やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

『風とロック芋煮会2018』に行ってきました! 感想(その3)

やはり終わらなかった、レキシのせいで


前回までのお話↓
ese.hatenablog.com
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お次はレキシ。フェスだと4曲くらいしかやらないからなー、何をやるのかなーと思いながら待機。
オープニングのほら貝のあと聞こえてきたイントロは『SHIKIBU』!こっちか。
レキシのライブは既に曲そのものよりどんな脱線をしてくれるのかの方に興味がありますが、この曲ではストレートに終わった!レキシのライブでそんなことがあっていいのか(記憶にないだけかな?)。


曲終わりで「どうも、ケビン・コスナーでーす!」とおなじみのあいさつ。するとすぐに『狩りから稲作へ』のイントロが!あわてて止めるお館様。
レキシ「ちょっと待って!それやったらもう終わるよ!」
遣唐使「いや、曲順通りなんで」
レキシ「え?これでいいの?実はそうなの、今日はいろいろあるので、2曲目だけどあと2曲しかありません」
マジか!3曲しかないの!
でもまあ、この曲はもちろん素直に終わるわけがありません。
「昨日の雨でまさに田植えフェス、田植えバーですな」とGLAY『HOWEVER』を歌うお館様。「絶え間なく注ぐ稲の名を稲穂と呼ぶことができたなら 稲穂では伝えることがどうしてもできなかった」
ちゃんとバンドメンバーも合わせるのがすごいよなー。
「稲アゲイン稲アゲイン」とマンウィズの曲もいじってあげるお館様、やさしい。
「稲の発の夜行列車降りたときから 稲穂の駅は稲の中」と歌っていたら、サビの「稲穂海峡冬景色」で石川さゆりさん登場!
さゆり「私も名前ほしい。でも私が家来にならないと名前もらえないんでしょ」
レキシ「家来ってわけじゃないんですけど…。えー、でも、さゆりさん自体が歴史上の人物みたいなもんでしょ。石川っていうと五右衛門しか思い浮かびませんけど」
さゆり「それじゃないのがいいな」
レキシ「さゆりもん?」
テキトーだな!w


レキシ「実は私、さゆりさんに1曲提供した曲がございまして、『くのいちもんめ』という曲なんですけど、これ、歌ってもらっていいですか?」
この曲、初めて聴きましたがレキシ節でありつつ歌謡曲である、とてもいい曲でした。
1番が終わったところで
レキシ「せっかく家来になったんで、曲をノリノリにしてみましょうか」
さゆり「あれ?名前はどうなったの?」
レキシ「よく覚えていましたね、うやむやにしようと思ってたのに。さゆりもんじゃダメですか?ボクさゆりもん、グフフフって」
そっちのさゆりもんだったのか!w
レキシ「例えば、レゲエとかもできるんですよ」
するとバンドメンバーがレゲエのリズムで演奏を始めて、さゆりさんがそれで歌う。すげー、贅沢。
レキシ「ほら、何でもできるんですよ。何でも言ってくださいよ」
さゆり「ラップ!」
レキシ「(絶句して)ラップ!?予想を全部覆しますね」
それでもラップの演奏をするバンドメンバー。すげえ。特に大地君(ドラム)。さゆりさんはサビをラップ風に歌っていました。
そして最後はノリノリバージョンでちょっとアップテンポなポップスで歌ってくれました。あー、音楽はあらゆる可能性があるんだな。面白い。
そしてこのアレンジバージョン、どこまでリハ済みでどこからアドリブなんだろ。ラップバージョンも練習してあったのかな?それとも完全に無茶ぶり?


「このまま武士やっちゃいますか」と『きらきら武士』。「手綱をギュッ」の部分、さゆりさんの声がかわいい。
曲の途中で小百合さん退場してもらい、エンディングはレキシのみで。
一旦曲が終わったあとで「意外と時間余ったので」と歌い始めたのは「武士セレブレ~イ レキシっていう言葉なんて知らなかったよね」と安室ちゃんでした。
安定のレキシ。稲作と武士のどっちかはたまには止めてもいいんだぜ、と思いながら楽しかったです。石川さゆりさんとのコラボもあって、これはフェスならでは、しかもこのフェスならではですな。


レキシ終わりで再び会場内を散策。
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すげー人がいるな!と思ったら、でんぱ組の屋台(ソースせんべいだけど、何するの?タレ付けて焼くの?)でした。
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そのとなりはRHYMESTER(こちらは弓矢)でしたが、誰もいない!いや、彼らの名誉のために言っておくと、ちょうど参加者全員終了したところだったのです。ライムスが人気ないわけではないのです!
このあと、普通に会場内を歩いて帰っていくメンバー。ちなみに宇多丸さんはいませんでした。もう帰ったのか。他のミュージシャンも屋台終わりは普通に歩いているの?垣根低いフェスだなー。



また何か食べよう。
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ラジウム玉子って何?写真は忘れた。普段食べ物の写真を撮るクセがないので、撮り忘れたり食べかけを撮ったりしちゃう。味はフツーでした。そろそろビールを飲みたい時間ですが、今日は車なのでもう飲めない。
シーチキン号に再び募金。今度は何が当たるかな。
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またラババンでした!これで本日合計3つもラババンゲットしてしまった。いいんだ、募金だから。


ステージに戻ってきたら、もうマンウィズ始まっていました。
マンウィズはフェスでしか見たことありませんが、見るたびに「高性能だなー」「上手いなー」と思ってしまいます。それは100%の褒めだけではなく、ちょっと皮肉も混じった感想なのですが。
メンバーにDJもいてラップも交えたミクスチャーロック。このフォーマットだとどうしてもドラゴンアッシュを思い浮かべてしまいます。そして私はドラゴンアッシュファンなので、どうしても比べちゃうのです。どっちが上とか下とかはないのに、ポップで分かりやすくて売れる音楽だな、と心の狭いことを思ってしまうのです。
いやいや、違うぞ。ヘビーだけどポップで、みんなで盛り上がれるけどノー天気ではない音楽を作るのは大変だし、それ以前にポップな曲を書けるのはものすごい才能だ。
『フライアゲイン』はレキシにいじってもらったお返しとして、サビで「稲!稲穂!」と歌っていました。律儀。


マンウィズは、メンバーのほかにサポートギタリストもいるのね。その人の方が難しいフレーズを弾くのね。ジャンケンジョニーは煽るのに忙しいもんな。あと、ジョニーがこんなに歌っているとは知りませんでした。半分近くボーカルになっているくらいのイメージ。
そしてやっぱりあの格好でライブをするのはどう考えても大変。視界狭くない?ギターのフレット見える?暑くても汗拭けないの?どう考えても大変。口の周り塗ったりオオカミをかぶったりするの嫌だなー面倒くさいなーと思わないのかな。エンタテイナーとして自分たちのやるべきことをきちんとやっているのは偉いなー。


ああ、終わらなかった。次回石川さゆりさんと芋野球を書いて完結にします!


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なぜ新曲をやらないのだ。
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