ君がいるせいでベースもパーカッションもほぼ見えないのです。


スキマスイッチのライブも終了。こちらもちょうど1時間くらいだったかな。
とにかく大橋君の声にやられましたよ。金取れる声だわ。プロだわ。天然だけど。
そして、お客の皆さんが素晴らしい。みんないい人だなー。ライムスファンのようなルサンチマンやシニカルさがない。


さて、アンコールですが、ここからが長くなるので一旦切ります。続きはまた次回。


セトリ
1.パラボラヴァ
2.石コロDays
3.ズラチナルーカ
4.藍
5.Mr.カイト
6.キレイだ
7.Ah Yeah!
8.トラベラーズ・ハイ


『トラベラーズ・ハイ』はこれに入っているのね。