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やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

映画「ザ・コンサルタント」 感想

映画

設定多すぎじゃね?


(ネタバレあります)


ベン・アフレック主演の『ザ・コンサルタント』を見てきました。公式サイト↓
wwws.warnerbros.co.jp
監督はギャヴィン・オコナー。全然知らないな、と思っていたのですが、『ウォーリアー』の監督だったのか!
ese.hatenablog.com
有名でない作品ですが、とても面白いのでぜひ見てください。


自閉症で数学の天才で会計士で格闘術も射撃の腕前もすごい殺し屋。中学生の考えた少年ジャンプのマンガじゃないんだから!と言いたくなる設定てんこ盛りの主人公。
正直、少し盛りすぎでストーリーがすっきりしないなーと思いました。数学の天才がその頭脳を使って悪を暴く、もしくは地味な会計士の裏の顔は殺し屋、のどちらかでよかったのでは。


ベン・アフレックは上手かった。彼は基本アホ顔ですが、アホに見えなかった(何て失礼な言い方)。天才顔にも見えなかったけど。
相棒というか守る対象になる女性はアナ・ケンドリック。『ピッチ・パーフェクト』などに出演している女優さんですが、私は初見でした。駐日大使だったケネディさんとANRI(坂口杏里の現在形)を足して割った顔だなーなんて思いながら見ていました。鼻の感じとか。アメリカの女優さんだけど小さくてかわいい。
ベンアフの裏の顔を探る財務省の上司はJ・K・シモンズ。今回は『セッション』ではないのでキレたりしません。
シモンズの部下にはシンシア・アダイ=ロビンソン。こちらもお初です。後藤久美子クリスタル・ケイを足して割った感じと思いました。


このてんこ盛りの設定を説明するために回想シーンは必要になるし、もちろん本筋の物語も必要になるので、思った以上にドラマ部分が多い。もっとアクション多めだと思っていたのに。正直、途中ちょっと中だるみ感はありました。家でDVDで見ていたら眠くなったかも。
アクションシーンは、銃声の音がでかい。そして、自閉症のこだわりから相手を撃った後でももう一発頭に撃つ。こんなときでもきっちりしなければ気が済まない。


そしてクライマックスでまさかの『ウォーリアー』展開!確かに、回想シーンで登場していた弟は今何やっているんだろうなーと思っていたらまさかここに!危うく兄さん殺すところだったじゃないか!
そしてラストでは殺し屋業界のお姉さんの声が判明!伏線と回収が上手い。


このラストの着地が上手いので見た後の満足感はあります。ラストって大事。でも、車でどこかに走っていくベンアフのラストカットはちょっとぼんやりフェードアウトっぽい感じはしましたが。
あと、財務省のシモンズ・シンシアコンビとベンアフの絡みが一切ないのはいいのか。さすがにもう詰め込めないか。


自閉症ならではのコミュ障演出はよかったです。
アナ・ケンドリックが寝ているところを起こすためにわざとドアの開け閉めの音を出す、咳払いをする、イスを揺らす。直接声かけたり肩叩いていいんだぜ。
ホテルでいい雰囲気になっても近くに座れないし近づいてきたら逃げちゃう。え、ということはベンアフ童貞?
農場の夫婦を助ける際も説明一切なし。夫婦はいきなり襲われて「??」だし助けられた後も「????」だったでしょう。


面白かったけど、大満足!というほどではない。
続編可能な作り方ですな。ヒット次第でしょうが。続編あったら見に行くでしょう。今後は最初の設定説明省けるので本編に集中できる。
続編あるならシモンズとの絡みもよろしく!


<追記>
設定が多すぎるので、兄弟二人にしたらどうかと考えました。以下、私の妄想です。
●兄:格闘の達人
●弟:数学の天才で射撃の達人
自閉症の弟を守るために格闘を学んだ兄、自閉症というハンデを才能に転化した弟。二人で会計事務所を経営しつつ、裏では殺し屋稼業も営む。
顧客担当は兄、社交性のない弟は実務担当。
役割分担と関係性で「萌え」の要素も入れられる(わざわざ入れなくていい。腐女子は勝手に萌え要素を見出す)。
と勝手に考えました。いががでしょうか。



映画『ザ・コンサルタント』予告編


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