やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

2019年を振り返る

エンドレスエイト


ここ数年、年末にこの1年を振り返る記事を書いていまして、毎年「特に変わることはなく…」と書いているのですが、今年はマジで何もない。中年の日常を繰り返しているだけ。
仕事の異動もなく、いつまでたっても独り者の日常に劇的な変化なんて起こらない。それでも何かしら振り絞って書こう。


全体まとめ


ここ数年は見た・行った本数を記録しているのですが、変わらないのね。
舞台は『キレイ』にも行きたかったですが、チケット当たらず。来年はクドカンウーマンリブ新作があるので、何とかして当たりたい!


音楽
音楽は車で聴くのがメインなので、いまだにレンタルしてます。東京に行くたびに渋谷TSUTAYAに行って郵便返却でたくさん借りています。時代についていけないおじさん。
Spotifyの無料会員にはなっているのですが、あまり使っていません。新譜チェックと部屋にいるときのBGM。でも、スマホやPCだと音がイマイチなのであまり使わなくなる。中学生みたいな使い方ですみません。
スマホからBluetoothでスピーカーに飛ばして鳴らせばいいの?どなたかいい使い方を時代についていけないおじさんに教えてください。


今年は人間交差点フェス以外に音楽フェスに行っていないので、新しい音楽に触れていない。ライブはRHYMESTER岡村靖幸・レキシ・真心ブラザーズを除くと夜ダン×Creepy Nutsの対バンに行っただけ。来年はフェスに行こう。でも、フェスは一人だと寂しいんだよなー。誰かー。


ライブには行かなくても新しい音楽は聴いていますが、やはり老化により感性も衰え、これだ!みたいな出会いがない。いいと思える音楽でもハマる!ってほどにはならない。ちんこより先に感性の方が萎れるとは。
それでも、同世代はもちろん若い子と比べても音楽はたくさん聴いていて、好きなミュージシャン・アルバムについて自分の方が熱く語ってしまう。ほとんどの人は「音楽は好きだけどそれは生活のほんの一部」なんだろうなー。私は昔よりは熱量減ったけどそれでもまだ生活の多くに音楽は存在しているし音楽はなくてはならないカルチャーです。まるでちんこは立たずともお姉ちゃんのインスタにいいねを付けて回る志村けんのような気持ち。


RHYMESTER
今年のいちばんはこれだな。30周年おめでとうございます。
1月の飲みーティングに始まり、全国ツアー初日の千葉から新潟、松本、東京、京都と5回もライブに行き、さらに年明けの振替公演にも行くので、同じツアーに6回も行くことになります。
上で「音楽への情熱が…」と書きながらこの熱量はなんだ。情熱、あるじゃねーか!
RHYMESTERがすごいのは、「てな調子で四半世紀 だってのにいまだに全盛期」なところ。ここまでのベテランになれば「いいけど高値安定」「今もいいけどあの頃が最高傑作」が普通です。なのに彼らは最新作がいちばんいいというおかしな事態。スローラーナーでよかった!
そして、ライブは同じツアーであってもMCはもちろんセトリも毎回違うので、いつでもフレッシュに楽しめる。
宇多丸さんの働き過ぎは心配ですが、2020年も企画目白押しのようなので、楽しみです。
ese.hatenablog.com
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岡村靖幸
今年はRHYMESTERに熱中した分、岡村ちゃんへの情熱が薄れております。
今年初めに出た『少年サタデー』はあまりピンと来ず、ツアーも1回しか行きませんでした。秋のツアーの最終日に来春のツアーが発表されましたが、次回は行くのやめようかなと思っていました。


しかし!秋に急転直下!!
まずは「岡村靖幸さらにライムスター」というコードネームで『マクガフィン』!
www.youtube.com
さらに2020年3月にNEWアルバム発売の発表!
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くそう、岡村ちゃんめ。結局私を離さない。春のツアーも申し込んじゃった。
それでもまだ、あまり燃えていません。燃えるのはアルバムを聴いてからだ。そこで「やっぱり天才!好き!」となるか「うむむ、もはやここまでか」となるか。
とか書いているけど、楽しみなんだけどね!


