やりやすいことから少しずつ

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映画『レディ・プレイヤー1』 感想

映画の力、スピルバーグの力


映画『レディ・プレイヤー1』を見ました。公式サイト↓
wwws.warnerbros.co.jp
すげー!すげー!!すげー!!!
とにかく映像の情報量が多すぎる。一度見ただけでは5%くらいしか把握できない。映画館で何度か見て、さらに家で一時停止しながら友達とキャッキャウフフしながら見たい。友達いないけど。
とにかく映像がすごすぎて、正直ストーリーは覚えていない。でも、いいんだよ。この映像を映画館で見れたら、それだけで大満足です。ちなみに私はIMAX3Dで見たのですが、やはり没入感ハンパない。次回は4DXで見たいな。


画面に登場するあらゆるポップカルチャー(ゲーム・映画・アニメのキャラクター、そして音楽も)にひたすら圧倒され続けた140分でした。ゲーム内の映像は100%CGなのですが、「超リアルな高解像度の映像だけど、実写ではなくゲーム画面」というのが分かる作り。上手い、すごい。
オープニングのレースシーンだけでも、邦画だったら1分も作れないよ。ものすごい技術とお金。これがハリウッド!
そして、このレースシーンは、デロリアンAKIRAの金田バイクが競争して、ジュラシックパークTレックスキングコングが敵キャラで登場するんですよ!クライマックスではメカゴジラガンダムが闘うんですよ!アイアンジャイアントは親指を立てて沈んでいくんですよ!
それ以外にもいくらでも出てくるあのキャラこのキャラ。権利関係クリアするの大変だっただろうなー。「スピルバーグだからOK」というところもあったのかな?
登場キャラについてはこちらにいろいろまとめてありました。↓
ciatr.jp
あと、Wikipediaにも詳しく書いてあります。


ストーリーは覚えてないので何も語れませんが、童貞あるあるに満ちたお話でした。
主人公のアバターは「童貞中二病が考える最高のイケメン(FFシリーズの系統)」で、彼の着る服装は「半袖Gジャン、背中には剣のデザイン」という「童貞中二病の考える最高にカッコいい服」です。
そしてゲーム内の女性キャラにすぐ惚れちゃう。実際の顔も声も性別も知らないのに。いいんです。スピルバーグはいつだって童貞の味方だ。
ここで、実際の女性キャラが若く可愛い女性だったのがもったいないなー。物語上では顔にあざがあってあまり美人ではない設定でしたが、もっと不美人がよかった。それでも愛を貫けるのか。「シュレック」くらいの踏み絵がほしかった。


主人公は学生なのか無職なのか分からないしIOI社は全員アホすぎるだろとか街中でVRやっていたら危ないぞとかいろいろツッコミどころもあるのですが、この映像の前ではそんなことは無に等しい。
もうひとつ引っかかったのは、音楽が80’sに偏り過ぎなところ。オープニングのヴァン・ヘイレン『JUMP』に始まり、プリンス、ビージーズジョージ・マイケルなど。この世界ではグランジとかヒップホップとかEDMとかないんか!でも、そんなことは無に等しい。
とにかく、映画館で見てくれってこと!


READY PLAYER ONE

READY PLAYER ONE

原作があるとは知らなかった。