やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

『風とロック芋煮会2018』に行ってきました! 感想(その2)

フェスの醍醐味


風とロック芋煮会』に行ってきたレポ、第2回です。初回はこちら↓
ese.hatenablog.com
ご飯を食べよう。
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ご飯を撮影する習慣がないので、途中で思い出して具がなくなった状態の博多ラーメン。全然美味しくなさそう。美味しかったのに。


お次は四星球。音源は聴いたことありません。ライブが面白いという噂だけ。さて、どんなの?
面白かった。すごかった。感動した。曲は何も覚えていませんが、面白かった、すごかった、感動した。
私を含め、彼らのことを何も知らない人が多い中で盛り上げ、巻き込み、一体化させていった。すごい。途中エアギターをお客さんに弾かせてお客さんたちが右に左に動く様は、後ろから見ていて感動しちゃった。
ラストは「ジャンプするぞ!」と煽っておいて、バンドメンバーが先にひとりだけジャンプし、「続きはまた来年!」というジャンプさせないオチ。これは来年も呼ばざるを得ない!
個人的に今回のフェスのMVPです。一見さんが多いフェスで、これだけ笑わせて盛り上げるのは本当にすごい。これがフェスの楽しさだよなー。
ゴールデンボンバーのヨゴレ版ともいえるけど、感動しちゃったんだから仕方ない。あとは音源で名曲を出すのみだ!


この芝生エリアはよい。程よい距離感で楽ちんに見ることができる。RHYMESTERも今後もずーっとここで見ようと思っていたのですが、お客さんが少ない。四星球ですら内野スタンディングエリアは満杯だったのに、ほとんどいないぞ。
やばい、俺が行かねば!という危機感の元、ステージ前に駆け出す私。
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足下ひどいけど、そんなの関係ねえ!
スタート時間が近づいてきたらだいぶ埋まってきて一安心。


恒例JINさんの雄叫び&呼び込みでRHYMESTERスタート。
『Future Is Born』はとても名曲ですが、知らない人に届くかなー。初めてでリリック聞き取れるかなー。ラップはこういう場所ではそれが弱点。2曲目『After6』は私もリリック知らないので、やはりあまり聞き取れず。ラップは言葉の音楽なので、リリックを知らないと魅力半減だもんな。


「イモニ!『オモロ!』の言い方で、イモニ!」と謎の煽り方をする宇多丸さん。
宇多丸「このフェス、Dさんは箭内ファミリーだからいいけど、俺は知らない人の多い親戚の集まりに来たみたいで、居心地が悪い!」


『梯子酒』では福島のお酒って何があるの?と客席に呼びかけるも種類が多すぎて絞れず、千駒と芋煮汁に決定。これ、初見の人でも参加できたかな?盛り上がったかな?心配です。
『POP LIFE』のタイミングで空が明るくなってきた!宇多丸「風向きが変わってきたぞ!」上手いなー。
ラストは『B-BOYイズム』!これはみんな知ってる?世間的ヒット曲がないのでいちいち心配になる私。それでも「見ろよこの晴れやかな顔」でのグラサン外しは外さない!この瞬間がいちばん盛り上がっていた!それがいいことなのかは分からないけど。


終わってしまいました。フェスだから仕方ないけど、短いなー。30分くらい?お客さんは盛り上がってくれたのでしょうか。一見さんにも届いたのでしょうか、刺さったのでしょうか。あー、心配。
あと、宇多丸さんの声の調子がちょい不調っぽかったのが心配。週5で3時間の生放送して週末は全国各地でライブして、その合間に映画見て資料読み漁ってリハもレコーディングもしているんだもん。お身体が心配ですよ、あなたひとりの身体じゃないんだから。


でんぱ組.Incは全然知らないのですが、こういう機会でもないとアイドルを見ることなんてないので見てみよう。
アイドルなので毎度おなじみの自己紹介があるわけですが、これを見て私は思った。これ、RHYMESTERのおじさんたちも一緒だな。毎回「マイクロフォンNo.1宇多丸です」「粋なライムといなたいブレイクビーツ」とルーティンやってるこれ、完全にアイドルじゃん。そうか、RHYMESTERはアイドルなんだな。
彼女たちのMCを聞いていても、誰がどの声なのか分からない。みんなアニメ声で同じに聞こえる。あー、私やっぱりアニメ声苦手だなー。耳に刺さる、痛い。ちなみにFMラジオのDJや女性アナウンサーみたいな声が好きです。


次はNakamuraEmiとあばれる君を見たいなーと思いつつ、シーチキン兄弟はここでしか見ることができないわけで、そもそもシーチキン兄弟って何だよと思ったので、こちらを選択。
箭内さんと増子さんがメインで進行。シーチキンの新しいCMを見て、新しいCMソングを演奏するというコーナーでした。そういえばこのフェス、ステージの隣に大きなビジョンがあるのですが、ライブ中は一切映らず、始業式の校歌斉唱のときの校歌とこのCMとCMソングの歌詞、そしてラストの来年のお知らせのときしか使われないんですよ。何という無駄使い!
ここでは増子さんが素晴らしい。
「トシロウ、昔は全然笑わなかったのに、CMが進むにつれて笑いが増えてきて、今ではシーチキンを見るだけで笑うように」
「ホリエのこの笑顔!自分のバンドじゃ絶対に見せない顔だぞ」
「俺、宮崎あおいちゃんと共演できるっていうから出演したのに、行ったらいなくて、別撮りで合成だったんだよ。男だけでシーチキン食って帰ってきたよ」
増子さんは、この後の芋野球でもキレキレの解説をしてくれて、本当にタレントとしての才能がすごい。そのうちワイドナショーとか出るんじゃない?


CMソングを演奏して歌うのですが、短いのですぐ終わる。なので、何回も歌う。マジで何回も歌う。お客さんに歌わせるバージョン含め、トータルで10回近く歌ったんじゃないか?終わるときDさんが言った「この20分何だったの?」がすべてを表している。豪華なメンバーを無駄に使う箭内イズムが存分に出た変な時間(褒めてます)でした。
このバンド、ドラムが若くてかわいい女の子で、声もいいしドラムも上手い。誰なのかな?と思って調べたらSILENT SIRENのひなさんでした。あなた、この1曲この20分だけのために来たの?偉いなー。


今回はここまで。あと1回で終われるかなー。無理かなー。そして記憶が徐々に怪しくなってきているなー。頑張って書きます。