やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

KREVAのバッキバキHIPHOP曲

先日、KREVAのメロウ曲(メロディアスな曲)のエントリを書きましたが、私はゴリゴリのバッキバキのHIPHOP曲が好きなので、今回はそれを紹介します。シングル曲はなるたけ外して、アルバム順に紹介します。
前回のエントリ→KREVAのメロウ曲 - やりやすいことから少しずつ


■「Dr.K」
KREVAソロ1stアルバムの1曲目。YouTubeは見つけられませんでした。
「こすれ俺、ビート俺、ラップ俺、全部俺」「高学歴高収入高身長 3高 参考程度」「ラップゲーム トラックメイク DJ 全部エントリ 楽勝」
HIPHOPは「俺がNo.1」というゲームでもありますが、ここまで言い切って、そしてそれが全部本当だから困っちゃう。反論できません。その通り。


■「ファンキーグラマラス」
フィーチャリングゲストにライムスターMummy-D。日本でトップクラスのラッパー2人が組んだらいいに決まってる!そしてマボロシでの「ファンキーグラマラスPart2」も素晴らしい。
リリックも素晴らしい韻がてんこ盛りなので抜き出せません。映像でもリリック聞き取れると思いますので、ぜひこちらを。

KREVA ファンキ グラマラス feat.Mummy-D 赤坂ライブ - YouTube
ライブだと盛り上がりも分かるし、2人のスキルも分かるでしょ。

マボロシ MABOROSHI - ファンキーグラマラス Part2 feat KREVA - YouTube


■「ストロングスタイル」

Kreva「ストロングスタイル」 - YouTube
アルバムの1曲目。CDのジャケット、攻撃的ででっかいトラックなど、アメリカのラップシーンを彷彿とさせるような曲です。リリックもイケイケでカッコイイ!


■「アグレッシ部 Remix」

アグレッシ部(Remix) - YouTube
これ、バッキバキではなくどちらかといえばメロウサイドですが、シングルでないRemixバージョンを紹介します。KOHEI JAPANの「打倒ネガティ部」の部分が好きだし、SINGO☆西成の変なフロウも好き。そしてKREVAはRemixでも新たなリリックを追加。偉いなあ。「挑め」のシングルでも同じく別リリックでRemix作るし。


■「ACE」

Ace - YouTube
このアルバムは前半メロウ曲で途中からバッキバキになります。それが心臓。右心房と左心房。
この曲は今さらの自己紹介ソングですが、カッコイイ!
「学歴なんて関係ない世界で生きること選んで」「今更かないやまだだなだが必ず分からすガタガタ言うヤツ黙らす」「とりあえずだせぇ曲は聴きたくねぇよな?心配すんなって ん~なことぁするはずねぇ 俺を誰だと思ってんだ?」


■「中盤戦」

Kreva- 中盤戦 feat.Mummy-D¦ Middle Game - YouTube
またMummy-Dとのコラボです。途中から倍の速度でラップかますのですが、これを余裕で出来て「全然まだまだ中盤戦 だって見したのはほんの数% 先に言っとく「すんません」 私達こんなもんじゃないですよ」と言えるのはそういない。やっぱりDさんですね!


■「基準」

基準 - YouTube
これはもうトラックがバッキバキですね。俺のスキルを見ろ、周りと比べてみろ、紛いもんが増えてきたけど、これが「基準」だと。このレベルでお前は戦えるのか?


■「Feel It In The Air」
本人歌唱を見つけられない。

■「俺はDo It Like This」
Remixの映像しか見つけられなかった。


その他コラボ曲
■「裏切り御免」

【PV】裏切り御免-The THREE- - YouTube
映画「隠し砦の三悪人」の主題歌。亀田誠治布袋寅泰KREVAのユニットThe THREEの曲です。この後全くこのユニットの話も布袋さんとの話も聞かないので、あまりうまくいかなかったのかな。


■「STRONG」

MIYAVI vs KREVA STRONG - YouTube
MIYAVIとのコラボ曲。男と男の真剣勝負!ギターとドラムだけ、ベースもいないのにこのグルーヴを生み出すMIYAVIと、「ラップが乗せられないくらい早いトラックを」という注文を自分でしておいてラップするKREVA。どっちも超カッコイイ!


こんなところでいかがでしょうか。
最近のKREVAは韻を固く踏むことにはあまりこだわらず、トラックもゆっくりめでリズムのギリギリ後ろに乗っかるラップをするので、分かりやすいラップではないですよね。私のような一般人がカラオケで歌ったらひどい目にあいそう。
トラックの緻密さはFUMIYAの方が上ですが、スカスカの中に入れるリズムの取り方やキック・スネアなどの音色(おんしょく)は日本一だと思っています。
HIPHOPに対する世間の風は依然として冷たいですが、いつの日か「国民的ラップ」が生まれる日を願っています。そしてそれをできるのはライムスターではなく、KREVAでしょう。いや、結局ケツメイシだったりして。


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