やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

中国の反日デモについて思うこと

それで君は何かプラスになっているの?


このブログはなるたけ楽しいエンタメ情報のみにしようと思っていて、あまり政治的なことは書くつもりはなかったのですが、日々感じたり体験したことを綴るのもブログなので、ちょっと解禁。


テレビを見ていると、街中をシュプレヒコールを挙げてデモをしている集団が映ります。これはいいです。デモは権利ですから。
しかし、そこで車を燃やしたりお店を破壊したりするのが分からん。それをして、何か自分たちのプラスになっているのでしょうか。まあ、略奪が目的ならプラスになっているのか。


私はいつも、幸せは相対的なものではありますが、「他人を下げても自分は上がらない」「社会トータルでプラスになろう」と思っているので、人の悪口を言ったり今の自分の状況を愚痴ったりするのが好きではありません(言うとしてもエンタテイメントになるような面白話として言うようにしています)。
書店で立ち読みしたあとの本を乱雑に投げていく人、駐車場などにゴミを捨てていく人、お店に理不尽なクレームをつける人、などなど。


話を戻しましょう。
そもそも、デモに参加している中国人たちは、本当に本気で尖閣諸島が中国の領土だと思っているのでしょうか。情報が統制されている中国ではそういう風に思ってしまうのでしょうか。
まあ、もしそうだとしても、「日本憎し→破壊」で世論が自分たちのプラスに働くと思っているのでしょうか。破壊や略奪など、暴力でプラスになることなどあるのでしょうか。もしこれで中国世論が「そうだそうだ」と現在の状況を肯定的に捉えているのだとしたら、その民度にはもう愛想をつかすというかサジを投げるというか、呆れちゃいますね。
その暴力の中にいる人たちは、多分もう政治的なメッセージよりは日々の鬱憤のはけ口としての暴力行為でしかないような気がするのですが。周りの人達も「赤信号みんなで渡れば怖くない」という状況なのでしょう。冷静に考えれば自分たちのやっていることが「いいこと」ではないことはさすがに分かっていると思いますが、「愛国無罪」「日本が悪いから」という言い訳を胸に用意して、暴力行為をしているのではないでしょうか。


中国人にしても韓国人にしても、どういう理屈で「あそこは自国の領土」と思っているのでしょうか。その裏付けが知りたい。
例えば韓国併合が韓国にとってプラスの出来事だったのかどうかとか、その際に無理やりだったのかどうかは見方や立場によって違うので議論が出てもおかしくありません。しかしこれらの領土については完全に「白か黒か」「○か×か」で客観的に結論が出る問題で、そして結論も出ているのに、と思うのです。


それにしても、社会トータルでプラスになりません。
商店を破壊すれば日々の買い物に困るでしょうし、工場を襲撃すればそこで働く人たち(当然中国人)の給料は支払われません。商店で働く人たちも同様。
そのお店を使わない、その商品を購入しない、という不買運動なら分かるのですが、破壊活動は自分たちの生活に直接マイナスの影響があると思わないのでしょうか。


尖閣諸島にしても竹島にしても、日本の領土であることは議論の余地なく当然のことなのに、なぜ政府が弱腰なのかが分かりません。10:0でこちらが正しいので、どれだけ強い態度で対応しても問題ないのに、なぜしないのでしょうか。
世界はそこまで日本の領土にも歴史にも知識も興味もありません。そこで猛々しい盗人が大きな声をあげ続ければ、歴史は少しづつ書き換えられていくかもしれません。「歴史は勝者が作る」ですからね。
領海侵入は全て拿捕、上陸したら全員逮捕、他国が建てた看板・建造物は全て撤去。感情的になる必要はありません。全て理知的に対処すればいいのです。
そして自衛隊を駐留させ、すぐに資源確保に動きましょう。
「戦争」とか「右寄り」とかの話ではないのです。当然のことを当然としてやりましょう、ということです。


ああ、こんなことを書いてしまった。明日からはまた楽しくくだらないことを書こう。