やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

「ビクターロック祭り2015」 行ってきました!感想(その2)

やっと本編スタート。前回のお話はこちら。↓
ese.hatenablog.com
まずはレキシ。いきなりレキシ!
レキシをトップバッターにしたのは、途中に配置すると押したときに全体のタイムスケジュールが狂ってしまうので、調整の効きやすいこの位置にしたのではないかと邪推しております。
今回、ライブレポはナタリーさんが詳しくやってくれているので、こちらを読んでください。
「ビクターロック祭り2015」レキシで開幕!レーベル愛叫んだ渾身4曲 - 音楽ナタリー
そう、4曲なの。45分の持ち時間で4曲。安定のお館様時間。「狩りから稲作へ」は15分だったのですが、これでもショートバージョン。武道館のときは21分もあったからね。

twitter.com
「時代は、狩りの時代から稲穂の時代へ。そして今やスマホの時間ですよ。スマホはもはや俺の臓器ですよ」と本日出演のキュウソネコカミのキラーフレーズをしれっと入れ込む池ちゃん。

キュウソネコカミー「ファントムヴァイブレーション」PV - YouTube
この曲は後半に「高床式→高岡早紀公文式劇団四季→キャッツ!」という流れがあるのですが(その他「正岡子規」などのパターンもある)、今回はいきなりキャッツ!が出て、「知らない人見たら『何でキャッツ?』って思うでしょうが、何でキャッツになるかというのを、これからやりますから。刑事コロンボ的な、古畑任三郎的な」と池ちゃん。今回は帰納法でキャッツの謎に迫るそうです。
しかし、そこは池ちゃん。そんなすんなり答えにたどり着くわけもなく「ラッスンゴレライ→ドラゲナイ→稲ゲナイ」など十分脱線してから、キャッツ!に着地しました。めでたしめでたし。


セトリはフェスお馴染みのセットで、正直物足りないとも思うのですが、こういう一見さんも多い場では正解のセトリだと思います。曲はおなじみでも間に散りばめる小ネタは毎回違うので常連でも面白い。
会場にはレキシTシャツのお客さんが大勢いて嬉しかったです。それも家族連れやカップルが多かったイメージ。そして当然一見さんも多かったわけですが、見た人はみんなファンになっちゃったんじゃない?ふふふ、どんどんレキシファンが増えていくぜ。こりゃ、歴史が変わっちゃうぞ。


次のKEYTALKはお休みして、また会場内をうろうろ。
KEYTALK、幕張をダンスフロアに変えた多彩ライブ - 音楽ナタリー
ライブレポだけは貼っておこう。


来たのは、ハイレゾ試聴体験。
f:id:ese19731107:20150314125420j:plain
f:id:ese19731107:20150314125428j:plain
CD音源とハイレゾ音源を聴き比べるという企画。同じ曲を聴いて判断すればいいのならさすがに分かるはず。
f:id:ese19731107:20150314123743j:plain
聴く曲は10曲ほどの中から選ぶことができます。私が選んだのはくるりの「変な曲」。

くるり-Liberty&Gravity / Quruli-Liberty&Gravity - YouTube
20秒ずつ同じ個所が流れます。それも2回も。何て親切。ハイレゾの凄さを分かりやすく伝えようとしてくれています。
しかし、分からない…!どっちも同じに聴こえました。私にはハイレゾは必要ないようです。浜ちゃんの「格付け」に出てもすぐに「映す価値なし」になってしまうことでしょう。いいんだ、どうせ俺なんてモスキート音も聞こえないしさ。


続いてやってきたのはタワレコカフェ。
今回出演するアーティストの曲をイメージしたコラボドリンクを飲むことができます。
f:id:ese19731107:20150314130420j:plain
レキシは日本酒+ジンジャーエールでした。不味くはないけど、日本酒は日本酒のまま飲んだ方が美味しいよね。
f:id:ese19731107:20150314130446j:plain
スガさんのドリンクは、ココナッツが入っていたな。


さて、ステージに戻ります。スガシカオ
“ビクター新入り”スガシカオ、幕張を魅了した名曲オンパレード - 音楽ナタリー
スガさんはたった一人でステージに登場し、アコギを持つと挨拶もイントロもなくいきなり「ずっと探していた~」と「Progress」を歌い始めました。びっくり。
こういう「ファンでなくても知っている曲」があると、フェスのような一見さんが多い場では強いですね。
今回はファンク色の強いアッパーな曲が多かったので、私としては大満足。「19歳」なんてハードロックHIPHOPだったし「俺たちファンクファイヤー」のような「これぞファンク!」な曲は腰が動いちゃうよね。踊っちゃうよね。
でも、会場はあまり盛り上がっているようには感じられませんでした。こういう黒いグルーヴよりも、縦ノリ四つ打ちの方が乗りやすいんだろうな。手を挙げたり左右に振ったりする方が視覚的に盛り上がっているように見えるんだろうな。
ファンクという、本来踊るのにとても適しているグルーヴよりも、四つ打ちの機能性の高さを思い知りました。そりゃみんな四つ打ちの曲作るわけだ。即効性があるもの。丁寧な出汁と伝統の技よりもマックのタレの方が美味しく感じちゃうもんな。そればっかり食べていると飽きるけど。出汁は飽きないけど。それでも今目の前の45分のためにはマックの方が強い。
いろいろ考えちゃった。


終わった後、スガさんのライブアルバム買いました。
f:id:ese19731107:20150314131341j:plain
早くスタジオアルバム完成させてほしいな。


また一旦終了。このペースだと4回コースだな。なるたけ早めに続き書きます。自分が忘れないうちに。