やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

大好きで大嫌い。カラオケの話。

オナニーは気持ちいい


カラオケは、年に1~2回程度しか行きませんが、好きです。シラフで行くのは何だか恥ずかしいので、飲んだ後にしか行きません。


そもそもカラオケって、オナニーだと思っています。気持ちいいけど、他人に見られるのは恥ずかしい。
全くの他人の前でカラオケ歌うのって、とても恥ずかしいですよね。勝手知ったる友達とだから、熱中して歌っても恥ずかしくない。
私はスナックなどで歌うなんてとてもできませんが、あれは無難な曲を歌うことがほとんどなので、歌える人は歌えるんでしょう。オナニーというよりは、上半身裸になるくらいのレベル。


私は、このブログのカテゴリやTwitterのプロフィールにあるように、どメジャーな歌手をそんなに聴きません。嵐もEXILEも1曲も歌えません。アイドルも分かりません。名前は知っていても曲までは知りません。
なので、普通の人たちとカラオケに行っても、歌う曲がありません。サザンとミスチルでお茶を濁します。岡村靖幸真心ブラザーズも、普通の人には認知されていません。
ゲスの極み乙女。サカナクションRADWIMPSクリープハイプやレキシや清竜人などでもまあ無理。HIPHOPなんてもっての外。


歌う曲がないのはまあいいんです。
他人の歌を聴くのも嫌いじゃないです。上手ければ最高ですが、下手でも面白いし楽しい。自分が知らない曲を聴いて「知らなかったけどいい曲だな」と新たな出会いになる場合もあるし、アニソンなんて自分ではまず手を出さないので、別世界のカルチャーを見るようでこれも楽しい。


ただ、最近のカラオケは、というか若者と行くカラオケは、というか体育会系と行くカラオケは、つまらないです。
カラオケに「全体でのノリ」を強制されるのがとても苦痛です。「いい曲披露合戦」や「自己陶酔オナニー披露」ではなく、「盛り上がるためのツール」としてカラオケが機能しています。
「江南スタイル」、いい曲ですか?聴きたいですか?歌いたいですか?完全な偏見ですが、全くそうは思いません。でも、盛り上がるツールとしてはいいですよね。私は盛り上がらないけど。
しかし、カラオケで誰かがこの曲を入れたら、全員で盛り上がらなければならないのです。苦痛だ!
なので、こういうカラオケはとても苦手です。音楽の好みの相違もありますが、私のコミュ障のせいでもあります。


何でカラオケに「盛り上がる」要素が必須なんだろう。それぞれが歌いたい曲を歌うだけじゃダメですか?歌が上手くて盛り上がる、曲が良くて盛り上がる、じゃダメですか?盛り上がるために選曲をして、盛り上がるために踊る。周りも合せる。
「盛り上がる」が結果ではなく目的になっていますよね。盛り上がった結果踊るのではなく、盛り上げるために踊る。
いや、否定はしませんが、私はとてもその空気が苦手です。


これは、みんなそんなに音楽自体を好きではないからではないか、という推察を立てましたがどうか。音楽が好きなら自分の知らないいい曲に出会いたいと思って聞きますが、そうでないと、単なる盛り上げツールとして機能させるもの、という位置づけ。いかがでしょうか。


さて、先日、高速バスの時間調整のために初めて一人カラオケに行ってきました。
超楽しかった…!
全く誰にも気兼ねせずに好きな曲を歌えるって、楽しい…!
岡村ちゃんも歌えるしRHYMESTERも歌える。アルバムのマイナーな曲も歌えるし誰も知らない人の曲も歌える。
やっぱりオナニーはひとりでするもんだな。乱交パーティーは気兼ねしちゃうもの(やったことないけど)。ハプニングバーには行けないもの。
ひどいオチでおしまい。