やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

民間経験者による公務員試験対策②一般教養試験

②一般教養試験


前回、職務経歴書と志望動機について書きましたが、正直あれでもう完結しているような気がしてきました。
でも乗りかかった船だ、最後まで書こう。


というわけで今回は一般教養試験についてです。
しかし、これは書きようがない…。なぜなら私は何も準備も勉強もせず、手ぶらで受験したからです。
試験内容は、センター試験のようなものです。
国語(文脈判断、漢字・敬語の正しい使い方)、数学、理科(生物、地理)、社会(日本史・世界史、憲法・法律)、英語と、知能テストみたいな問題です。
センター試験のようなマークシート方式ですが、レベルはもう少し低いので、センター試験を突破した人ならそんなに勉強しなくても出来ると思います。


国語
文章を読ませて、その文意に合致しているものを選ぶ。こんなの読めば分かるので大丈夫だと思います。漢字・敬語なども、日頃本や新聞を読んでいればできるでしょう。社会人ですし。
なので、ここは特に準備する必要はないと思います。


数学
公式など、忘れていることが多いと思うので、ここは勉強したほうが良いと思います。公式を知らないとお手上げの問題もありますしね。
でも、久しぶりにこういう問題をやると、普段使っていない頭の部分が動いている感じがしてちょっと楽しかったです。
私は文系ですが、センター試験は受験したので数学は一通り勉強しました。なので、こういう時に解けたり公式を覚えていたりすると、「お、俺もまだまだやるな」と自分にニヤニヤしながら問題に挑んでいました。
あとは、正解はマークシートなので選択肢のどれかなのです。なので、公式などがよく思い出せないときはそれぞれの選択肢の数字を入れてやってみる。それでうまくハマれば正解だし、そうならないなら不正解。こういう力技でも解けないことはありません。ただ、残り時間が心配なので、こういう場合は後回しにして、全て解いたあとにやってみましょう。


理科
これも忘れてますね。頑張って勉強しましょう。
あとは「常識」で解く。地理の問題で気候や特産品などは、いろいろ思い返してみて自分の知識と常識で正解を見つける。消去法でも構いません。それで5つの選択肢が2つになればあとはその2つのポイントはどこか、と考えて正解に近づきましょう。


社会
歴史も忘れていますね。これも自分の引き出しの中にある知識と常識で答えましょう。憲法や法律は、より知識と常識でいけるはず。
社会に限らずですが、学生の時と違うのは、あの頃はひたすら勉強のために知識を詰め込んでいましたが、今は日々の暮らしの中でいろいろな情報に触れる機会が多いので、それで知識としてストックされることが多いです。
なので、そんなに専門的な勉強をしなくても「分かる」「知っている」「常識でアリナシの判断ができる」などができるようになっています。


英語
何となく覚えていれば、所詮は言葉なので、国語と同じです。
さらに英語なら普段から勉強している人も多いはず。ここが日頃の勉強の成果を発揮するところですよ!私は全く英語を勉強していないので、「国語」として問題に挑みました。文意さえ分かればいいんですよ。


知能テストみたいなやつ
「この立体を切り広げるとどの形になるか(もしくはその逆)」とか「この立体はいくつのブロックでできているか」とか、こういう問題です。これやっていると頭が熱くなるんですよね。知恵熱が出ている感じ。
できる人はサクサクと解いてもらって、私のようなできない人は問題用紙に実際書いてみたり頭の中で立体を組み立ててみたりしましょう。
とにかくあがくこと。これは知識や公式ではないので、頑張ればできる問題です。後回しにしてもいいので、時間目いっぱい使って格闘しましょう。


一般のテスト同じく、できなそうな問題はどんどんパス。できる問題から解いていきましょう。
そして一通り終わったら、再度チャレンジ。


さて、そもそもこの物量を一から勉強するというのは大変すぎると思うのです。
中学・高校の数年間でじっくり学んできたものを、数ヶ月で全てマスターするのは難しいのでは?勉強するなら「理科・社会・数学」ですかね。自分の得意不得意もあるでしょうから、あとはお任せしますが。
公務員試験の種類にもよりますが、予備校にまで通う必要はないのではないかと個人的には思います。イギリスの産業革命に詳しくなってもギリシャの気候に詳しくなってもあまり意味がないので。
そうはいってもここを突破しないことには始まりませんので、不安な人は参考書・テキストなどで勉強を頑張るべし!


というわけで今回はおしまい。あまりお役に立てるような情報や勉強法がなく、すみません。
次回は面接について書きたいと思います。

今回のまとめ
■時間がない民間企業経験者は、自分の苦手部門に絞って勉強すべし
■その答え自体を知らなくても「常識」や「普段の知識」で絞れるぞ
■時間いっぱいあがくこと。これにあなたの一生がかかっているのですよ