やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

メーデーに参加してきました

今回の話は内容もオチもありません。


本日、メーデーに参加してきました。
前職は東証一部上場企業だったにもかかわらず労働組合というものがなかったので、初めての参加です。
組合活動に興味があったわけではないですが、新人なので半ば強制参加。でも、別に嫌ではない。初めてなのでどんなもんかと興味を持って参加してきました。


会場は市民会館。そこに市や教員や地元の企業などの組合員が集まります。トータルで300名ほどいたらしいです。私の課の先輩は誰も会いませんでしたが。
事務局長・県会議員・市議会議員などのご挨拶。そうか、労組って民主党支持なのね。
その後「特別決議」や「メーデー宣言」などを力強く読み上げていきます。
安倍政権のやっていることに全て賛成ではありませんが、でもこの決議や宣言のために民主党に任せても別の面で大きな弊害も出るでしょう。物事には両面があるので、投票はしっかり考えてしなきゃな。そして、大勝したからといって全ての政策で白紙委任状を得たと勘違いしないように。


その後、いよいよデモ行進です。これがやりたかった。張り切ってアジる意思も度胸もありませんが、体験したかったのです。
「団結」の赤いハチマキを締め、いざ出発。警察に守られながらダラダラと歩きます。
街中をぐるっと歩きながら、シュプレヒコールです。守るぞー!撤廃するぞー!進めるぞー!死守するぞー!
参加者は一応手を挙げ、ぼそっと声を上げます。そりゃそうだ、みんな普通の人だもの。これが日本赤軍だったらみんな総括だな。


再び市民会館に戻ってきて、大抽選会の開始。
各組合や組織からお菓子や商品券などの大盤振る舞いです。でも、この経費も私たちの給料天引きでしょ。
当たりは100本近くあり、3人に1人は当たる確率でしたが、私は何も当たりませんでした。


12時くらいで全て終了。例年はバーベキューや食事会があるらしいですが、今年はないのでそのまま帰りました。


これをすることにより、すぐに何かが変わるわけじゃないでしょう。でも、夕方のニュースでもメーデーのことは取り上げられていたし、一斉に動くということは新聞などにも載るので、社会に対してのアクションとしてはそれなりの意味があるのでしょう。
日々、組合の方がどのようなことをしているのかは分かりません。その活動により私たち労働者の利益が守られたり改善されているのかも分かりません。もしこういう組織がなければ、「蟹工船」ではありませんが、資本家・政治家のいいようにされていたのかもしれません。
そう思えば、意味・意義はあるのかな、と思えなくもないです。
でも、給料天引きの額は多すぎだと思うのです。これが県・国の組織へ送られるんでしょ。上納金ですよね。
もし入らなければ、この天引きはないわけです。そして、この天引き以上の給料ダウンも多分ないでしょう。となると、コスパで考えるとトータルでは組合に入る方が損なのかもしれない。
でも、入っちゃった。だって日本人だもの。


今回の話は内容もオチもなくてすみません。