やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

2021年6月ツイートまとめ

生活保護は別の世界の話ではない

あなたは単なる幸運なのかもしれない


前回、生活保護に対する誤解を解きほぐす記事を書きましたが、
ese.hatenablog.com
もう少し思いついたので、追加で書きます。


俺たちだって少ない給料で頑張っているんだ
それは大変ですね。よく頑張っていますね。それでも生活保護の支給額より稼いでいるのなら、保護対象にはなりません。もっと収入のない人、もっと貯蓄のない人が保護対象者となります。残念ですが、あなたは「稼いでいる人」なのです。


生活保護より少ない収入で頑張っている人はたくさんいる
こういう人は、生活保護を受けましょう。
そもそも、生活保護の捕捉率は20%と言われています。生活保護に該当するのに、実際に保護を受けている人は20%しかいない、残りの80%は生活保護レベル(あるいはそれ以下)なのに保護を受けていない人たちなのです。
yomidr.yomiuri.co.jp
ですので、「生活保護より少ない収入で頑張っている人がいる→なのにあいつらは」「だから気軽に保護を受けさせるな」という批判は本末転倒なのです。本来は、受けられる制度が行き渡っていない現状が悪く、残りの80%の人たちにも保護を受けてもらうことが大事なのです。もちろん、みんなが生活保護以上の生活ができて、貧困がなく、その結果生活保護を受ける人がいないというのが理想ですが、しばらくは難しいですね。だって今の政府は貧しい者に徹底的に厳しいから。


生活保護が対象者の20%しか捕捉できていないのは、保護が「申請」だからです。私たちが「あなた貧乏だから保護受けなさい」とは言えません。本人が「生活が苦しいので保護を申請します」と言ってもらうしかないのです。そのためにやることはいくつかあります。生活保護という制度の広報、それ以前の各種段階で生活困窮者を見つけて、各種サポート(そのうちのひとつとして生活保護がある)を行う、などです。
それなのに、「水際作戦」として相談や申請に来た人たちを窓口で跳ね返している自治体があるらしく、本当に迷惑です。最後の砦である保護にまで鉄壁の守りを固めてどうする。優しく毛布を掛けてあげるシェルターであるべきです。
そしてもうひとつ、世間の空気。生活保護は恥、生活保護は甘え、自己責任。こういった心ない声が、本当に困っている人を窓口に向かうのを躊躇させるのです。以下に書きますが、生活保護なんて誰でもなる可能性はあるし、自分の財布が痛むわけではないので無意味に他者を引きずり下ろすのは何の意味もありません。国が決めた制度ですから、誰でも当たり前に使えるようになってほしいものです。


でも、結局自己責任だろ
違います。
このグラフを見てください。
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https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000164401.pdf
生活保護者数と景気はきれいな相関関係にあります。景気が悪くなれば生活保護が必要になる人が増え、景気がよくなれば保護者数は減ります。自己責任ではなく、景気のせいなのです。つまりは政治のせいなのです。
そもそも、自己責任であっても困っている人がいたら助けてあげましょうよ。自分が困ったときは助けてもらえる制度があった方がいいでしょう。あっても誰も困らない制度をなぜ批判するのでしょう。


以上です。そして今回は、もう少し突っ込んだ話を書きます。あなただっていつ生活保護が必要になるか分からないのです。


対象者の情報は、「ケース記録」というファイルにまとめられています。そこにある「生活歴」には、対象者のこれまでの人生が記録されています。それを読むと、途中までは真っ当な人生を歩んでいる人が多いのに、何かのアクシデントにより真っ当な人生を外れ、そのまま転げ落ち、結果生活保護を受けるに至っています。
何かのアクシデントとは、病気、離婚、離職などです。普通の人生を歩んでいたのに、病気により仕事を続けることができなくなり、お金が無くなり、保護へ。小さな子供を抱えて離婚し、養育費は途中で振り込まれなくなり、子どもがいるためフルタイムでは働けず、困窮する。
彼らを責めることはできないでしょう。私たちだって同じことになる可能性は十分あります。たまたま運よく病気をせず、離婚しても養育費の支払いが続き、家族の支えがあったから今の人生があるだけかもしれません。
私だってメンタルを崩し仕事を続けられなくなったらどうすればいいのか。しばらくは失業保険があるとして、その先は?突然の大病や事故で治療費がたくさんかかるようになったらどうすればいいのか。保険で少しは賄えるとして、それ以外は?家を建てたり子供が小さい人は、こんなことになったら「即、詰み」ですよね。
この仕事を始めてから、「真っ当な人生」「普通の人生」って何だろうなと思うようになりました。みんな砂上の楼閣の上で生きているのです。


