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やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

映画「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」 感想

映画

イーサンじゃなくてトム


(ネタバレありますよ)
「ミッションインポッシブル」シリーズ最新作、「ローグネイション」を見てきました。
公式HP↓www.missionimpossiblejp.jp
「MI」シリーズは毎回見ています。2以降はスパイ要素もあるけど単なるアクション映画になり、さらに最近は「トムがどこまで頑張れるか映画」になってきた本シリーズ。いいんです、アクション映画はどれだけすごいアクションがあるかどうかですから。


今作はトム・クルーズが飛行機にぶら下がるシーンが予告編やCMで登場し、あれが今作の一番の見せ場かと思っていたら、あれはオープニング5分の場面でした。贅沢!
その後も水中6分息止め地獄、カーチェイス、ノーヘルバイクで峠道爆走など、見せ所満載。アクション映画として十分の見応えでした。
満足。


と思いながら、ちょっともやっとする。それは何か。それは、この映画はイーサン・ハントではなく、トム・クルーズが主役だということです。
トム・クルーズはどの映画に出てもジャンルを問わず「トム映画」になってしまいますが、このシリーズはそれが強すぎて「トム・クルーズがノースタントで頑張っている映画」になっています。


アクション映画は、脚本よりもどれだけすごいアクションを見せてくれるかが私の評価ポイントで、それは今作は十分にクリアしています。
でも、ノースタントかどうか、CGか実写か、は映画そのものには関係ないですよね。そう思うと、今作のアクションも「これノースタントか!」「これそのままやったのか!」という驚きで、アクション映画としての驚きとはちょっと違うのでは、と思ったのです。


冒頭の飛行機のシーンも、CGでいいのです、別に。実際にやっているように映せばいいだけなのです。「これ、実際にやったのかよ!」という驚きは、アクション映画の見方とは違います。いや、十分すごいんだけど。
余談ですが、このシーンのトムが登場するファーストカット、何かマヌケでした。いきなり登場して飛行機の翼に向かって走るトム。何だろう、出オチ感?信頼できる「俺、トム!」感?まったく笑うシーンではないのですが、笑いながら見ていました。「いよっ、待ってました!大統領!」
冷静に考えればスパイ組織が「走り出した飛行機に飛び乗ってドアを開けよう」なんて大ざっぱな作戦をするわけはありません。いいんです、アクション映画は、どれだけすごいアクションをみせてくれるかなんだから、いいんです。野暮なツッコミは不要。


水中6分息止め地獄は、映画内でも6分ノーカットでやっているわけではないので、6分止める必要はないのです。使う部分だけその都度カット割りながら撮ればいい。
でもやる。だってトムだから。


カーチェイスのシーンもバイクのシーンも、スタントでいいのです。でもやる。トムだから。
バイクのシーンは、すごかった!これ、本人かどうかは抜きにして、すごく手に汗握るいいシーンでした。もちろんそれも「トム本人がやってる!しかもノーヘルって!」というハラハラ感も上乗せされていますが。
劇場内で「トム、危ないよ、危ないよ!危ないって!」と小声で叫びながら見ていました。いくらトムがバイク乗るのが上手くたって、こけたら死んじゃうスピードですよ!


と大盛り上がりだった割りに、ラストのアクションはもっと盛り上がりたかったなあ。敵を倒す場面も、「透明の箱に入れる」か。それだったらそこに至るまでにもう一工夫あってもよかったかな。
でも、満足。
ラストでキスしないところも良かった。


唯一の反省点は、オープニングのレコード屋のお姉ちゃんがめちゃめちゃかわいいのに、あっけなく殺したこと。ダメ!助けてやってトムとベッドシーンまで見せて!


まあ、とにかくトム映画ですよ。
裸見せたいから捕まったんでしょ?筋肉と運動能力見せたいから鍵は届かないし捕らわれている棒は上が切れているんでしょ?「あのアクションやりたい」ってとこから脚本逆算して作ったんでしょ?
いいんです、トム映画なんですから。トムがやりたいことをやらせてあげるのが一番いいんです、このシリーズは。 



映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』ティザー予告映像 - YouTube