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やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

大人計画「ウェルカム・ニッポン」 感想

舞台・演劇

「ほとばしる才能」とはこのことか


8月末に「ふくすけ」を見に行きます。うーむ、楽しみ。この夏〜秋の予定 - やりやすいことから少しずつ
公式サイトはこちら。
ふくすけ | 大人計画 OFFICIAL WEBSITE
ほら、面白そうでしょう?
そこで、今年の4月に大人計画の舞台を見たので、それのレポートをパソコンから引っ張ってきました。これでさらに気分を盛り上げて、舞台に行くぞう。
下記の文章は、2012年4月に書いたものです。


初の大人計画の舞台です。
場所は本多劇場。何かで来たことあるはずなのに、覚えていない。さすが俺。


今回は大人計画の全体公演ということで、阿部サダヲ宮藤官九郎平岩紙皆川猿時荒川良々宮崎吐夢も、そしてもちろん松尾スズキも出演。
星野源は別の舞台に出演中ということで欠席でしたが、開演前の「諸注意のうた」と休憩後の「早く戻れのうた」のアナウンスと歌で声だけ登場していました。


彼らが舞台で動いてしゃべるだけでも十分満足。そしてネタの数々も面白かったです。途中15分の休憩を挟み、3時間の長丁場もあっという間。大満足でした。


舞台は2011年5月。
アメリカで歌手活動をしていたエイドリアン・コーエンは、9.11のテロの後ボランティアで知り合った牛頭(ごず)を頼りにアメリカから単身来日。たどり着いた「わだち区」で牛頭の知り合いに出会うがなかなか本人には会えず…。


ストーリーなんてあって無いようなもの。
全体として言えるのは、「全員ダメ人間」ということ。


一番まともだと思われた主人公のエイドリアンはビッチでその現実から逃げて日本に来ただけだったし、高校教師の早乙女(阿部サダヲ)は近所のスーパーのオーナーの妻と不倫をしながら教え子とも関係を持っているし、その教え子の白石恵(平岩紙)はアイドルを目指して高校を2回ダブり、権力を持つ男と簡単に寝てしまう。
バーのママ(池津祥子)はタクシー運転手の蒲生(クドカン)と不倫をし、その旦那(松尾スズキ)は昔歌手デビューをしたが喉を痛めて(奥さんにやられた。詳しいエピソード忘れた)今はしがないバーのオーナー。
その弟の文治(宮崎吐夢)は英語を駆使した漫談が持ちネタだが、その英語はでたらめ英語。さらにガンで余命2ヶ月。
早乙女の同級生弁慶(荒川良々)はホストクラブの店長だが、街のチンピラ運慶(皆川猿時)に怯えている。
その運慶の舎弟であるビンチャック(顔田顔彦)はエイドリアンと結婚のため嘘をついて祖国まで連れ出す。
そしてエイドリアンが捜していた牛頭は、サプライズのために自分で掘った穴に自分で落ちて死亡していました。


つまり、全員ダメ人間なのです。
(と、改めて書き出してみたら松尾スズキが一番まともな気がしてきた)


途中、演劇の稽古としてチューをするシーンがあったのですが、これがマジのチューで、私も含め会場はちょっと引いていました。さらに紙ちゃんがこの演劇部の女性のジャージを下ろし、パンツ一丁にさせるシーンも。紙ちゃんがこんなことするから引いちゃんだろうな。
バーのママとクドカンが不倫で乳繰り合うシーンはまだ見れたけど、阿部サダヲと紙ちゃんのシーンはちょっと困った。正確に言うと、興奮した。
紙ちゃんがこんながっつりチューするなんてびっくり。さすが劇団員。


矢継ぎ早に繰り出される小ネタは、面白いのですが、それよりも松尾スズキのほとばしる才能やバイタリティに圧倒された感じでした。ひとつのことを喋っていても次から次へあらゆる枝葉に話が広がる感じ。
うーむ、文章力不足でうまく伝えられない。


でも面白かった。
既にテレビで活躍されている面々が多いですが、テレビではできないことを力いっぱいやっている様子に笑いながら同時に感動を覚えながら見ていました。


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開演前の舞台。今回は芸能人を見つけられませんでした。


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  いかにも「下北沢!」という感じの佇まい。周辺の感じも。