やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

歳を取ってきた

すべてが億劫だ


歳を取ってきました。だってもうすぐ40代も半ばになっちゃう年齢。
物理的には
●見た目が美しくない
●髪の毛がどうにもならない
●老眼スタート
●ちんこはまだ元気
などです。
ヒゲは年々濃くなり、シミもシワも増えていく。体重は変わらなくても筋肉が落ち贅肉が付くのでシルエットが美しくない。
私は全然禿げていませんが、それでもうるおいやまとまりやキューティクルはここ数年でどこかに消え失せました。髪型がもうどうにもならない。
老眼は、もちろん年齢のせいですが、スマホ(もっと言えばTwitter)のせいが大きいと思っています。若いころは「目を近づけると読めない」ということが理解できなかった(だって、近い方がよく見えるじゃん)のですが、今なら分かる。見えない。
まだ老眼鏡は必要としていませんが、たぶん使ったらものすごくよく見えて感動しそう。ああ、怖い。
体力はもともと全くないのでゼロ→ゼロみたいなもんです。幸いまだ膝が痛いとか肩が上がらないとかはないです。肩こりはひどいけど。
ちんこはまだ元気なのでEDや中折れという心配はありませんが、そもそも相手がいないな。


精神的には
●集中力がなくなった
●新しいものにチャレンジする気が失せた
●新しいものに対する感性がもうない
●感動しづらくなった
などがあります。こっちの方が深刻。
小説を1冊読む体力気力がもうない。なので、今は新書ばかり。本当はフィクションの世界に浸った方が楽しいのにねー。
映画も、家でDVDで見るのはなかなか大変。スマホは手元に置かないようにしていても、途中で止めてトイレ行ったり翌日に持ち越したりすることがあります。家だと劇場で見るより集中力がないので、「面白かった!」と思いにくいのも欠点。
音楽を聴くのは趣味ですが、新しい音楽を聴いてもなかなか「これいい!」と思えなくなってきました。もう老人側です。音楽に限らず新しい文化は「新しい=若者が作る=大人は理解できない」なので、私が理解できないのは正しいことなのですが、自分が老人側に入っていることが悔しくて。
もちろん映画も音楽も同世代や下の世代と比べてもめちゃめちゃ見ているし聴いているのですが、そういう人たちは子育てとかで忙しいので仕方ないのです。ひとりぼっちの私はこれしか趣味がないのにこれすら楽しめなくなったらもうおしまいだ。
じゃあ新しい趣味を、と思っても手が出ない。新しくチャレンジするのがもう面倒で億劫なのです。ああ、もうダメだ。


サブカルは40歳を過ぎると鬱になる」という説を提唱したのは吉田豪で、さすがに今のところ鬱になる気配はありませんが、これまでのサブカル趣味をこれまでのように楽しめなくなると、今後ひとりぼっちの老後はどうすりゃいいのだ。
ese.hatenablog.com
今から感性や体力が向上することはないので、これからずっと緩やかな下り坂を下っていくしかないのかなー。


今回のエントリはオチも考察も結論もありません。漠然とした不安を書いただけです。ああ、老後。