やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

レキシ「TOUR2018 まんま日本ムキシばなし」 at 桐生 に行ってきました! 感想(その1)

最高のその先は何だ


レキシのツアーに行ってきました。会場は桐生市市民文化会館
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近すぎて上手く撮れなかったのですが、オシャレな外観でした。
大ホールのキャパは1945。結構広い。私は12列目の下手側でしたが、十分近い!緩やかな傾斜もあるので見やすい!ホール最高!
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今回は開場から開演まで30分しかなく、開場後の物販は会場内だったので、結構時間がない。皆さんグッズ買えましたか?


お客さんにはお子さんが結構いました。初めて見るライブがレキシだなんて羨ましいなー。あと、こういうお客さんが多くなったということは、一般層(音楽を積極的に聴かない層)にまでレキシの認知が広がっているということでもありますよね。よきことだ。


最初に書いちゃいますが、私の体験したレキシのワンマンツアーの中で過去最高でした!これまでもずーっと最高最高と言ってきたので、もはや語彙がない。でも、最高。
なので、これからツアーに行く人はこの先は読まず、体験後に読んでほしいです。
と念押ししておいて、以下ネタバレ全開で書きます。






さあ、開演時間。いつものホラ貝が響き渡り、お客さん総立ち!
しかしその後スクリーンが下りてくると「あ、これ結構長いやつだ」とすぐに判断し、すぐ座るお客さんたち。お館様の教育が行き届いている。
映像はもちろん「まんま日本ムキシばなし」で、稲の不作に悩む吾作とおっかあ(どちらも池ちゃん)が稲の神様にお願いするという内容。稲の神様役は何とロバート秋山!レキシネームは「色黒ホモ・サピエンス」。ホモサピエンスなんてもはや歴史でも人名でもないぞ!
神様を楽しませたら天候が回復するので、ライブで楽しませよう!という始まり。茶番だけど、楽しい。


1曲目は『SEGODON』。この曲はヴァン・ヘイレンばりのシンセが肝なのですが、この部分はサックスのTAKE島流しさんが弾いていました。プロのミュージシャンは何でもできるのねー。
あと、この曲はサビの部分にコーラスが入っていて、このライブでも聞こえたのでどうなってるの?と思って見まわしたら、トランペットの元妹子さんがサンプラーのボタンを押していました。
曲の途中では元ネタ(パクリではないのですが)のヴァン・ヘイレン『JUMP』も織り込んできました。「せごどんジャンプ!ハイ!」デイブ・リー・ロスばりのシャウトが効いています!
あと、ハウンドドッグ『ff』「愛がすべてさ~」も入れてきました!


今日の池ちゃんは声が出ている!ラストまでずーっと素晴らしい歌声でした!
あとね、すげー目が合う。指もさされる。サングラスだから勘違い範囲も広いですが、いや、あれは私を見て歌っていたね。しゃべっていたね。指さしていたね。


2曲目は『なごん』。この曲のBメロって「PPPH」のリズムだったのね。ポップスの王道。この曲は何かおふざけやっていたっけ?もう覚えてない…。
曲終わりで最初のMC。「こんばんは、ケビン・コスナーです!」にはもうツッコミもせず全力で乗っかる私たち。お館様に教育されているから。


『年貢for you』の曲フリで「年貢を納めに行こうか!」ということで物販で売っている俵ポーチを見せる池ちゃん。「何これ?こんなん街で持ってたらヤバい奴だよ!」と言っていましたが、あなた、売っている側ですよ!
「今回はムキシばなしなので昔の曲をやりますね。まあ、ずっとそうやってますけど」という流れから「きれいな指してたんだね」(J-WALK『何も言えなくて…夏』)、ワム!ラストクリスマス』、安全地帯『悲しみにさよなら』を入れてくれました。王道のコード進行にはやはり名曲が多い。


