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岡村靖幸2019FALLツアー「やばいよ!この気持ち。」@中野サンプラザ に行ってきました! 感想(その1)

届かぬ距離


岡村靖幸2019FALLツアー「やばいよ!この気持ち。」の中野サンプラザ公演2日目(10月30日)に行ってきました。
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何年経っても結局なくならない中野サンプラザ。このままでいいんだぜ。
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今回は何と2階席。先行発売で購入したのにこの仕打ち…。以前は2階席は別で販売していたこともあったのになー。
開演前にスタッフが「録画・録音はダメよ。スマホもダメよ。アンコール待ちの時間もダメよ」と何度も念押しアナウンス。そんなこと、分かっていますよ。全身全霊でDATEを体感・体験しますよ!
※しかし、アンコール待ちの時間にスマホいじる人、何人もいた…。ほんの数分、我慢できませんか??


開演時間を少し過ぎた頃、客電OFF。カッコいいオープニングBGMと紫の幕に映し出されるカッコいい照明。このBGMがとてもよかった!もう何も覚えていませんが、ヒップホップっぽいビートだったなーという記憶。これも最近RHYMESTERと一緒に仕事したからなのかしら??


始まったのは『いじわる』。オリジナルよりテンポ遅めバージョン。
うむむ、2階席、遠い…!
今回は秘密兵器として双眼鏡を持ってきたのですが、見る暇がない。岡村ちゃんが歌ってないときに覗くくらいで、結局肉眼で見ちゃう。そのせいで、今レポ書いていますがデンスについての記憶がまったくないです…。距離って大事。
続いて『ハレンチ』。あれ?『ハレンチ』ってアルバム未収録?今Wikipedia見てびっくり。この曲は「月賦ローン三昧」が最高のパンチライン。リズムと日本語が一体化している。
まだまだノンストップで『少年サタデー』。この曲は軽やかな四つ打ちなので、岡村ちゃんも軽やか。こういう曲をもっと作れば可愛げ岡村がもっと見れるのだな。うむ、もっと作って!
また分からないイントロだぞー、と思っていたら『どぉなっちゃってんだよ』だった!この曲、ライブだと毎回歌い出すまでこの曲だと気づかない。さらに今回また新しいアレンジでしたよね?記憶が…。


今回の洋楽カバーはアース、ウインド&ファイヤーの『Love’s Holiday』でした。うむむ、この曲、私知らないです。途中で岡村ちゃんはいつも通り「カモッ!」と私たちに歌わせようとしますが、分からないです…。
この曲はフルコーラスでやらず、シームレスに『イケナイコトカイ』へ移行。ここのみならず、今回は曲のつなぎ部分がとても上手い。そう思ったのが何カ所もあったのですが、いかんせん記憶が…。
曲のつなぎが上手いということは、曲順の並び(テンポやコード)に気を配り、つなぎのアレンジをこのツアーのために作っているわけで、そういう細やかなこだわりが随所に感じられてとてもよかったです!
また、『イケナイコトカイ』はライブ前半に配置されることが多く、この曲で岡村ちゃんの声の調子を占うのですが、今日はいいぞ!途中のアカペラ部分(私命名「ノウホウタイム」)が、とてもよかったです。いつもは「絶対に笑ってはいけない岡村靖幸」になることもままあるこの部分、今日は「いい!声出てる!カッコいい!」と絶賛しかなかったです。


お次は『ステップUP↑』!しかもオリジナルアレンジ(細かなバージョンUPはあったかもしれんが)!最近この曲の遅いテンポバージョンもライブで演奏してくれますが、Aメロはいいけどサビがあまりにもっさりしちゃうので、やはりこの曲はオリジナルアレンジがよい。倫社と現国学びたい!
似たタイトルつながりでステップアップLOVE!ここもつなぎのアレンジがよかった(気がする。記憶…!)。DAOKOパートは完全にキーボードの富士子さん任せ。富士子さんありがとう…!
この曲はMIKIKO先生の振り付けがあるのですが、岡村ちゃん、ちゃんと踊ってた!その場の思いつきだけで踊る人ではなかった!この曲に限らず、今回はダンサーとのシンクロがとてもよかったです。ということは、「ここでこういう振り付けで踊る」という段取りをちゃんと覚えているわけで、それだけで「岡村ちゃん、できるのね」となぜか親目線で喜んでしまいました。
私の前の席の女性もちゃんと踊っていて、すごいなー、MV何度も見たんだろうなーと感心していました。


ここでようやく岡村ちゃん一休み。一旦ハケてバンドメンバーのインストタイム。曲の内容はもう何も覚えていませんが、各プレイヤーのソロ回しは毎回素晴らしい。
横倉さんのベースはいい音がする。低音も高音も聞こえて、スラップで弾いても高音が痛くない。Dragon Ashの馬場さん、D.A.N.の市川さんと並ぶ私の好きなベースの音。
ギター田口さんは毎回80年代後半~90年代前半の「ギターはソロを弾いてナンボだ」という感じの俺様感がとてもいい。早弾きではなく、「俺のプレイを聴け!」という主張の強いソロプレイ。後半では背面弾きも披露。今回は2階席だったこともあり、森山未來みたいだなーと思いながら見ていました。


岡村ちゃん戻ってきて『彼氏になって優しくなって』。今回、少しアレンジが変わっていて、この曲の特徴である横ノリビートではなくなっていた。ちょっと残念。この曲のバウンスする感じが好きだったのに。
2番入りの「芸術的なシュート」は私がいただいた!中野サンプラザの諸君、残念だったな!


『うちあわせ』に続いては『愛してくれない』!!
私、そんなにこの曲大好きではないのですが、とてもよかったです。この曲はファルセットが重要なので、声のコンディションがよくなければ歌えない。この曲をセトリに入れてくるということは、「現在、俺、絶好調」ってことなんですよね!


この次が、何と『ターザンボーイ』!!!
私、勝手に『ターザンボーイ』『パラシュート★ガール』『チャームポイント』の時期の曲は、岡村ちゃんはあまり好きではないと思っていたので、歌ってくれてうれしい!
それにしてもこの曲のサビ「ダンボールいっぱいの子分と戦っていた」のひたすら下がるメロディライン、今聴いても異常。ライブだと今の岡村ちゃんの声に合っているのでとてもよい。
あー、「君のためにライオンと戦える男でいたい」を聴けて本当に嬉しかった!!!


『Punch↑』『祈りの季節』ときて、『Out Of Blue』
アウブルが中盤になってしばらく経ち、もう馴染んできましたね。曲の入りで人差し指を突き上げる岡村ちゃん、カッコいいぜ。


MCタイム。白石さんはもういないので、横倉さんが大役を担う。しかし、横りんはしゃべっている時間と内容が比例しない。しゃべっているんだけど、内容がない。「岡村さん、やばいですよね」しか言っていない。他に何か言っていたかもしれませんが、もう忘れた。
あ、差し入れの話してたな。入手困難なお菓子を差し入れしてくれて、「岡村さん、これ美味しいですね!」と言ったら翌日また同じお菓子があり、さらにその翌日には倍の量のお菓子の差し入れがあり。実は入手困難ではないのでは?と思ったとのこと。


んでおなじみ『あのロン』『だいすき』
うーん、これはライブのハイライトなので削るわけにいかないし置き場所もここしかないんだろうけど、それにしてももうこすりすぎじゃない?もうしがんでも味ないよ。
初めての人のために頑なに変えないのだと思っていますが、変化もほしいなーと思う常連もいる。


今回はこの辺でおしまい。続きはまた明日。