途中のアクシデントで躓く人の他に、最初からみんなと同じスタートラインに立てない人も大勢います。
親のネグレクトやDVなどで十分な教育や栄養を受けられない子供たち。大きくなるにつれてその影響は目に見える形で現れてきます。
そんな境遇にも負けずに真っ当に育つ子もいるでしょうが、そうはうまくいかない場合の方が多いと思います。それでも自己責任ですか?


たまたま親からお金と愛情を注がれて育ったとしても、アクシデントに見舞われることはある。そしてそもそもスタート地点から大きなハンデを背負って生きている人もいる。
どんな人も特別ではないし、「普通」と思っていた人生はどれだけ恵まれた環境と幸運によって成り立っていたのかを今になって思い知らされています。


2021年5月ツイートまとめ

生活保護の偏見と実際

偏見は無知から


今年から、生活保護の部署に異動になりました。
内示が出たときは周りから「大変だよー」「病む人もいるよー」と散々脅されましたが、今のところ病む気配はなく楽しく仕事をしております。


で、生活保護っていうと世間の目が結構厳しいのよねー。そこで今回は、そういう生活保護についての偏見をいくつか解きほぐしていきます。


生活保護って、働かない怠け者でしょ?
違います。
私が担当している人たちの中では、そういう人はひとりもいません。そういう人もゼロではないでしょうが、限りなく少ないです。
保護になる人は、ほとんどが「働けない人」です。働けないのは、高齢・病気など。75歳の人に「働かざる者食うべからず」と言えますか?抗がん治療している人に言えますか?「貯金していない自業自得」という人は、高額医療費を払う人生を歩んでから言え。
そして、自業自得といって路上に放り出して、どうなりますか。餓死させるつもり?万引や強盗で暮らすべき?セーフティーネットは、どんな人にも平等に公平に開かれているべきです。


保護を受けている人は働かずに暮らせて楽でいいね
違います。
生活保護で受けられる保護費は、とても少ないです。保護費の額は地域によって違います(級地という)。私の地域は全国でいちばん少ない地域で、単身世帯では65,000円ほど(条件によって上下します)。これで食費水道光熱費ケータイ代その他生活費すべてをまかなうのは、正直大変だと思います。
楽に暮らせるなんてほどのお金は出ていません。


でも、タバコやお酒を飲んでいる人いるよ
別にいいじゃん。
保護費は、使い道に紐付けや制限はしていません。何に使ってもいいのです。タバコやお酒でもいいし、パチンコに行ってもいい(パチンコは後述「収入認定」に関わるのでちょっとややこしいけど)。個人の生活に行政は口出ししません。ただし、借金はダメ。
とはいえ、上記のようにぜいたくできるほどのお金があるわけではないので、吸い放題飲み放題ってわけにはいきません。そんな生活をしていたら自分の生活が苦しくなってしまうので、そこは自分でコントロールして生活をしてもらいます。
同じ理由で、貯金もOKです。多くない保護費から貯金をして、テレビを買ってもいいし原付を買ってもいい(任意保険にも入らなければならないが)。その人の生活は、その人自身が決めるのです。


