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やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

空っぽの有吉が心配

テレビ

有吉さん、2012年も大活躍でした。
GQ JAPAN」でMEN OF THE YEARに選ばれ、Twitterのフォロワー数はついに日本第1位。自身の冠番組やMCを任される機会も増え、安定期に入ったとも言える有吉ですが、どうも最近物足りないのです。


2012年もテレビ出まくった有吉ですが、私は「マツコ有吉の怒り新党」「アメトーーク」「ロンハー」くらいしか有吉を押さえていないので、「ヒルナンデス」での有吉がどうなのか、AKBをどのように回しているのかは知りません。
「アメトーーク」「ロンハー」では毒舌で若手芸人をぶった切るというのが役回りですが、有吉が強くなりすぎた今、毒舌を吐きにくくなっているように思えます。以前の松本人志のように。
そこで「怒り新党」なのですが、これは視聴者からのメールを読みながら「自分はこう思う」ということを言う番組なので、自然と自身の考え方や趣味嗜好が溢れ出すのですが、有吉は頑なに本音を明かしません。マツコは思わず本音をこぼしてしまい後悔する場面を何度も見ますが、有吉はうまく話題を変えたり対象をずらしたりして回避しています。


なぜこれほどまでに本音を明かすことを拒むのか。それは「自身発のものが何もない」というコンプレックスを見抜かれたくないからではないか、と私は考えるのです。
以前糸井重里さんと対談をしていた時に

ネタをやってないというコンプレックスがすごくあるんです。
M-1のチャンピオンとかにも、すごいコンプレックスがあるんですよ。

ほぼ日刊イトイ新聞 - 有吉が、 窓から風を 入れましょう。
と言っていました。
他のインタビューでも「ネタをやっていない負い目」「テレビででかい顔をするためのバッヂがない(漫才の受賞歴など)」ということを言っています。


もともと有吉の毒舌というのは「対象ありき」です。芸人でもコメントでも、何かあって、それに対するキレのある毒舌、という図式なので、ゼロから有吉が何かを発信するわけではありません。
なので、毒舌が使いにくくなった今、「その人自身が面白い」ことが求められますが、有吉自身は何もないので、それを見抜かれたくないために必死に本音を隠しているのではないでしょうか。


2013年は多分もっとMCの立ち位置にいくのでしょうが、それは自分がいじる立場になることで自分をいじられないようにするためでもあります。これは有吉の芸能界戦略としてはとても正しいと思いますが、私は物足りない。もっとさらけ出して欲しいのです。突っ込まれて欲しいのです。
フット後藤がツッコミなのにいじられることを受け入れてからさらに一皮むけたように、有吉をいじることをNGにして欲しくないのです。突っ込まれることがアリになれば、さらに手持ちの武器は増えると思うんだけどなあ。


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