人の魅力
岡村ちゃんが終わったのでモノノフたちに場所を譲って退散。ももクロは気になりますが、あの大軍勢に飛び込む勇気はないし最後まで残っていると帰りが大変だと思い、サブステージから画面を見ます。
煽りVTRで、翔やんはももクロのことを的確に紹介します。
「いつまでも変わらないんですよ、彼女たち。れにちゃんなんてきったないジャージ着て、歩きながらミミガー食ってるんですから」「今の日本に必要なのは、彼女たちの明るさですよね」「ライオンのように育てられましたからね。ものすごい崖から突き落とされてんのに、ヘラヘラ上がってくる」
それがこのイラストに表現されています。
氣志團万博初日、ももクロ&川上マネ。 pic.twitter.com/FOikbOOb3H
— 師岡とおる (@more_rock) 2014, 9月 14
このイラストにマネージャーが一緒に描かれているのはそういうことなのね。
ライブの詳細については他のファンたちの方が詳しくレポしているのでそちらを読んでください。
煽りのVTRだけで何だかこみ上げるものがあります。私はももクロは全く詳しくないのでこれまでの歴史や物語は知らないのですが、これまでにいろいろなチャンスや無謀な賭けがたくさんあったはずで、そのたび毎回勝ってきたから今の彼女たちがあるんだな。それは技術とか一生懸命さとかはもちろんですが、やっぱりあの明るさが一番大きい気がする。というようなことを思いました。
アイドルは「魅力が実力を凌駕する存在」とはRHYMESTER宇多丸さんの言葉ですが、ももクロはそういう「できてなさ」という魅力を持ち合わせているように見えて、結果を出しやがる。「魅力を実力が凌駕することが魅力」なのかな、なんてことを考えていました。
この日、朝は滋賀でイナズマロックフェスに出ていた彼女たち。どうやって移動したのかな。もうプライベートジェット与えてやってもいいんじゃない?
このライブは「ももクロ万博」という体(てい)で行われたので、夏菜子は「ももクロ万博に氣志團さんは毎年出てくれて」などキラーフレーズ連発。名残惜しいですが、この辺で現地から離れることにしました。
最後に会場を見渡すと、サイリウムの海。ものすごい光景でした。
ツアーバスに乗ってもまだ満員になっていなかったのでしばし待機。ああ、こんなんだったら最後まで見ればよかった!
後から聞くと、夏菜子が三転倒立で歌ったり、氣志團メンバーがももクロの衣装で歌ったりしたそうで。ああ、見たかった。
私は小さい頃からアイドルにはまったことはありません。はまることが恥ずかしいという思いもありました。でも、はまっている人たちはとても幸せそうです。
そう、アイドルは「宗教」なんじゃないでしょうか。文字通りの「偶像崇拝」。グッズなどを買うのはお布施。歌が上手いから聴くんじゃない。その子のありがたい言霊とお言葉をいただくために聴く。
バスの中でそんなことを考えていました。
終演です。翔やん、ありがとうございました。
正直、氣志團はミュージシャンとしてはそんなにすごいとは思っていません。作曲も歌唱力も、本当にすごい人たちには及びません。でも、こういう場を作り上げる能力は天下一品です。それは、発想力、行動力、そして翔やん自身の魅力です。
私は翔やんのTwitterはフォローしていませんでしたが、この機会にTLを遡ってみると、フェス開幕直前まで「俺の街に来ないか?」と来場を呼び掛けたり、開演前から終演後まで細かく「楽しい」「最高」「盛り上がってる」と会場や出演者を盛り上げるツイートを連発し、さらに一般の人からのリプライにもいちいちシャレた返答で返しています。
どんだけマメでいい人なんだ。
さらにこんなものまで。
千葉さん、仙台貨物のみんな、本当にありがとうございました! RT @IGAGURI_Chiba 今日は氣志團万博だよ〜!3年連続で出させでもらいます。今回も楽屋ぬお手紙があっだー♡好ぢ勝手やらせでもらいます!!( ✧д✧)/ pic.twitter.com/EYzvNaLtei
— 綾小路 翔 (@ShowAyanocozey) 2014, 9月 17
私が見つけたのはこれだけですが、これがあるということは、他の出演者にも全てお手紙書いているということですよね?コヤブソニックややついフェスでも同様のことはやってるそうですが、こういうのは出演者の皆さんは嬉しいだろうなあ。
それではいくつか翔やんの愛と男気溢れるツイートを。
そして筋肉少女帯。思い起こせば25〜6年前、深夜ラジオで出逢った大槻ケンヂさん。あの衝撃から筋肉少女帯を知り、自分の人生が大きく変わりました。そんな憧れの方々を己の故郷にお招き出来る日が来るとは…。まさに、お釈迦様でも知らぬ仏のお富さん。ただただ感無量です。泣きながら観ます。
— 綾小路 翔 (@ShowAyanocozey) 2014, 9月 13
氣志團万博、初日が無事終了致しました。ご出演下さったニューロティカ、私立恵比寿中学、筋肉少女帯、味噌汁’s、きゃりーぱみゅぱみゅちゃん、岡村靖幸さん、ももいろクローバーZ、直太朗、そして何よりお越し下さった皆様、もういきなり最高でした。本当に本当に本当にありがとうございました!