「天井裏にいる忍者に恋をしてしまったアンジェリーナ・ジョリーの実話をもとに作った」というウソのフリから『Let's忍者』
この曲好き!ロマンティックなラブソングのようで「吹き矢じゃダメなの はい手裏剣」「何も見えないの はい煙」とか、忍者ワードが織り込まれているのが面白い。
曲終わり、「レッツ忍者」の部分を演奏も手拍子もなく延々コール&レスポンスを要求する池ちゃん。「いいね」「もう1回」「恥ずかしくないよ」と言いつつ何度も要求する池ちゃん。「ラスト!」といいつつ何度も要求する池ちゃん。マジでこの無音部分だけで5分くらいやってたんじゃない?エンドレス忍者!


続いては『ペリーダンシング』!この曲も好き!(まあ、レキシの曲は全部好きなのですが)最近こういうファンク全開の曲少ないのでうれしかった!
どの曲で誰が何をやっていたのかはもう覚えていませんが、今回はバンドメンバーの皆さんのソロをフィーチャーしてくれる場面が多くてよかったです。プロのミュージシャンは演奏が上手い(当たり前だ)。
この曲では武富士のCMソングを織り込み。
www.youtube.com
知っている人はそれなりの年齢です。


『KMTR645』ではおなじみイルカが乱れ飛ぶ!楽しい!でもその間は全然ステージや演奏に注意がいかないので良し悪しですな。
この曲は2番の「しりとり大好き え!また『り~!』」の部分が大好きなのですが、この日は「あなたの名前は?『僕わたり~!』」と池ちゃんと渡さん(遣唐使)が掛け合いをやっていて、こっちもいいね!


MCうろ覚えいろいろ。トランペットの元妹子さんに「お前はハマケンの下僕ではないのか」、の流れからドラムの伊藤に行くならヒロブミさんに「SAKEROCKは殴り合いで解散したんやろ?」。村上基さんは現在ハマケンのいる在日ファンクのメンバーで、伊藤大地さんはハマケンとともにサケロックのメンバーでした。
「うちのバンドは殴り合いじゃなくてベースとギターの性欲がすごすぎて俺とタカシ(ハナレグミ・シャカッチ)が引いちゃって解散した」ホントかよ!


元気出せ!遣唐使とのイチャイチャタイム。『墾田永年私財法』を歌うという流れでイントロを弾くと別の曲を歌うというお約束の流れ。尾崎豊『I LOVE YOU』「今だけはレキシの歌聴きたくないよ おいっ!」、『千の風になって』「隣の~お墓の前で それ別のお墓ですよ」
ここから「目減りシリーズ」。「8万本のバラの花を」「出会いは百千万の胸騒ぎ」「4ひろみ」「ジュリーも目減りシリーズでやればよかったのに。9000が7000に減ると」「TOKIO~ あっちのトキオも目減りしちゃったね」
目減りシリーズの過去↓
ese.hatenablog.com
ese.hatenablog.com
やっと歌ってくれた『墾田永年私財法』はやっぱり名曲。「耕した土地は自分のもの」っていう内容だけど。


暑いなーと羽織を脱いで振り返るとスタッフが十二単を持って待っていた!「暑いから脱いだのに!着るの?」もちろんおとなしく従う池ちゃん。歌うのはもちろん『SHIKIBU』
この曲のなるとなでしこ(チャットモンチーのレキシネーム)のコーラス部分はこれまた元妹子さんのサンプラー


『GET A NOTE』では湘南乃風というか矢沢永吉というかのタオル回し。そして間奏で目玉おやじの被り物をする池ちゃん。
「これ外してくるから」と池ちゃん一旦退場。ここでまた映像コーナー。ちょうど座りたいなーと思っていたのでありがたい。


まだライブは半分ほどですが、文字数が増えてきたのでここで一旦切ります。続きは次回。


まんが日本昔ばなし DVD-BOX 第1集(5枚組)

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