やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

書籍

「別冊カドカワ KREVA特集」 アジカンゴッチとの対談

未来まで音楽ができる土を作るために 「別冊カドカワ」でKREVA特集。 KREVAは、発言の一つ一つがキャッチコピーのようにフレーズが尖って光っています。そしてそれは常にポジティブでアグレッシブ。なので、インタビューを読んでいるだけでこちらの気持ちが…

「スナックさいばら」「できるかな」 西原理恵子 感想

私もサイバラも年を取ってきた 西原理恵子の最新刊2冊を読みました。 簡単に感想を。 「スナックさいばら おんなけものみち」 「生きる悪知恵」がヒットしたからそれに続けと出したのか分かりませんが、同じような悩み相談のマンガではない本です。 今回は「…

「ぼくのメジャースプーン」 辻村深月 感想

カバーがプラスになっていると思えないのだが 辻村深月さんの「ぼくのメジャースプーン」を読みました。辻村深月さんの本は初めてです。 とても良かった! 良さは実際に本を読んでください。そして解説を読んでさらに噛み締めてください。 いかにふみちゃん…

「プラチナデータ」 東野圭吾 感想

映画くらい、映画に合った主題歌にしてやってよ 東野圭吾は読みやすいエンタメを量産する作家だとちょっと舐めていたのですが、「白夜行」で見直しました。そうはいってもそんなにたくさん読んでいるわけではありませんが。 映画を見に行く予定はありません…

「脳男」 首藤瓜於 感想

今回は「原作⇒映画」が正解でした 先日「脳男」の映画を見たのですが、原作未読だったため、読みました。 映画の方の感想はこちら→映画「脳男」 感想 - やりやすいことから少しずつ 首藤瓜於さんの作品を読むのも初めてです。 映画を見た直後に読んだので、…

「SOSの猿」 伊坂幸太郎 感想

映画化お願いします 久しぶりに伊坂幸太郎。 文芸書から文庫になるにあたっていくつか改編されているそうですが、私は文芸書版は読んでいないので何が違っているかは知りません。 伊坂さんの作品はセリフや例え話に独特の「味」があり、それが映像になると「…

「街場の現代思想」 内田樹 感想

というこの文章を読んでくれているのは誰なのか 頭のいい人の文章は面白い。私が普段何となく思ってはいるけれど形にできない感情や感想を言葉にしてくれるから。 内田樹さんの本を読むと、いつもこの感想しか出てこない。なので、今回はちょっと違った切り…

「イニシエーション・ラブ」 乾くるみ 感想

「上手い」と「面白い」は違う 以前「殺戮にいたる病」を読んでその叙述トリックにびっくりしまして、そうしたらこの「イニシエーション・ラブ」もすごいぜ、という話を聞き、読んでみました。 「殺戮にいたる病」の話はこちら→「殺戮にいたる病」我孫子武丸…

「クイックジャパン 106」 感想

ウッチャンより早見あかりのページ数が3倍もあるのはなぜだ 前回のエントリで舞台「芸人交換日記」を見に行った話を書きましたが、そこで「クイックジャパン」が売っていて、それがこの作品の特集だったのでその場で買いました。まだ本屋では発売前ですよ、…

「夜行観覧車」 湊かなえ 感想

もう、「嫌ミス」やめて 現在ドラマで放送中の「夜行観覧車」の原作を読みました。ドラマは見ておりません。 私は湊作品は「告白」ではまり、それ以降文庫になる本はほぼ読んでいます。湊かなえ作品の特徴は「一人称での独白の語り口」「人間の悪い部分(分…

「芸人交換日記」を読んで、ウッチャンの素晴らしさを再認識した話

「先に見たものを親と感じる効果」もありますが 先日、内村光良監督の「ボクたちの交換日記」の先行上映会に行ってきました。ウッチャン登壇!「ボクたちの交換日記」 先行上映に行ってきました! - やりやすいことから少しずつ この時は原作である「芸人交…

「人間コク宝 まんが道」吉田豪 感想

「こじらせ」が創作の源だとしても、それは嬉しいことなのか 「プロインタビュアー」吉田豪が漫画家たちへのインタビューをまとめた本作。これ以外の「人間コク宝」シリーズは読んでいませんが、このメンツもとても強烈なので、機会があれば読んでみようかな…

