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好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

RHYMESTER47都道府県ツアー@新潟 に行ってきました! 感想(その1)

RHYMESTERミュージアム


RHYMESTERの全国ツアー21本目、新潟GOLDENPIGS RED STAGEに行ってきました。
新潟でのライブは6年ぶり。えー、もうそんなになる?ついこの間のような気がするのに。
ese.hatenablog.com
本当に6年前だった…。そりゃ私も歳をとるわ。


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早めに新潟駅に着いたので、会場までの道のりを確認しようと会場に着いたら、既にお客さんがちらほら。入り待ちだそうで。それなら私も待ってみよう。
すぐ来た!グラキャビに乗ってRHYMESTERご一行様到着!ファンの皆さんはプレゼントを渡したりサインをしてもらったりフレンドリーに会話したりして、とてもフランクな感じ。岸社長と会話している人もいる。
で、私は、何もしない。何もできない。ヘタレだから。ちょっと離れたところから皆さんの様子を見ているだけ。
それにしても、この距離この自由さなのにヤラカシはいないし騒ぐ人もいないし、演者・スタッフ・お客さんの関係性が素晴らしいなあと思いながら見ていました。さすがキングオブ客席の皆さん。ファンはミュージシャンの鏡だねー。


一旦会場を離れ、付近を散策したりして再び物販販売時間に会場に行くと、またDさんがいた!しかし再び何もできず見るだけの私。Dさんは新潟の街に消えていきました。ブログのネタ集めかな。
私は「演者は雲の上の存在だから私とふれあってはいけない」と思っているのですが、それ以上に単なるヘタレだな。向こうが「いいよ」と言ってくれているなら、日々の感謝と尊敬くらいは伝えてもいいよな。できないけど。


さて、入場。
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前回下手だったので今回は上手に陣取る。2列目のはずだったのにいつの間にか3列目になっていた。ポジション取りも重要だな。
時間ぴったりにJINさん登場。「山本~!」「ヤマモツ~!」の声が飛ぶ。いい感じ!


JINさんの雄叫び・煽り→MC2人呼び込みというおなじみの流れからライブスタート。
1曲目は『20世紀~開け心』の「RHYMESTERがライブしにやってきた」のフック部分。「どこにきた?」「新潟~!!!」
続いて『耳ヲ貸スベキ』、そして『B-BOYイズム』!この序盤で?まだ私のエンジンかかりきっていないので身体がついていかない!さらに『R.E.S.P.E.C.T』
そうか、秋田からセトリの流れを変えたというのはこういうことか。
ese.hatenablog.com
このツアー前半は「現在→過去」とセトリは進んでいましたが、「過去→現在」にしたのですね。抜本的改革!


この日の衣装は、宇多丸さんは紺と黒のストライプのジャケットに黒のTシャツ、Dさんは緑と黒のストライプジャケットに白地(何かプリントされていた)のTシャツ。
Dさんスイカみたいだなーと思いながら見ていました。


ここで最初のMC。
宇多丸「新潟は仲間も多いしね。DJ松永とか。今や新潟の出世株ですからね」
Mummy-D「人間的には?」
宇「人間性と芸術は別ですから」
宇「今回のツアーはアルバムをひっさげてのツアーじゃないので、RHYMESTERの歴史をたどるようなセットリストになっています。つまりね、RHYMESTERミュージアムなんですよ」
宇「歴史を凝縮したセットリストなんで、あっという間に時代は過ぎていきます。RHYMESTERの結成が89年で『リスペクト』が99年なんで、この10分でもう10年経ちましたから!この10年が辛かったんだよ!!」
D「特に前半5年が辛かった…」
宇「誰にも認められない中で自分たちの信念だけでやってきて、残りの5年で少しずつ成果が出てきて、99年『リスペクト』で日本のヒップホップシーン、一旦天下取ったと言っていいんじゃないでしょうか」
宇「そして2001年、メジャーデビュー!」


『ロイヤル・ストレート・フラッシュ』『肉体関係 part2』連打!この辺は私がRHYMESTERを知った最初の曲なので個人的に盛り上がる!
『肉体関係』は後半でJINさんのラップパートがあるのですが、JINさんを見ているとラップが始まる前からポーズができあがっている!JINさん劇場開演です!
ラストは「放置プレイ」で3人の動きと音ストップ!20秒くらいフリーズ!


『肉体関係』の話で
D「フェラじゃなくてキスだよ。宇多さん10年以上ずーっと歌詞間違っているよ」
宇「そうだっけ。まあ、キスもフェラも同じようなもんだよ」
全然違うよ!w


『ザ・グレート・アマチュアリズム』に続いて、Run-D.M.C.『Walk This Way』のトラックで『WE LOVE HIPHOP。曲の終わりで宇多さんはマイクスタンドを振り回して「ウォークディスウェー!!!」とスティーブン・タイラーばりのシャウト!完全にスティーブン・タイラーでした!


『オイ!』を最初のフックだけやって、『ONCE AGAIN』。『オイ!』全部歌ってほしかったなーと思いましたが、今こうやって書き出すと、アゲ曲連打過ぎてライムスの3人も見ている私たちも疲れちゃうもんな。
この日のDさんは曲によってあえて後ろ目ノリのハメ方でラップしていて、それはそれでカッコいいのですが、被せにくいなーと思いながら聞いていました。


ここで活動休止前後の話。
D「RHYMESTER2年の活動休止の間にマボロシで3枚アルバム出してますから(ドヤ顔)」
宇「清志郎さんの『雨上がりの夜空に35』とかはマボロシでタケちゃん(竹内朋康)と一緒にやった経験が活きているもんね」
宇「で、活動休止期間が終わって還ってきたら、ちゃんと3人ともスケールアップしてたもんね。曲作りの意識も上がったし。Dも林檎さんとかとコラボして、ああいうバケモンと戦わなきゃいけないんだから」もちろん褒め言葉です!


そして最近のライブで恒例となったJINさんコーナー。
自分の子供の勉強を見ていて、新潟は中部地方だということにびっくりしたと。中部地方には新潟から長野・山梨・静岡も含むと。新潟の人は「自分は中部地方だ」という意識はあるのか?ということで新潟県民を対象にした「コール&レスポンスによるアンケート」を実施。
新潟県民の皆さん、中部地方という意識がある人はセイホー!」
ひとりだけ「ホー!」マジか!
「中部じゃないなーという人はセイホー!」
それ以外全員「ホー!」ですよね!
「じゃあ、甲信越地方だという人はセイホー!」
ほぼ全員「ホー!」ですよね!
「甲信越じゃないなーという人はセイホー!」
元気なく「ホー」
D「甲信越じゃないと思っている人は、『甲信越じゃない』とすら思ってないね。覇気なさすぎ」
そうなんです。新潟は甲信越なんです。北陸ではないんです。


さて、ライブも後半戦に入りますので、ここで一旦切ります。続きは次回。


リスペクト

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