— 綾小路 翔 (@ShowAyanocozey) 2014, 9月 13
おいおい、朝から穏やかじゃねーな。もし良かったら、騙されたと思って一度氣志團を観においでよ。それからでも充分間に合うぜ。 RT @majinkeroro @ShowAyanocozey 死ぬにはどうしたらいいですか
— 綾小路 翔 (@ShowAyanocozey) 2014, 9月 14
氣志團万博二日目、ぼちぼち始まるざますよ!まだ迷っている皆、歴史の生き証人になるのは君だぜ!都内から一時間弱。今からでも全然間に合っちゃうよ。俺の街に来ないか?
http://t.co/n1zGCD8QgN
#kishidanbanpaku
— 綾小路 翔 (@ShowAyanocozey) 2014, 9月 14
さぁ、いよいよ氣志團万博2014千秋楽!最後まで奇跡しか起こしません!当日券も出ます!今年も日本の夏を終わらせるのは俺らと君たち。四の五の言う言わずにロックンロール!『俺の街、来ないか?』
#kishidanbanpaku
— 綾小路 翔 (@ShowAyanocozey) 2014, 9月 15
ゴールデンボンバー、最狂過ぎ!からのスカパラ!学ランも、仙台貨物のつなぎを着ている子も、10-FEETのシャツを着ている子も、金爆のコスしている子も、みんな踊ってる!みんな音楽が好きなんだ。この光景が観たくて、俺は生きてる。氣志團万博、最高かよ!
#kishidanbanpaku
— 綾小路 翔 (@ShowAyanocozey) 2014, 9月 15
声、まったく出なくなりました。これはある意味、房総の夏の風物詩。氣志團万博が閉幕すると同時に、今年の夏が終わります。ご出演下さった皆様、携わって下さった皆様、そして会場にお越し下さった皆様、夢のような三日間、本当に本当にありがとう。また逢おうね。
#kishidanbanpaku
— 綾小路 翔 (@ShowAyanocozey) 2014, 9月 15
最後にもう一回だけ。
『氣志團万博、マジ最高かよ!』
何よりも俺得の三日間、本当にありがとう!
#kishidanbanpaku
— 綾小路 翔 (@ShowAyanocozey) 2014, 9月 15
ああ、楽しかった。感動した。
もちろん来年以降も続けてほしいのですが、そのためにはオーガナイザーである氣志團がきちんと存在していることが大前提。そのためにはある程度のスパンでそこそこのヒット曲は出しておかなければならない。これ、一番大変ですが大事なので氣志團の皆さん、頑張ってください。
そして翔やん、しばらくは夢の中で余韻に浸っていてください。お疲れ様でした。ありがとう!
戻ってきてリストバンドを見たら、「ももクロ万博」はあながち間違っていないんじゃないか、と思えてきた。
このピンクの感じ。
最後に来年のラインナップを勝手に想像しよう。
4回目ともなると常連組も出てくるでしょうから、それは除いて初出場組で考えよう。
■アイドル枠
でんぱ組.inc、Negicco。
AKB枠ではNMBかHKTあたり。
■レジェンド枠
矢沢永吉、石川さゆり、小林幸子、井上陽水、アルフィー、甲斐バンド、佐野元春。
この辺は翔やんの個人的なファン度合いによるのでよく分からない。
■歌上手い枠
久保田利伸、平井堅、槇原敬之、鈴木雅之。
テレビでのつながりもあるので、どうか。
■バンド枠
Dragon Ash、RADWIMPS、セカオワ、エレカシ、ウルフルズ、ゲスの極み乙女、ワンオク、9mm。
なるたけ若くてイキのいいやつがいいな。
■女性ボーカル枠
いきものがかり、miwa、Superfly、福原美穂、木村カエラ。
■HIPHOP枠
RHYMESTER、KREVA、KICK THE CAN CREW。
■芸能枠
EXILE