「SWITCH 浜田雅功特集」 感想

俺にやらせて! 「SWITCH」で浜田雅功を主役としたツッコミ特集。 もう本屋を何件回っても置いていないのですが、奇跡的にどこかのお店にあったものを取り寄せて購入しました。ありがとう、TSUTAYA! ダウンタウンでは松本さんにスポットが当たりがちだし、…

「独立国家のつくりかた」 坂口恭平 感想

応援します、遠くから 最近、メジャーではありませんが、ある場所では非常に熱い評価や評判を聞く人がいます。坂口恭平。新政府初代内閣総理大臣です。 以前から本屋でこの本は見かけていましたが、電波な人なのかなと思っていたのですが水道橋博士他熱烈に…

「たくらむ技術」 加地倫三 感想

イケメンであることは仕事にプラスになっているのだろうか 「アメトーーク」「ロンハー」のプロデューサーである加地さんが書いた本。番組の作り方や裏話、そして仕事全般に共通する仕事のやり方などが書いてあります。 私はこの二つの番組は大好きなので、…

「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 リリー・フランキー 感想

中高生に読ませよう 原作の小説を読みました。映画・テレビドラマ版は見ていません。 本は文庫になってすぐ買っていたのですが、「親子愛」というテーマがいささか気恥ずかしく、ずっと本棚に置いたままでした。 それが、私事ですが実家に戻ることになり、高…

「『やめること』からはじめなさい」千田琢哉 感想

書店に行くと、千田琢哉コーナーができていることもある著者。売れっ子なのか、コーナーを作ってもらうためにたくさん本を出しているのか。 まあ、それだけ出版社からオファーがあるだけでも売れっ子の証ですよね。 私にとっては初めての千田さんの著書。私…

「殺戮にいたる病」我孫子武丸 感想

これが小説の力 先日の「最近読んだ本 一言感想」に入れ忘れたので追加。 読んだのはだいぶ前ですが、衝撃を受けた本なので紹介させてください。 この作品はいわゆる「叙述トリック」なのですが、私は本格的な叙述トリックの作品は多分これが初めてで、それ…

「ダーリンは55歳」山崎紗也夏&「人間コク宝 まんが道」(泉晴紀部分) 感想

「広い心」と「聞き上手」はモテの必須アイテムだな 山崎紗也夏が泉晴紀と結婚して、そのエッセイ漫画をまとめて単行本化した本作。 最初の読み切りが雑誌「IKKI」に載っていてそれは読んだのですが、連載されていたとは知らなかったです。そもそも「IKKI」…

最近読んだ本 一言感想

備忘録として 私は、全てを忘れるのです。映画や小説のあらすじはもちろん、その作品を読んだかどうかすら忘れるのです。 日々その瞬間のみを生きる存在。三歩歩くと全てを忘れる鳥頭。過去は振り返らない、振り返っても何も覚えていないから。 なので、「読…

水道橋博士の「メルマ旬報」を購読しました

読んでも読んでも終わらない 私が毎日拝読している「てれびのスキマ」というブログがありまして、そのブログで「水道橋博士のメルマ旬報」というメルマガが創刊されることを知りました。 てれびのスキマさんは日々のブログも面白いし、その腕を買われて各所…

「間抜けの構造」ビートたけし 感想

たけしの時代に生まれるか、松本の時代に生まれるか 1973年生まれの私にとって、ビートたけしというのはちょっと上の世代にあたります。そしてダウンタウンが直撃の世代です。 「全員集合」→「ひょうきん族」→「みなさんのおかげです(保毛尾田保毛男や仮面…

「悪夢の観覧車」木下半太 感想

作者は劇団の主宰でもあるので、セリフ中心のテンポの良い作品であっという間に読了しました。 登場人物や設定はいささか荒唐無稽。舞台ならありだけど、実写映画は厳しいなあ。 と感じたので、私は頭の中で舞台で上演されているイメージで読み進めていまし…

「主よ、永遠の休息を」誉田哲也 感想

可哀想すぎるので映像化希望しません 誉田さんの本は「ヒトリシズカ」に次ぐ2冊目。「ストロベリーナイト」「ジウ」などのメジャーどころはまだ読んでいません。ドラマも未見です。 今回は警察小説ではなく、通信社の記者が主人公。これだと組織として動かな…

ダウンタウンの「あの頃」「舞台裏」の話

「舞台裏」が好きです。ミュージシャンのレコーディング風景や、芸人さんが笑いの裏で真剣に取り組む姿などを見るのが好きです。 YOUの声 なので、「ブラマヨとゆかいな仲間たちアツアツっ!」は大好きです。 今回のゲストはYOU。当然聞きたいのは「ごっつえ…

