やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

最近読んだ本一言感想

読んだけどこのブログに書くほどのネタがない本をまとめて感想書きます。
ネタがないなら書かなければいいのですが、そうすると私は読んだことさえ忘れてしまうので、自身の備忘録として書きます。
読んだ記憶を記録として残す。そうしないと3歩歩くと全て忘れる鳥頭だから。




買ったのはドラマ化が決まるずっと前ですが、表紙のラノベ感が苦手でずっと放置していました。そしてドラマ化が決まったので読んでみたのですが、どうもついて行けない。
何だか軽い、薄い、ラノベっぽい。私はラノベを読んだことないのでラノベがどういうものか知りませんが。
マンガやアニメのような現実感のない世界とキャラクター。
何が悪いのか分かりませんが、全然入っていけず、第1話だけで挫折してしまいました。
もちろんドラマも見ていません。


なぜ宇宙人は地球に来ない? (PHP新書)

なぜ宇宙人は地球に来ない? (PHP新書)



オカルトや超常現象について論破していくのですが、松尾貴史は理屈っぽいので面白くない。スプーン曲げがウソだなんて誰でも知っていますが、そこを「こうだからウソ」と真面目に論破しても何もならない。江戸っ子のくせに粋じゃないねえ。
大槻ケンヂだったらそれぞれのトンデモ説に乗っかった上で面白く書いてくれそうなのに。


お客さま!そういう理屈は通りません (ベスト新書)

お客さま!そういう理屈は通りません (ベスト新書)


クレーマーに対するノウハウを公開、という触れ込みですが、全然役に立ちません。「フレーズ力」というのが売りらしいのですが、人が何か言われてどう感じるかは「何を言ったか」というフレーズではなく、「どういう言い方をしたか」という態度・表情・イントネーションの方が圧倒的に大きいのだから。
「こんなときにこうしたら上手くいった」という事例もありますが、こんなのはたまたま上手くいっただけで、同じシチュエーションなんてないので自分たちに置き換えにくいです。



「今の幸せはすぐ壊れる」「その時のために」「金が大事」「プライドは無駄」と、説得力ありすぎのフレーズが並びます。
でも、再ブレイク直後に読んだら面白いのかもしれませんが、今読んでも既に有吉さんはこの場所にいませんからね。



千葉市で当時史上最年少で市長に当選した熊谷俊人さんが書いた本。自分はこんな改革・市政をやってきたという内容なのですが、本人が書いているのだから客観性がありません。私は千葉市民ではないので実際のところどうなのか分かりませんが、違う人から見たら違う見え方もするんでしょう。
でも、人口が減ることを前提とした将来へのビジョン(ハコモノ作ったらずっと維持管理費いるんだぜ、とか)や、公務員は自分で勝手に動けないのだから、政治家でなく公務員に文句を言ってもあまり意味ない(言われる公務員が可哀想)、市民が市政にもっと関心を持てばそのメリットは自分に還ってきますよ(ゴミ削減が進めば焼却炉も少なくて済む=建設費・維持費も少なくて済む=そのお金を別のことに使える)など、市民目線で書かれている点は良かったです。
千葉市民がこの本についてどう感じているかを知りたいです。