やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

岡村靖幸NEWシングル「ビバナミダ」発売決定!!!!!!!!!!!!!!

時は来た、それだけだ


ついに、ついに来ましたよこの日が!岡村ちゃんNEWシングル発売決定です!
フェスやツアーでライブは行っていましたが、新曲をリリースしてこそ「現役ミュージシャン」でしょう!いやー、嬉しい!嬉しい!


タイトル曲は作曲は岡村ちゃんですが、歌詞はNONA REEVES西寺郷太さんとの共作です。岡村ちゃんはメロディもアレンジもデンスも素晴らしいですが、歌詞もその魅力のひとつ。でも、その作詞が寡作に追い込んでいたのもまた事実。なので、この選択はとても良いと思います。この新曲までの間にも楽曲提供やプロデュースはやっていた岡村ちゃん。歌詞さえなければ曲は作れるんです。そして曲のストックはものすごくたくさんあるという噂もありますし。ライムスターがトラックを外注するようになってから良曲量産しているように、苦手分野は他に委ねていいと思います!
※岡村ちゃんが作詞に行き詰った原因(私の勝手な想像)→あの歴史的大傑作「家庭教師」の後、岡村ちゃんは「あれを超えるものを作らねば」と悩んでいた。青春とは、女子とは、恋とは。しかしその当時、世間は「コギャル、ポケベル、テレクラ、ブルセラ、エンコー、ヘアヌード、熟女ヌードブーム」。今まで岡村ちゃんが追い求めていた女性はいなくなったように思えた。ここでさらに行き詰まり、アレに手を出してしまった。以上、私の勝手な想像です。


これはもちろんニュースですので、Yahoo!にも掲載されます。しかしそうするとヤフコメには「芸能界は薬中に甘い」「永久追放すべきだ」というコメントがテンプレのように並びます(しかし、思ったよりは少なかった。ヤフコメの中心選手である中学生には岡村靖幸は知られていないからかな)。
今回は、これについて私の考えを書きます。私は岡村ちゃんファンなので岡村寄りになるのは仕方ないですが、なるたけ公平に書きたい。


罪と罰。犯した罪(覚せい剤所持・使用など)と、与えられる罰(懲役刑など)。
当然犯した罪の大きさにより与えられる罰も大きくなります。そして、その罰(刑期など)を全うしたら、原則そこでその罪は償われた、というのが刑法における考え方です。もちろん被害者の心情は「償われた」なんて思えないでしょうし、芸能人だったらイメージダウンは出所したところで事件前と同じには戻りません。
それはもちろんミュージシャンだって同じです。岡村ちゃんの度重なる逮捕で多くのファンは離れたことでしょう。それは当然です。ミュージシャンは「人気商売」でもあるから。
※ここでの「人気商売」という言葉は、ミュージシャンという職業が人気の商売ということではなく、「人気」という要素も必要な商売、という意味です。
「普通の会社だったらクビだよ」なんていう意見もあります。はい、もちろん岡村ちゃんは事務所もレコード会社もクビになりました。一緒ですね。
その後、元会社員が同業他社に転職するのはどうでしょうか。トヨタから日産に転職するのは?東芝から日立は?ローソンからファミマは?それと同じです。岡村ちゃんも他社に転職しました。
しかし、もちろんイメージは地の底です。かつての栄光はあっても、ライブで動けない・声が出ないなどでは期待していたファンも幻滅するでしょう。新しい曲が駄作だったら新規のファンは生まれませんし、古参のファンは離れます。確かに一時、その危機はありました(高野拳磁・葉加瀬太郎時代。もしくはジャージ時代)。
逮捕によるイメージダウン、パフォーマンスの低下。いくら芸能界が甘やかそうとしても、商売にならないんじゃ面倒を見る意味はありません。それを、岡村ちゃんは自らの歌やダンスやパフォーマンスで闘ってきました。そして、いい曲でありいいパフォーマンスをし続けてきたからこそファンも事務所もレコード会社も見捨てなかったのです。
私のような盲目ファンは大抵のことは許してしまいますが、事務所やレコード会社はそうはいかない。もし再び何かがあったらその損害は計り知れません。そんなリスクも背負ったうえで今回の新曲発表にこぎつけたのは、「もう大丈夫」という信頼があったからでしょう。


新曲は前回のライブで聴きました。一聴しただけなので歌詞などは分かりませんが、とってもいい曲です!そしてライブの熱量は増えていく一方に思えます。もう48歳ですよ。やる気と情熱だけじゃどうにもならない物理的な問題(肉体的な衰え)があるのに、さらにフレッシュになっていく岡村ちゃん。その裏にはどれだけの自己鍛錬があるのでしょうか。
つまり、今の時代にきちんと評価される活動を行っているんだから、評価されていいじゃない、ということです。ごく真っ当に、素晴らしいミュージシャンだから評価される。それだけ。私の目からは上げ底評価になってしまう部分もありますが、世間から見たらマイナスからの評価のはず。それなのに今また新しいファンを獲得しているという事実が、私にはとても嬉しいのです。
そして、現役ミュージシャンを現役たらしめるのは「新曲」であるはずなので、そういう意味でも、私は本当に嬉しいのです!


さあ、新章開幕です。
次のツアー「アイボリー」は位置づけが分からなかったのですが、これではっきりしました。次のツアーはNEWアルバムへ向けての新曲たくさん披露ツアーだ!と私は予想・想像・妄想しています。そして過去への決別ツアーということで「禁じられた生きがい」「はっきりもっと勇敢になって」解禁ツアーだと予測・希望・期待しています。1曲目は「あばれ太鼓」、そして「青年14歳」だな!
もしかして、日本を明るくさせるのはアベノミクスではなく、「ビバナミダ」かもしれない!


今なら「僕がアンサーだぜ」の説得力ありまくりですよ!↓

岡村靖幸 はっきりもっと勇敢になって - YouTube


今回の小見出し「時は来た、それだけだ」は、ここから引用しています。↓

橋本「時は来た(蝶野が笑いこらえる) - YouTube