やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

「立場が人をつくる」はやっぱり本当

だから挑戦を


4月も後半になりましたが、皆さん仕事はいかがですか。新入社員の人、異動で新しい職場に移った人、いろいろいると思います。


2017年1月にこんなエントリを書きました。
ese.hatenablog.com
このときは仕事が本当に辛くて毎日フリスクを噛みまくって仕事に向かっていました。だから文章も暗い。この年の4月に異動になり、生き返った私は環境と人間関係の大切さを身をもって感じた1年でした。


今年の3月に職場の人事異動の内示が出て、私の部署では異動がなく、来年もこの優しい環境の中で仕事ができると思っていたのですが、3月最終週になっていきなりの異動人事発令!
それも、私が職場でいちばん頼りにしていた人(年齢は私より下ですが、職歴は私より上)が異動。今の職場の上司は浪人生並みの頼りなさなので、彼がいないとこの職場はどうなってしまうのだ!
その彼は抱えている仕事量も尋常でなく、作業スピードは速いのにそれでも日々とても遅い時間まで残業をしていました。
で、彼が異動なのでその分の仕事が全部私に降ってきました。新しい人は来るのですが、いきなり私の仕事を全部振るわけにいかないので、「現状の私の仕事量10+彼の仕事量25」みたいな状況に陥りました。


引き継ぎをするにも年度末でお互い忙しくなかなかできない。残りは新年度になって、やりながら教えてくださいということで何とかしのごうと思っていた矢先、今度は上司の身内が亡くなるという出来事が。
わーお、どうしよう。いくら浪人生並みとはいえ、上司がいないと分からないこと、判断できないこと、決裁できないことはたくさんあります。
それでも忌引きは仕方ない。そしてこの状況の中では、私がいちばん上になるのだ。私が動かなければこの組織は回らないのだ。


上記の過去エントリでも書いているように、前職ではそういう立場だったわけですが、今はすっかり下っ端に甘んじています。楽だから。今の職場もまだ1年で、分からないことだらけだし。もうおっさんで新しいことを覚えられないし。
でも、そんなことを言っている場合ではないのです。私がやらなければどうにもならないのです。


そしたら、何とかなるのです。頭は動くし体も動く。こういう非常事態なので他の人も助けてくれる。何だ、いい感じじゃん!俺、できるじゃん!


やっぱり、「立場は人をつくる」は本当です。いざとなれば、人は何とかするのです。何とかなるのです。
「仕事だりー」「上司うぜー」はその通りですが、そんなことばかり言っていては新しいことも上のレベルの仕事もできません。自分にはちょっと無理そうなレベルの話がきたら「やってみる」が正解です。無理かもしれないし面倒で大変で苦しいかもしれませんが、いざとなったら人は動くものです。普段は多分4割くらいの力でしか動いていないものです。そこで必死で頑張ってもまだ8割くらいだと思います。人間の余力や潜在能力はそうとう大きいものがある。
だから、やはり挑戦は必要という当たり前の結論。でも、それは本当だなー、ちょっと無理しないと縮むばかりだなー、伸びるためには背伸びやジャンプが必要だなー、と思ったので書きました。


仕事ストレスで伸びる人の心理学

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齋藤孝の伸びる仕事術

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