やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

ライムスター(Rhymester)ライブツアー「キングオブステージ」Vol.10 パシフィコ横浜へ行ってきました! 感想(その1)

感慨深い


行ってきましたよ、「KING OF STAGE VOL. 10 〜 ダーティーサイエンス Release Tour 2013 〜atパシフィコ横浜」に!
ネタバレありますので、今後ライブへ行く予定の方はそれまで見ないでおきましょう。












今回はホールツアーということで、席が決まっています。なので焦って並んだりロッカー確保したり場所取りしなくていいのです。開演までにグッズも買い放題です。これはいい。
そう思って開場16時過ぎに会場に着いたら、人人人。列はスムーズに流れて中に入れましたが、グッズ売り場が大混雑。並んでいると「今からお並びになるお客様は開演時間に間に合わない可能性がございます」なんてアナウンスが。そんな怖いこと言わないで!本当はもっと余裕を持って会場中を散策してみたかったのですが、その余裕はないようです。
Tシャツとタオルを購入し、トイレで用を足しつつ着替えて席に着くともう開演10分前。ちょっと余裕がありません。私より後ろに並んでいる人達は間に合ったかしら。この辺の運営、もう少し何とかならないのかな。

ロビーには今回の目玉の一つ「観光地にある顔を出すアレ」がありました。


今回、私は15列目というスッバラシイ席をゲットしました!ちょっと下手側(ステージ見て左側、Dさん側)だったので目の前はスピーカーですが、それでもこの席は奇跡の良番といっていいでしょう。
ロビーではまだ当日券を販売していたので心配でしたが、振り返ると3階席も人がたくさん。95%くらいはチケット捌けているのではないでしょうか。一安心。東京公演止めた甲斐があったな。
それにしても、こんなオシャレで椅子席で3階席まである会場でライムスターがライブをやるなんて。何だか感慨深いです。
ステージは幕で覆われ、舞台は見えません。日本語HIPHOPのSEを聴きながらその時を待ちます。

私の席から見た後ろの方。このデカいキャパが埋まるなんて!


17:10、客電が落とされ、客席からは歓声があがります!
「ダーティーサイエンス」のイントロ「ダーティー」が流れ、Dさんの「調子はどうだい日本列島」に続いては「調子はどうだいマイホームタウン」!そう、ここ横浜はDさんの地元です。もちろんJINさんも。
そのまま宇多さんのヴァースも含め、このイントロは全て幕がかかったまま。そして次の「ゆめのしま」で幕が開き、ライムスター降臨!
今回のステージは鉄骨の舞台セットでした。鉄骨の真ん中にJINさんのDJブースがあり、その後ろにスクリーンがあります。今回はDJブースも台だけで、JINさんの足元まで見える作りになっていました。
そしてステージの両脇にはモニターもあります。私の席からはモニターがよく見えるのですが、近いのでモニターを見るとステージが見えず。どっちかしか見れないなら実物でしょう。なのでライブ中はモニターはほとんど見れませんでした。ライブの模様だけでなく、作られた映像も流されたのでしょうか。まあいいや、それはDVDになってから見よう。


「ゆめのしま」のアウトロで最初のコール&レスポンス。ホール席だからか広いからかまだ会場が温まっていないからか、客の声が小さいような。みんな、客の出来でライブの出来も変わるんだぞ。どうせなら踊るアホウになりましょうよ。
コール&レスポンスの「騒げー!」に続いて「スクリーム」!いい流れだ。
そして最初のMC。もちろん自己紹介から。ここで一人ずつ「Don't Think,Feel」の1ヴァースだけ披露。これ、いいですね。この曲は自己紹介ソングですがアルバムには入らなかったのでライブでやってもらえないと思っていたので。でもDさんの「タイトにルーズにフリーキーにスピーディーに」のヴァースがなくて残念。この曲、この部分が一番好きなのに。
JINさんはこの曲では歌っていないので雄叫びだけ。


