映画『アベンジャーズ／エンドゲーム』を見る前の私個人の話

なのでネタバレなし

『アベンジャーズ／エンドゲーム』を見てきました。
当初は、『エンドゲーム』を見るつもりはありませんでした。アメコミファンではないし過去作多すぎるし。
しかし、どうも世間は騒がしい。単なる大作映画の公開ではなく、ひとつの時代の終わりのような盛り上がり。ちょうど元号も変わるし10連休だし（私は10連休ではないが）、この祭りに乗ってみよう！

とはいえ、私はマーベルを見ていない。この時点で見たことあるのは
①『アイアンマン』
すごーい昔にDVDで見た。面白かったけど、この時点でアベンジャーズのことなど考えたこともないのでつながりなども気にしてない。
②『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
マーベル作品と関係なく、面白そうな映画だなと思って見に行きました。面白かったけど、少年マンガみたいだなという印象。ここにサノスが出ていたこと、インフィニティ・ストーンが登場していたことも忘れていました。
③『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2』
前作大好きマンではなかったので、そこまで乗れず。話デカすぎ。この作品のエンドロール後映像って何でしたっけ？この作品におけるアベンジャーズ関連の部分、何も覚えてないです。
④『シヴィルウォー』
『ブラックパンサー』を見る前に見ろと言われたのでDVDで見ました。いきなりヒーローがたくさんいて、誰が誰だかよく分からないまま見た。ブラックパンサーのお父さんが死んだのね、くらいの印象。もちろんエンドロール後の映像は何も覚えていない。
⑤『ブラックパンサー』
これも当初は見るつもりなかったけど、世間が騒ぐので見に行きました。面白かったけど、世間ほど熱狂しませんでした。
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これだけ。足りない。とりあえず⑥『インフィニティー・ウォー』をレンタルしてみましたが、いろいろ分かっていないのでいろいろ分からない。衝撃的なラストは「おお！！」と思いましたが、キャラクターに思い入れがないしそもそも誰が誰だか分からないので、理解も深まらない。

復習（というか、予習ですね）が必要だ。
まず、『エンドゲーム』が始まると公開終了になってしまう⑦『キャプテン・マーベル』を。マーベル無双！強すぎ！宇宙も行けちゃうの？
そして、『インフィニティー・ウォー』のエンドロール後映像のポケベルはこれか！つながる！やっと私の中でマーベルがつながりだしたぞ。

あとはレンタルしてきてひたすら見るべし。
しかし、時間がないのと世間も盛り上がっているのでTSUTAYAもレンタル中が多くて借りられない。見たのは
⑧『マイティー・ソー』
ファンタジーSFはあまり好きではないので、アベンジャーズがなければ見なかったな。でも、面白かった。助手のメガネっ娘がかわいかった。そして、ここでロキのキャラクターを知りました。これを分かっていれば『インフィニティー・ウォー』のオープニングがもっと盛り上がったのに！
⑨『キャプテン・アメリカ／ザ・ファースト・アベンジャー』
キャプテンアメリカって、ダサくない？あのマスクも武器が盾というところも。なのに『シヴィルウォー』で偉そうな態度しやがって、古くさい二枚目が。と思っていたのですが、面白かった！映画としては戦争映画のテイスト。スティーブ・ロジャースが強くなる前から正義感の人なので、「強くなったから気持ちも強くなった」ではないのがよい。まっすぐな正義感も古くさい二枚目も、すべて意味があるしこの後につながっていた！
⑩『アベンジャーズ』
ついにアベンジャーズまで来たぞ。『アイアンマン2』と『ハルク』は未見。『マイティーソー』のファンタジーと『アイアンマン』の科学の食い合わせが微妙だなと思いましたが、上手い融合でした。単純にみんなそろうと画力（えぢから）がすごい。
⑪『キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー』
こちらはスパイ映画テイストでしたね。あと、「悪そうな奴は悪さをする前から排除しちゃえ」という、この先あるかもしれない未来を描いていた点もよかったです。
⑫『アントマン』
『ウルトロン』より先にこっち見ちゃった。テイストとしてはコメディ映画。小さくなる理屈はこじつけでいいのですが、小さくなるメリットが分からない。潜入捜査とか女子更衣室とかなら役に立ちますが、戦いで小さくていいことある？走っても走っても敵までたどり着かないよ。あと、娘は元妻と暮らしているのに別の女性といい仲になるのは娘としてどういう気持ちなのかな。
⑬『アントマン&ワスプ』
これ、マーベル作品としてそんなにヒットしませんでしたが、『エンドゲーム』予習タイトルとしてめちゃ重要じゃないですか！！エンドロール後のチリになる描写！『インフィニティー・ウォー』を見た人は「うわー、あの瞬間だー！」と大興奮しましたよね。そして、「ということは、これが『エンドゲーム』でのカギになる」までは予想できますね。リアルタイム鑑賞の人、うらやましいなあ。量子世界の描き方は不満ですが、正解なんてないので文句言っても仕方ない。
⑭『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン』
アベンジャーズ世界の時系列とはずれますが、ここでようやくウルトロン。行きすぎた正しい思想は間違った発現の仕方をする、というお話でした。こんな人、現実のTwitter上でも何人もいますね。そして、この思想はサノスに通じるものがある。クイックシルバーって、速いだけであまり使い道ないなーと思っていたらあっさりと死亡。見た目も浪人生みたいだったしな。スカーレット・ウィッチは何でもできすぎ。

以上、駆け足で14本見ました。『ハルク』シリーズと『マイティー・ソー』の続編、そして『ドクター・ストレンジ』『スパイダーマン』は見ていません。それでも何とかなるだろ。
さすがにここまで見れば、それぞれのキャラクターのことは分かってくるし、愛着も湧いてくる。そりゃトニー・スタークとスティーブ・ロジャースは合わないわ。現実主義者と理想主義者。でも、どっちの言い分も分かるぞ。
そして、ブラック・ウィドウとホークアイは普通の人間なのね。そんなんでこんな超人軍団と一緒に活動するとは！すぐ死んじゃうぞ。
ソー、いつの間に髪の毛切ったの？誰だか分からなかったよ！
いいぞー、盛り上がってきた！

『エンドゲーム』本編にたどり着く前に3,000字になってしまったので、本編の話はまた後日にします。
さあ、いざ決戦。待ってろサノス！