映画
私が積極的に映画を見るようになったのは最近なので、まだまだ映画の見方も分かっていないし知識の蓄積もない。それでもやはり見る本数を重ねてくるといろいろ「分かってくる・見えてくる」ものはあります。映画や音楽に限らず、何でも「知っている方がより楽しめる」です。知識は人生を豊かにする。


今年もいい作品がたくさんありました。ここ数年は「いい作品はヒットする」「ダメな作品は宣伝にお金かけてもヒットしない」になっている気がします。それはもちろんSNSの力。だからこそ『ジョーカー』はあんなにヒットしたし『アイネクライネナハトムジーク』を私が見に行くようになったのです。いい傾向だ。


今年は『エンドゲーム』でMCUの歴史に一旦ピリオドが打たれまして、これまでもマーベルの熱心なファンではない私は今後どうしようか悩んでおります。5月公開の『ブラック・ウィドウ』はどうしよう。これを見たらまた次のフェーズも追いかけなきゃいけなくなる。そんな義務感でいいのか?と思いつつ、まとめの作品が公開するタイミングで「あのとき劇場で見ていれば…」と後悔するのも分かっているので悩んじゃう。
ese.hatenablog.com


潔癖な正義感
社会の話題だと、これ。潔癖になりすぎ。わずかなミスも許さない社会に辟易。
他人を責めるたびに自分の居場所も狭めるんですよ。イライラを減らすには「ミスをさせない」「自分の嫌なことを禁止する」ではなく「許す」「認める」です。


幼稚園の音がうるさい、電車の中の幼児がうるさいってのは個人的には信じられないのですが、百歩譲ってうるさいとしても、あなたもそうやって社会に許されて大きくなってきたのですよ。ましてや少子化の現在、子供は社会の宝です。おおいに認め、許し、社会全体で育んでいきましょうよ。
除夜の鐘がうるさいってのも同様。30件の苦情とありましたが、実際は何人なのかな。ほんの数人なんじゃない?で、苦情は言うからカウントされますが、ほとんど人は「除夜の鐘は鳴って当然」と思っているので声をあげません。世論は「鳴らしてもいい」と思っている方が大多数なのです。
もう、こういうノイジーマイノリティのみに耳を貸すのはやめましょう。無視するか、整然と反論すればいいのです。
そもそも除夜の鐘は煩悩を打ち消すためのものなので、反対する人たちにこそ必要なのに!


あと、問題を起こした芸能人の活動停止だけでなく作品もなくなること。
バラエティ番組でもドラマでも、テロップだけ入れてそのまま放送すればいい。視聴者のリテラシー舐めすぎ。お金を払って見に行く映画はそのまま公開すればいい。観客の自由奪いすぎ。過去に出した作品を回収する必要はどこにあるの?抗議する人はそもそも買わないから。
ここでもノイジーマイノリティにおもねりすぎ。そろそろ、次の段階に進もう。アホな少数のSNS意見にへりくだるのではなく、大人が責任もって突っぱねよう。個人的に見ないのと見る自由を奪われて見れないのは全然別ものです。
みんな、ぺこぱの漫才に笑っただろ。ああいう社会にしようよ。


私たちは怒りのタネを探す毎日をやめよう。そのRT、必要ある?必要なのは燃やすことではなく無視じゃない?
個人も社会も大人になろう。
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今年はこんなところかなー。
来年もどうせ何もないけど、健康にだけ気をつけてカルチャーを楽しもう。今年はジムに積極的に通い出し、結構走れるようになったおかげでスタンディングライブでも疲れなくなりました。健康、大事。しかし年末の大掃除で腰を痛めてしまい、人生初の腰痛中です。健康、大事。
昔はおっさんたちが健康・病気の話ばかりをするのは他に話題がないから、映画や音楽に接していないからだと思っていましたが、最近「まず健康があって、生活を楽しむことができる」ということが身にしみて分かってきたので、おっさんを責めることができなくなりました。健康は最優先事項なのだ。女子高生の恋バナと同じなのだ。


過去の振り返り記事
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