続いて「Deejay Deejay」。もうこの曲?アルバムでは後半だったので、後半の「怒涛部分」でやってくれると思っていたのですが、不意をつかれました。
この曲ファンキーで大好きなのですが、ここじゃないような。まだ私の体が午前零時でスタンスチェンジできていません。
MCを挟んで「サバイバー」。この曲は当然Dさんパートでのライムスの曲名織り込みを一緒に歌うのが醍醐味なのですが、全部歌えない。Dさん早すぎます。スクリーンにもどんどん曲名が流されているのに追いつかない。
今回のアルバムはどの曲もBPMが早めで言葉が詰まっているので、ライブで私たちが歌うべき部分も早くてついて行けない箇所がいくつもありました。アルバム聴きこんで臨んだはずなのに、いざというときに言葉が出てこない。そう思うとお二人はすごいなあ。
さらにその次には「Come On!!!!!!!」。この前半でこの曲?これもちょっと早いような。


MCで「アコースティックな曲を」「ハートウォーミングな曲を」というフリに続いて「ダーティーサイエンス」!ベタだけどいいフリですね!笑いながらも盛り上がる。
この曲のアウトロでイリシットツボイが登場し(DJブースと一緒に)、JINさんとDJ合戦を繰り広げるのですが、さすがツボイ氏、DJプレイもマッドです。DJブースの上に立ち、アナログプレイヤーを手で持って操作。しかもレコードではなくトーンアームを動かしてプレイ。さらに曲の終わりにはそのレコードをプレイヤーからはがし、折り曲げ、頭に被ります。野性爆弾のくーちゃんを思い出してしまいました。
このカオスな流れに続いて「ドサンピンブルース」。もちろんキエるマキュウも登場。マキザマジックは頭に紙袋を被って登場し、曲間にはツボイさんのアナログレコードを何枚も割り、ラストには拳銃を取り出して撃つ(本当に撃ったのかな?マキさん寝転がっていたのでよく見えませんでした)という傍若無人ぶり。
そのせいか、Dさん歌詞飛ばしてましたよー。珍しい。


ここで一旦休憩。メンバー掃けます。
その間、モニターにはNHKの「プロフェッショナルの流儀」のパクリRMS「DJの流儀」が流されます。JINさんが真面目な顔でアホなことを言っているのが面白かったです。
「このドラムのイントロが長く続けばラップを乗せることができるのに」→ターンテーブルを2枚使うことにより、音をループさせることに成功→「これでラップを乗せることができるぞ」。いつの時代の話?


「ライムスターインザハウス」「付和Ride On」でまた会場を盛り上げ(この曲が前半の方がいいと思うのですが)、再びあの「ミステリーコーナー」。
曲が多くなってきたのでメドレー形式で過去の曲を演奏するというこのコーナー。どの曲を演奏するかを決めるのは最新鋭ロボット「しゅうけいくん」です。
今回は「しゅうけいくんダーティー」に進化して登場したのですが、額に「汚」の文字、頭にうんちを乗せているという、くだらなすぎるダーティーっぷり。くだらなくて笑える、ではなく単にくだらない。頭に乗っているうんちも「Dr.スランプアラレちゃん」のようなカワイイうんちですが、ハエも飛んでいるという、小学3年生までしか考えつかないようなくだらなさをR40がやる。うーむ、1周してもただくだらない。
前回はルーレット(に見えるハードディスク)にダーツ(に見える通信機器)を投げる役にスガシカオが登場しましたが、今回はお客の中から選ばれます。私も精一杯手を挙げましたが、やはり選ばれるのは若い女子。ああそうですか。
前回のルーレット(に見えるハードディスク)は過去のアルバムタイトルが書いてありましたが、今回は「アゲ曲・バカ曲・エロ曲・Feat曲」の4種類。
女の子が当てたのは「Feat曲」。私もこれがいいと思っていたのですが(こういう場面でしか聴くことができないから)、いざやってみると2曲しかやらないし1曲は知らない曲でした。そう思うと他の3つの方が良かったような…。


ちょっと長くなってしまったので一旦切ります。
この続きは明日以降。


今回「Feat.曲」で演奏された1曲はこちらです。

DJ SEIJI(SPC) / スキルとクリエイティビティ (Remix) - YouTube