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岡村靖幸ライブツアー2013「むこうみずでいじらしくて」 at 新潟 へ行ってきました! 感想(その1)

「アレ」は超名曲だった!


行ってきましたよ、岡村ちゃんへ。この日のために「岡村断ち(他人のブログや2ちゃんなど、ネタバレ情報を防ぐ日々の暮らしのこと)」をして、当日を迎えました。


前回ライムスターのライブは19時開演で間に合わなかったのですが、今回は開演18:30。これはどうやっても間に合いません。
さてどうするか。
ちょうどこの日新潟県庁で会議があり、出張が入ったので、私はこれに便乗するという作戦を決行しました。同僚と二人で出張だったので、会議終了後県庁のトイレでスーツからカジュアルに着替え、新潟駅付近で降ろしてもらいました。仕事上は「午後代休」にして。
さすがに靴まで持ってくると荷物が多くなるので、カジュアルな格好なのに革靴、という変なコーディネートでしたが。


新潟駅から会場のりゅーとぴあまで、散りかけの桜を愛でながら30分くらいかけてだらだら歩き、会場へ。だいぶ早く着いてしまいましたが会場にはもうファンたちがいます。ベイベって言うんだよね。おっさんだから恥ずかしくて言えない。
開場はまだですが、グッズの販売をしていました。今回は何も買わないつもりでしたが、眺めているうちに欲しくなり、タオル(赤)だけ購入。バスローブも欲しかったけど、実際着る機会ないしな。
スタンプも押しましたが、きれいに押せないですね。私が下手だから?


開場前にチケットを渡す人とも無事合流できました。この人は岡村靖幸はちょっと知っているけどそんな大ファンでもない、ライブは当然初体験、という人でした。独特の熱気や雰囲気に引いたらごめんね、と思いながら中へ。
今回のライブは残念ながらソールドアウトにはなりませんでした。9割以上は埋まっていたようでしたが。悔しい。
ステージはいつものように紫の幕。


さて、定刻より10分ほど押してライブスタート。多分定刻には席が埋まっていなかったからちょっと待っていたのだと思います。
音楽が流れますが、何の曲か分かりません。幕が開き、岡村ちゃんが降臨しても、何の曲か分かりません。
そしたら「ぶー!ぶーしゃからかぶー!」と岡村ちゃん。なるほど!「ぶーしゃかループ」が1曲目なのか!CDにもなっていないしさらにアレンジも加えてありますが、お客さんは全部付いていきます。コール&レスポンスもばっちりです。さすが。
欲を言うなら、私たちが「ぶーしゃかループ」と気づくまで幕を開けるのを焦らした方が良かったのでは。曲が聞こえる。何だろう。声が聞こえる。あれ、これってもしかして!→オープン!…ぜひ静岡でやってください。


続いて「カルアミルク」。この曲のこの位置、定番ですね。
そして「5!!モンキー」に続いてまた知らない曲が。と思ったら「どぉなっちゃてんだよ」でした。毎回アレンジ変わるな、この曲は。でも今回のバージョン、とってもいい!いいです。格好いい。
「愛の才能」「家庭教師」ときて「生徒会長」!ライブで聴くのは初めてです。初期の曲ですが、さすが長年のファンたち、全て対応できています。
「ビスケットLove」では「あなたとならセックスフレンド、最高に楽しそう」も、ちゃんと言うよ。おっさんだけど言うよ。
「イケナイコトカイ」は、ファルセットが辛そうでした。今回のライブでは声は充分出ていたので、ファルセットの不調がちょっと残念。


曲の終わりでマニピュレイターの白石さんから「新曲いきまーす」の声が!来た!アレが来た!ついに来たよ!
新曲は、イントロからAメロは最近の岡村ちゃんらしくヘビーファンクな1フレーズ押し通しパターンですが、Bメロでポップになり、サビではキラキラ大爆発!これはいい!いい曲だ!
「禁じられた生きがい」以降の岡村ちゃんは、クラブサウンドに傾倒したキックやベースの強い、重いサウンドが多かったですが、この曲はポップ。ポップスです!メロディーメイカーであり職業作曲家でもある岡村靖幸の実力を見ました。
ファンクでありながらJ-POPとしてもきちんと成立している名曲です。
歌詞はほとんど聞き取れませんでしたが、「我々」「人生」などが耳に入ってきました。「僕と彼女」「青春」だった岡村ちゃんが…。曲の良さももちろんですが、この新曲を全て味わいたくて挙手も手拍子も全くせず、じっとしながら聞き入っていました。サビでは「涙、涙」のフレーズが。私、ちょっと泣いたかも。


ここで岡村ちゃん一旦退場。バンドのインストで間をつなぎます。途中、男性のダンサーも登場しましたが、彼って何者?ショウと紹介されていましたが。
そういえば、今回はギャラクシーのお二人はいないのですね。Zeppのダイバシティーでは登場していたようですが、地方までは回れないのか。残念。


岡村ちゃん再登場後、「アチチチ」「ベジタブル」「聖書」ときて再び休憩。ステージの奥で英気を養います。
そしてお待ちかね(既にこの時間を待っている自分がいた)の白石さんタイムです。
毎回本当に面白い。「間」を自由自在に操れるのがすごい。この余裕、私も欲しいです。


そして「あの娘~」「だいすき」の鉄板コンボ。もう「またこの流れかよ」とは思わなくなりました。これはここにあるべき曲なんだ。
どちらも、元々ポップスの魔法がかかった名曲ですが、「エチケット」バージョンのアレンジでさらにブラッシュアップされ、ライブ映えしますね。


ここで第1部終了。幕が引かれます。
当然この続きがあることは分かっていますが、拍手拍手。私たちは客じゃなくてメンバー、入場料じゃなくて参加料ですから。


ちょっと長くなってきたのでここで一旦切ります。
ライブはもう後半ですが、それ以外にも書きたいことがいろいろあるので。