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「フジロックフェスティバル2015」に行ってきました! 感想(その1)

これはフジロックに行ったと言っていいのか


フジロックフェスティバル2015の2日目、7月25日(土)に行ってきました。
過去のエントリ↓ese.hatenablog.com
ese.hatenablog.com
今年は岡村靖幸が目当てで、それ以外はろくに調べずにいたので、朝起きるのも出発するのも遅くなり、越後湯沢駅に到着したのが11時。まあ、これでも12時くらいには会場に着けると思っていたのです。
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越後湯沢駅。町を挙げて盛り上げてくれているのが伝わる。
と楽しい気分で改札を抜け、シャトルバスに向かおうとすると…、
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階段を下りるところでこの列!
この時は「混んでいるなあ」くらいの感想だったのですが、ここからが長い。なかなか進まない。シャトルバスはどんどん来ているのですが、とにかく人が多くてさばききれない。水を飲もうと思いリュックのチャックを触るともう熱すぎるしバス乗る前に水は飲み切っちゃったし、会場に着く前に熱中症で倒れる人が出るんじゃないかと心配になりました。ついでに自分が倒れるんじゃないかと心配になりました。
トイレに行きたくなったけど、汗に変換してしのごう。
待つこと90分(うち、陽射しの下は30分くらい)、ようやくバスに乗ることができました。
バスサイコー!イスがあって陽射しはなくて冷房があって座っているだけで目的地まで運んでくれるんだぜー。文明の利器サイコー!


ようやく着いたぜ苗場。
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この自販機、この期間中だけの設置でしょうが、ものすごい売れるんだろうな。
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この車、毎年見かける。どこかの出店者なんだろうな。
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というわけで、ようやく来たぜフジロック!快晴だけど、越後湯沢駅よりは涼しい気がする。標高のおかげと地面がアスファルトじゃないおかげかな。
この時点で13時過ぎ。ご飯食べてから上原ひろみさんを見ようと思っていたのに、間に合わないじゃないか。でも腹減ったので苗場食堂へ。
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飲食店の列に並んでいたらお店の人からトマトのプレゼント。うん、旨い。
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本日一食目。豚丼とビール。旨い。肉、玉ねぎ、もやし、焼き肉のたれ。原始的な旨さ。絶対的な旨さ。


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スタートからだいぶ遅くなったけど、グリーンステージに来た!人いっぱい!
上原ひろみトリオ、神々の遊びみたいでした。ジャズだからある程度は自由で、ある程度は決まっているのでしょうが、境目が全然分からない。みんなが自由に弾いているように見えて、いきなりユニゾンのリフ(各楽器が同じフレーズを弾く)があったりする。
当たり前だけど、みんな上手いんです。上原ひろみさんがソロで弾いているとき、左手でリズムを刻んで右手でメロディを弾くのですが、左手が一定。いや、当たり前なんですが、右手があまりに自由にあらゆるメロディを弾いているので、この左手のビート感覚は何なんだ、と思ってしまいました。
音楽は「リズム、メロディ、ハーモニー」ですが、神々たちが音を出せばそれがそのままリズムになりメロディになりハーモニーになる感じ。音のひとつひとつがそのまま音楽になっている感じ。
いいもん見た。
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関係ないけど、Colemanのシェアの高さに感心した。


ここで友だちに頼まれていたTシャツを買いに再び入り口の外へ。
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男子トイレはカーテンだけの立ちションコーナーなのですが、これ、カーテンいる?なくてもいいよ。
グッズ売り場の列に並びながら、どれを買おうかと思案中。しかし、グッズ一覧がないので、選べない。結局カウンターまで来てようやく一覧表を見せてもらい、この場で選ぶ。私はこういうとき迷わないので即決するのですが、迷ったり悩んだりする人も多いでしょう。そうでなくても待って並んでようやく来たのだから、ここで時間取らせるのは後ろのお客さんにも悪い。待っている間にも選べるようにデカいポスター置いておくとか列の途中に一覧表をぶら下げておくとかすればいいのに。この辺は運営改善の余地ありです。


再び苗場食堂へ。
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冷やしとろろソバとビール。布海苔そば、好きなんです。美味しかった。
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不穏な雲が!と思いすぐさまレインウェアを着る。ふふふ、準備いいぜ俺。
しかし、結局降らずにただ暑いだけでした。


レッドマーキーゲスの極み乙女。へ。
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既に結構混んでいる。PAの前くらいまで来たのですが、もういっぱい。進めない。それでも「すいませ~ん」でぐいぐい前に行く人は強いなあ。私は真似できない。
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会場中央上にはミラーボール。これがライブ中に光ったり回ったりするのかな、なんて思っていましたが、ライブ中は全く上を見上げる余裕はなかったです。
レッドマーキーは室内なので、普通のライブハウスと同じ感じ。地面がフラットなので、後ろからだと何も見えません。前に背の高い人がいたら見えません。というわけで、見えません。


さて、ゲスの極み乙女。ですが、バンドメンバーに加えてコーラスの女性が二人いる。今のライブはこういう編成なのか。
ゲスはノンストップノンMCで突っ走りました。


やはり、みんな演奏が上手い。特に休日課長のベースがいい。もちろんいこか様のドラムもちゃんまりのキーボードもいい。
途中、絵音君がキーボードを弾いたりコーラスの女性がキーボードを弾いたりちゃんまりのキーボードを課長と絵音の3人で弾いたりして、面白かった。バンドというフォーマットでもいろいろできるのね。サカナクションもそうだけど。
しかし、個人的には結構曲調が似ているな、とも感じました。曲のテンポや構成(ラップっぽいAメロ、ポップスのサビ、各パートのソロなど)が同じ曲が多いなあ、とも。
MCでフジロックに対する思いなどもしゃべって欲しかったなあ、と思いましたが、楽しかったのでよしとしよう。


次の岡村ちゃんに備えてトイレに向かったら、すごい列。というか、トイレが各会場にないので、トイレに行くまでに歩かなきゃならないし、さらにこの列かよ。男はすぐに列は進むけど、女性は大変です。
さらにトイレ終わって再び苗場食堂・レッドマーキーの方へ向かう列が全然動かない。あーあ、トイレの往復だけでだいぶ時間かかっちゃうよ。この辺はロックインジャパンの「モアイ像のような、墓石の列のように無数に立ち並ぶトイレの数」を見習ってほしいです。こんなところで「楽しい」を減らしたりストレスを増やすのはもったいない。


さあ、岡村ちゃんです。だいぶ早く着いたつもりでしたが既に人が大勢いて、10列目くらいでした。
空いているところを探して進んできたのですが、ふと見たらこんな場所。
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よこりんのベースアンプで白石さんが見えない場所じゃないか。でももう動けない。スタートを待ちます。


と、ここから岡村ちゃんのライブなのですが、文字数が多くなったので一旦切ります。
ちなみに、今回のフジロックはこの岡村ちゃんで帰ってしまいました。グリーンステージとレッドマーキーのみ。ホワイトステージにもアヴァロンにもフィールドオブヘブンにも行っていない。ドラゴンドラにも乗っていない。これでフジロックに行ったと言えるのか。
岡村ちゃんで完全燃焼したからよしとしよう。と自分に言い聞かす。



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