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やりやすいことから少しずつ

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岡村靖幸NEWシングル発売のニュースを読んで思うこと

岡村靖幸 雑感

岡村靖幸、NEWシングル発売決定!発売日:11月上旬、タイトル:未定。
岡村靖幸 公式HP
さすがにタイトルは決まっているはずですが、まだ未公表。発売日はどうなのかな?CDのリリースは原則水曜日なので、11月上旬といえば5日か12日。最終のミックスやトラックダウンなどの進行具合によっては遅れる可能性もあるので流動的なのかな?
今回は2曲とも岡村靖幸作詞・作曲。もちろん「全てのプロデュース、アレンジ、作詞、作曲、演奏は岡村靖幸によるものです」でしょう!(今は白石さんの助力も大きいと思いますが)
これは嬉しい。純度100%の岡村靖幸


そして、今回のシングルの目玉はもうひとつあります。
「セルフィー=自撮り」です。
ジャケ写も自撮り、中には自撮りのトレーディングカードも封入。ナタリーでもそこをメインに報道されています。岡村靖幸、ニューシングルに自撮り写真使用 - 音楽ナタリー
いや、いいんだけどさ、特筆すべきは「コンスタントにリリースができる健全な状態」とか「2曲とも完全岡村曲」とか、そっちでしょ。
まあ、新曲出るのはめでたいんだからいいんだけどさ。


で、ひねくれ者の私はここから少しケチをつけるのである。
①またシングル?
復活以降、既に2枚のシングルが出ています。合計4曲。さらに他人に提供したカバーも入れると6曲あります。ここでさらに2曲追加。
アルバムが10曲入りだとして、6曲既発曲?カップリングはカットするとしても4曲は入りますよね。アルバムの半分が聴いたことある曲かあ。ちょっと残念。


シングルやタイアップ曲を多く入れるのは、「売る」ためには仕方ないことだし大事なことだと思います。今の岡村靖幸は我々古参のファン相手に縮小再生産をするべきではない。新たなファンもどんどん取り込んで最前線でフレッシュな活動をしてもらいたい。
なので、このやり方は間違っているとは思いません。でも、個人的には残念なのです。


ミスチル「SENSE」はノーシングル・ノープロモーションで、いきなり発売されました。これが、よかった。曲が進むごとに「次はどんな曲なんだろう」というワクワクとともに聴き進める楽しさ。
次の「[(an imitation) blood orange」は、打って変わって既発曲ばかり。シングル以外にもアルバムリード曲として発売前にたくさん流れた曲もあり、いざCDを聴くと「みんな聴いたことある曲ばかり」と残念に思いました。
※この辺は、ミスチル側があえて対照的にしたのだと思っています。シングルやプロモーションの有効性などを測るための実験だったのでは?


なので、アルバムの半分が既発曲というのは、残念だなあ!
まあ、アルバムが17曲収録とかだったら既発曲の割合は減りますが、岡村ちゃんのアルバムでそんなボリュームは望んでいません。磨き上げられた珠玉の10曲でいいのです。
そもそも、アルバム収録曲が多いのは「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」という側面があるはずです。あとは「何かお得そう(だから買おうかな)」という購買意欲をそそる目的もあるでしょう。
でも、そういうアルバムって、あまりいいものが少ない印象があります。あくまで印象論。
だって、17曲を10曲に絞れば当然「よくない曲」が省かれていくわけで、「いい曲」だけが残るわけじゃないですか。そしてちょっと少な目の方が物足りないから「もう一度聴きたい」と思うわけです。これを私は「ヤクルト効果」と名付けています。
同じように、洋楽の日本版ではボーナストラックが付いていることが多いですが、やっぱり「アルバムから漏れた曲」というレベルの曲が多いですよね。
なので、省いて省いてアルバムにして欲しいなあ。アルバムに入れるのは「ビバナミダ」と次のシングルの1曲くらいでもいいですよ。
というか、次のシングル出さずにアルバムにしてよ!っていう結論です。


②自撮りって?
今回のシングルの特典として、「セルフィー=自撮り」のトレーディングカードが封入されています。もちろん何種類かあるでしょうから、ひとりで何枚も買う人もいるでしょう。
(今回のエントリ、岡村靖幸NEWシングル『セルフィー』発売」というタイトルにしようと思ったけど、紛らわしいのでやめた。)
特典それ自体は否定しません。CDが売れないこの時代、どうやって「盤」を買ってもらうか、みんなが知恵を絞っています。その最大の成功例がAKB48なわけですが。(目立たないけどEXILEのライブチケットにCDを付けるやり方もあざといぞ。これで無理やり「HIROの勇退を飾るミリオンセラー」だもんな。)
岡村ちゃんファンに向けて、自撮りのトレカ(というか、もはや扱いとしてはブロマイドですよね)を入れることは、マーケティングとしては大正解だと思います。


でも、私はそんなもの、全く求めていません。自分が男でコレクション欲もないからかもしれませんが、自撮りトレカが入っているから買おう、とは全く思いません。ましてや複数買いなんて。
私が好きなのは顔じゃなくて才能だから。


確かに岡村ちゃんはカッコいいし可愛いです。それは認める。認めざるを得ない。
でもね、大事なことはそんなんじゃない。天才ミュージシャンである岡村靖幸の本分は、もちろん音楽なのです。それが素晴らしいからこそ、私のようなおっさんにも「だいすき!」って言われるわけです。
それが、こういう「アイドル」的な部分が増えてくるのはちょっと違うんじゃないかなあ、と思うのです。
確かに、「売れる」とか「ファンになる」というのは、曲自体の良さだけではなく「カッコいい」「可愛い」などの「本人の魅力」も重要です。アイドルというのはそっちの比重の方が多い商売ですからね。ライムスター宇多丸さん曰く「アイドルとは魅力が実力を凌駕している状態のことを言う」そうです。
なので、岡村ちゃんもそういう比重を増やし過ぎるとミュージシャンの魅力とアイドル・偶像・アイコンの魅力の比重が変わってきちゃうぞ、と思うのです。
繰り返しますが、この売り方(自撮りトレカ)は、商売としては間違っていません。でも、プッシュするべきところはそこじゃないでしょ、という結論です。付け加えるなら、プッシュしてもいいけど、やり過ぎると外部から新参者が入って来にくくなりますよ、ということ。


岡村ちゃんの事務所がそんなお金持ちだとは思えません。何も知らないけど。なので、こまめなツアーや細かくシングル切るのもしょうがないとは思うのですが、でももっと大きなスパンで考えれば、制作に集中させてアルバム出した方が5年後10年後に振り返ったときに、岡村靖幸の活動としてはよいのではないかなあ、と勝手に思うのです。
そうはいっても今こうしないと5年後がないかもしれないので、どちらが正解とは言えないのですが。


オチはありません。今回のニュースを読んで最近思っていたモヤモヤを愚痴とともに吐き出しただけ。



岡村靖幸 w 小出祐介「愛はおしゃれじゃない」 - YouTube

岡村靖幸「ビバナミダ:2 minutes version」 - YouTube

Alive!Hiroshima1987(1987/08/06) 岡村靖幸、尾崎豊 - YouTube