やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

奥さん、あなたの旦那が世界を救う!

雨が降ると桶屋が儲かるペイフォワード


トイレに行くと、男性小便器は常に飛び散りがあります。毎日嫌だなあと思いながら「それ」を踏まないように気をつけて用を足しています。
なぜ飛び散るのだろう。私は用を足しながら考えました。
小便器にスタンバイした状態で下を見ると、どう考えてもはみ出すなんてことはない。はみ出している人は、50センチ後ろから放銃しているのかな?
何年小便してるんだ。自分の「身の丈」を知れ!


たまに「もう一歩前へ」という貼り紙もありますが、あれもよく分からない。あれを見て、「おおそうだ、もう一歩前へ出なければ」と思ってもう一歩前へ踏み出す人はいるのでしょうか。あの貼り紙が必要な人はそんなものに素直に従うような物分かりのいい人ではないはずだ。「はみ出さない」という普通のトイレもできないポンコツなのだから。


飛び散らせている人は、そんな状態の便器を見て何とも思わないのでしょうか。汚いな、と思わないのでしょうか。ちょっとは嫌だなと思い、後ろからロングスローをするからさらにひどい状態になるのでしょうか。


個室の便器はさらにひどい。
洋式便器でフタを上げて小便をするのは相当な技術が必要です。特にスタートとゴールが難しい。座ってやればいいのにそんな無茶な挑戦をするから、結果はもちろん失敗ですよ。


他人の小便をまじまじと見つめるわけにはいかないのでここからは私の偏見ですが、犯人はオジサンですよ。小学生は便器に合体する勢いで接近しているし、学生も自意識過剰で防御のために便器に近づいてします。その点、オジサンは清潔感も羞恥心もないからテキトーな距離からテキトーに垂れ流すから外すんです。
彼らは「どうでもいい」んですよ。はみ出ようがは滴を踏もうが、どうでもいいんですよ。だって自分が掃除するわけじゃないから。自分が掃除するときに汚れていたら嫌だと思うことがないから。
オジサンは、自分で掃除をしないからこの状態を嫌だと思わないんですよ。他人事だから。


そこで奥さん、あなたの出番です。
上手く操縦・調教・命令して、旦那さんにトイレ掃除をやらせましょう。そうすれば、汚れているトイレは嫌だからきれいに使うようになります。そうなれば外でも汚れているトイレが気になるようになります。そして汚れている状態が嫌だと思うようになれば、汚さなくなります。
自分の家のトイレもきれいになるし、それがめぐりめぐって公共のトイレもきれいになります。


さらに妄想を拡大しよう。
汚れていることが気になるようになれば、トイレ以外もきれいに使うようになるでしょう。今まで靴下を脱ぎっぱなしだった旦那が、洗濯機に入れてくれるようになるでしょう。
汚したり散らかしたりするとその後の掃除や片付けが大変だから、ゴミや散らかしの問題も解決です。
そうなればもう生活が変わってきます。
職場でも整理整頓を心がけるようになり、その結果仕事の能率・効率も上がり、会社の業績もUPします。日本経済の回復の鍵はアベノミクスよりもトイレ掃除だったのです。
段取りよく仕事ができるようになるので無駄な残業も減り、ボーナスは増えます。家族と過ごす時間が増え、家族仲も良くなり、夜の営みの回数も増えます。これで少子化問題も解決です。


何と、旦那がトイレ掃除をするようになるだけで日本の大きな問題はあらかた解決するのです。
奥さん、あなたの出番です!


今回のエントリは、ふざけて書いていますが、気持ちは本気(マジ)です。
日本経済の回復に役立つかどうかは分かりませんが、公共のトイレの飛び散り防止には効果を発揮すると思うのですが。


でも、その一歩目の「旦那にトイレ掃除させる」が難しいですよね…。