「絶望ノート」歌野晶午 感想

メンタリストになればいいのに 文庫の帯や裏表紙のあらすじを見て買いました。この著者はお初です。 ※ネタバレがあるので注意! いじめに悩む中学生太刀川照音(たちかわしょおん)は、「絶望ノート」と題した日記にいじめの内容を書き記す。そしていじめた…

「ラットマン」道尾秀介 感想

どうせひと捻りあるんだろという思いがもうひと捻りされた 道尾さんの本としては「向日葵の咲かない夏」に次ぐ2冊目です。 「向日葵~」はラストのどんでん返しに「なんじゃそりゃ~!」と文庫本を投げつけたくなった思い出があります。 いくらどんでん返し…

「名もなき毒」宮部みゆき 感想

パンがないならケーキを食べればいいじゃない 先日の「誰か」に続いて同じシリーズの「名もなき毒」を読みました。 相変わらず宮部さんは文章が上手い。ってプロに対して言う言葉じゃないけど。 青酸カリによる連続殺人事件と、主人公である杉村三郎の職場に…

「疲れすぎて眠れぬ夜のために」内田樹 感想

頭のいい人の文章は面白い。自分がなんとなく思っていること・感じていることを言語化してくれるから。それこそが「腑に落ちる」という感覚です。「膝を叩く」でもいいけど。 内田さんの本としては「街場のメディア論」「下流志向」ときて、これを読みました…

「誰か Somebody」宮部みゆき 感想

タイトルの意味は? 久しぶりに宮部みゆきさんの本を読みました。 以前宮部さんの作品を読んだときに感じた「言葉で飯食っている人はやっぱすげえなあ」という思いを、改めて感じました。 私もこんな文章を書いていますが、語彙も表現力もあまりに乏しい。例…

「贖罪」湊かなえ 感想

「イヤミス」というらしいですよ デビュー作「告白」と同じく一人称の語りで綴られていく物語。湊さん、このパターン好きね。 相変わらず、悪意満載。湊さんの作品はいつも女性は怖くて男性はアホ(というか扱いが酷い)。 物語の中の狭い人間関係の中で全て…

「往復書簡」湊かなえ 感想

湊かなえの作品は漢字2文字が多く、どれを読んだか忘れがち(湊かなえあるある) 「告白」「少女」に続く湊かなえさんの本です。 「境遇」はドラマは見ましたが原作は未読。「贖罪」は原作も映像もまだです。 なぜこの本を買ったかというと、もちろん文庫だ…

「一億総ツッコミ時代」槙田雄司 感想

分かっちゃいるけどやめられない マキタスポーツが本名の槙田雄司名義で出した本作。 「お笑い」がお茶の間・世間に入り込みすぎたせいで皆がツッコミになってしまった現代の社会に対して著者が違和感を感じたことがこの本を書くきっかけになったそうです。 …

「ヒトリシズカ」誉田哲也 感想

ホンダって読むんだ 「ストロベリーナイト」「ジウ」「武士道シックスティーン」などのヒット作を持つ誉田哲也氏ですが、私、どれも読んだことないし映画もドラマも見たことがありません。初めて手に取りました。そしたら、面白い! 6章に渡る連作の形式をと…

桑田佳祐言の葉大全集「やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」感想

全然足りない! ベストアルバムを出し、現在ツアー中の桑田さんですが、桑田さんの「歌詞(この本だと「歌詩」になっていますが)」に焦点を当てた本が出ました。 330ページほどの本ですが、桑田さんの文章は80ページほど…。あとはタイトルの通り、歌詞です…

「サブカル・スーパースター欝伝」吉田豪 感想

読むと欝になりそう しばらく前に買って読んでいたのですが、感想を書かずにいました。あんまり何回も読み込んだりするとそっち側(欝の方)へ引きずり込まれそうで怖かったので…。 なので本文引用などもありません。記憶のみで書きます。 「サブカルは40歳…

「さよならビートルズ」中山康樹 感想

ビートルズの割合は少なめです ビートルズはそれほど大ファンというわけではありません。 それでもこの本を買ったのは、副題にある「洋楽ポップスの50年は何だったのか」、そして帯にある「消えつつある洋楽文化の黄金時代とその後」というフレーズに惹かれ…

