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映画「シン・シティ 復讐の女神」 感想

ジェシカ・アルバのおっぱいを!


シン・シティ」の続編「復讐の女神」を見てきました。前作は数年前にレンタルで見たのですが、全て忘れていたので劇場に行く前にもう一度見てから今作を見ました。
公式HP↓

映画『シン・シティ 復讐の女神』公式サイト


劇場でも前作のあらすじをダイジェストで説明してくれるので、前作忘れている人でも思い出しながら今作を見ることができます。
今作も、前作と同じようにオムニバスのストーリーが絡み合いながら進んでいきます。でも、それぞれ独立したストーリーなのでラストでひとつにまとまり、なんてことはありません。そうなっているとカタルシスも増していいと思うんだけどなあ。


今作のお話
①マーヴが不良学生にお仕置きをする話
②悪女エヴァとドワイトの話
③ギャンブラー・ジョニーの話
④ナンシーの復讐の話

この作品はアメコミのスタイリッシュな映像表現が醍醐味です。だからこそお話はチープで陳腐でもカッコよく見えるのですが、今作はその映像表現があまり強調されず、単なる白黒映画に感じてしまいました。
白黒を基調としながらもある色(ドレスの色だったり血の色だったり)だけはカラーにするから映える。血や暴力描写を白のアニメ処理にすることでグロくなくスタイリッシュに見せることができる。メガネを白く塗りつぶすことにより無表情のイカれた人間を表現することができる。などの特長があったのに、今作はこの表現方法があまり使われていないし、暴力描写も抑え目でした。途中目玉くり抜くくらい。
もっとエクストリームな表現して欲しかったです。そのための「シン・シティ表現」なのに!
それがないと、ストーリーの陳腐さが目立っちゃいます。


①マーヴ
この映画のイントロダクションのようなお話。マーヴ無双とこの物語の世界観が描かれます。
この世界では「殺す」はとても軽いですが、それでも「殺さなくてもいいんでない?」と思ってしまいました。


エヴァとドワイト
ドワイトの役者さんが変更になっていますね。
このお話はとにかくエヴァ。脱ぎまくりです。役者さんの名前もエヴァ・グリーンです。(AvaとEvaで綴りは違うようです)
お話の半分以上は全裸か下着+スケスケドレス。うーん、素晴らしい。この色気で男を次々にたぶらかしていきます。不二子ちゃんみたいなもんです。
ラストは殺されておしまい。うーん、普通。


③ギャンブラー・ジョニー
街の有力者ロアークにポーカーで勝ってしまったため、暴力で報復されるジョニー。その復讐としてもう一度勝負に挑むジョニー。勝負には勝ったが、結局撃ち殺されてしまう。
何だそりゃ。勝負関係ないじゃないか。
どうせ殺されるにしても、ロアークが負けたことを街に知らせる手段などがあればよかったのに。これじゃ単なる犬死に。本人は勝った事実で死んでも満足かもしれませんが、彼女の復讐もしてあげなきゃ。


④ナンシー
ジェシカ・アルバはかわいい。少女時代のジェシカも道端ジェシカも希崎ジェシカもかわいいけど、ジェシカ・アルバはかわいい。
f:id:ese19731107:20150112181230p:plain(少女時代)
f:id:ese19731107:20150112181322j:plainF1ドライバーの嫁)
f:id:ese19731107:20150112181422p:plain(以前はヘビロテでお世話になっていました)
f:id:ese19731107:20150112181610p:plain
前作から9年。前作が19歳の役だったので今28歳。うーむ、変わらぬ美しさ。しかし、ウィキペディアを見たらもう33歳なのか!素晴らしいじゃないか!
でも、おっぱいは出ないのね。この映画は前作からみんな出し惜しみなくおっぱい出しているのに、君は出さないのか。ストリッパーの役なのに!と思ったら彼女はカトリック教徒なのでヌードシーンはNGなんだそうです。何だよ、じゃあこういう映画に出るなよ。でもかわいいので許す。
いろいろあって、宿敵ロアークを倒してめでたしめでたし。
うーん、何だかあっけない。結局銃が一番強いのね。撃つかどうかだけ。ロアークがナンシーの足なんか撃たずに頭撃っていたらそこで終わるし、ナンシーだって今まで何度も機会はあったのに撃たなかっただけだし。


というわけで、ちょっと不満足でした。

映画『シン・シティ 復讐の女神』予告編 - YouTube