樋口毅宏「さらば雑司ヶ谷」 感想

ヒップホップ世代のハードボイルド? 私は普段ハードボイルドものやバイオレンスものは読まないのですが、「本編に関係ないのにオザケンとタモリを熱く語る」「ロッキングオンの山崎洋一郎をリスペクトしている」などの情報から、読んでみました。相変わらず…

伊坂幸太郎「あるキング」 感想

映画でしかできないけど映画化しなそう 久々に伊坂さん。「あるキング」が文庫になっていたので買いました。 裏表紙には この作品は、いままでの伊坂幸太郎作品とは違います。意外性や、ハッとする展開はありません。 と書いてあります。逆にそそるじゃない…

樋口有介「ピース」 感想

思わせぶりのアイウォンチュー 樋口さんの作品は初めて読みます。 以前書店で「この表紙のイラストを覚えておいてください」的なPOPがあったので気になっていて買ってみました。 そうしたら、なるほど、そういうことなのね、と深く納得。 しかし、それ以外に…

「武器としての決断思考」瀧本哲史 感想

一人でやる分にはいいけど ビジネス本は少しは読みますが、スキル・ノウハウ本には興味がありません。それよりも「物の考え方」「心の持ち方」などについての本を欲します。 そして買うのはほとんど新書です。ハードカバーはでかくて固くて重くて高いでしょ…

「範馬刃牙」完結…

さようならチャンピオン 「範馬刃牙」がようやく完結しました…。あんなオチでいいのでしょうか…。 感情的にならずにはおれませんが、なるたけ簡潔に、なるたけ冷静に感想を書こう。 戦犯は誰かといえば、担当編集者です。このオチを認めたんだから。納得でき…

「生きる悪知恵」西原理恵子 感想

サイバラ節一本通し サイバラ先生の新刊です。 私は西原理恵子の本は「出てたら→買う」の自動設定になっているので、書店で見つけて即買いました。 新書はもともと「さっと読める」のが強みですが、この本はもっとささっと読めちゃいます。サイバラ先生の昔…

「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」小暮太一 まとめと感想

就活生に読ませたい タイトルに惹かれて買いました。帯には「40年間ラットレース!」のコピー。 私個人としては正社員で日々の生活に困っているわけでもないし、いわゆる「独身貴族」ですが、それでも会社員として働く身としては気になりますよね。 内容は、…

かわぐちかいじが「漫画ゴラク」で新連載やってるよの話

定食屋の鉄板メニュー かわぐちかいじと言えば「アクター」「沈黙の艦隊」「ジパング」「太陽の黙示録」「僕はビートルズ」など、代表作だけでも何作も出している大御所漫画家です。 そんな氏が、漫画ゴラクで「理尽の不思議な野球」という新連載を6月から始…

「職業としてのAV女優」中村淳彦 感想

風俗に行って説教をするオヤジの戯言 AV女優。はい、日々お世話になっております。彼女たちがいなければ私の日々の生活は立ち行きません。 これはAV女優を「ビジネス」「職業」として考えた本です。著者は「名前のない女たち」シリーズなどで知られる(知ら…

「有名人になるということ」勝間和代 感想

何かいけ好かない 正直、私は勝間和代に興味はありません。本も読んだことありません。カツマーVS香山リカでは香山側の人間です。テレビで喋っているのも見たことないし、最近はロングブレスダイエットをテレビでチャレンジしているそうですがそれも見たこと…

「サブカルで食う」大槻ケンヂ 感想

甘い世界なんてない 本気でサブカルで食って行く気はありませんが、サブカルに興味があるならこの本も気になるはず。 宇多丸さんとの対談もあったので購入してみました。 裏表紙には「サブカルで食っていくための3J」として「15万円」「情熱」「自習」とあ…

「少女」湊かなえ 感想

映画化するんでしょ 私にとって、「告白」に続く湊かなえさん2作目です。 良かったです。 女子高生二人の物語で、さらに一人称で書かれているので、おっさんである私は読み始めは取っ付けなかった。 それが、後半から徐々に速度を増していき、クライマックス…

「新しい資本主義」原丈人 感想

頭のいい人の文章は面白い 「新しい資本主義」原丈人 頭のいい人の文章は面白い。 私がぼんやりと思っていてもうまく言葉にできないことを言葉に落とし込んでくれる文章。それは知識があることと、きちんと言葉にできること。この両方が必要です。 鴻上尚史…