働かなくてもお金もらえるなら働かないよね
違います。
働くとその分を「収入認定」して、その分を差し引きして保護費を支給するのですが、5万円働いたらその分5万円マイナスになるわけではありません。「基礎控除」というものがあり、働いて稼いだお金のうちいくらかは控除できるのです。なので、働いてお金を稼ぐと、自分に入ってくるお金も増えます。働いた方がお得なのです。
お金持ちの収入100万円が1万円増えるのと、自由に使えるお金がほぼない人が1万円もらえるのとでは、意味合いが全く違います。十分働く動機付けになると思います。
上記パチンコは、勝てば収入申告しなくちゃならないし、就労収入ではないので控除はなく全額返還。そして負けたら生活費がなくなる。何もいいことありません。普通に働いた方がよいのです。
そして、仕事をするというのは、お金を稼ぐだけではなく、社会とのつながりや「必要とされている充足感」もあるので、そういった意味でも働くことは大事だと思っています。
ちなみに、働いたのにその収入を隠すと、生活保護法の63条や78条が適用され、返還や徴収が行われます。正直に申告していれば控除されて手取りは増えるのに、隠すと全部返さなきゃならない。どの世界も、正直がいちばんです。


生活保護は税金の無駄遣い
違います。
生活保護を受けている人は、基本足がありません(自動車を持つことは原則認められず、保有にはいくつかのハードルがあります)。徒歩や自転車しかないため、近所(=市内)のスーパーなどで買い物をします。また、たくさんのお金を受け取っているわけではないので、もらったお金はほぼ全額使っています。
そう考えると、「お金の分配」という政治の一番大事な仕事としてはとても効果的・効率的なお金の使い方になっているのです。市内にお金が回るということは、市内の経済が潤うということです。経済とはお金を稼ぐことではないしお金を貯めることでもありません。「お金を回すこと」ですからね。
つまり、市の経済政策としてはとても有効なものだといえます。市外の民間業者に中抜きされる国の政策の方がずっと税金の無駄遣いでしょ?


あと、もし生活保護という制度がなかったらどうなると思いますか?働けない人はお金がないんだから、強盗や万引で暮らすのでしょうか。社会不安が大きくなりますね。刑務所に入れたら、もっとお金がかかります。
結局、お金の面から見ても生活保護という制度がいちばん効果的で効率的なのです。


私は、自動車の保有についてはもう少し条件を緩和してほしいなーと思っています。都会と違い、私の地元のような田舎では、自動車なしでの生活はあり得ません。日々の生活もそうだし、仕事に行くには車がないとどうにもなりません。仕事を探しても車がないため採用されない、もしくは応募すらできないということがたくさんあります。
確かに車を持つと維持費がかかるので生活保護を受けながら自動車保有というのは大変ですが、「原則ダメよ」はやめてくれ。都会の常識で田舎を縛るな。


税金を使わずに家族が面倒を見ろよ
違います。
生活保護は、世帯で判断することが原則です。家族であっても別に住んでいたらそこはお金の計算には含みません。
「家族が支える」というのは理想ですが、現実はそういうわけにはいきません。家族の仲が悪い家庭、虐待のあった家庭、家族も生活がギリギリの家庭。様々な家庭があります。
やっと親の虐待から抜け出せた子供。20年も音信不通だったのに、今になって市役所から「あなたの親が生活保護を申請しています。あなたは子供なので助けなさい」なんていう通知が届くのは間違っている。
数年前、お笑い芸人の家族が生活保護を受けていたことが判明し世間は猛バッシングをしましたが、それは間違っています。家族といえど、別個人です。生活保護という制度は世帯で助けることを前提としています。
もちろん、助けてもらえる家族は助け合いましょう。できる人はする、できない人は制度がある。


俺が払っている税金をこいつからが使うのは許せない
違います。
そもそも、税金というのは「払った対価として受けられるサービス」ではありません。よっぽどの富裕層以外、払っている税金より受けている恩恵の方が大きいです。
そして何より、なぜ生活保護だけがこんな言われ方をされなきゃならんのだ。子供ができたから受けられる制度、失業したから受けられる制度、病院を受診したときに支払うお金、どれも同じように制度として金銭的な恩恵を受けることのできる制度です。それと並列して生活保護という制度があるのです。


とりあえず思いついた偏見と解説はこんなところです。もしもっと疑問点があったら教えてください。分かる範囲で回答します。


生活保護は、人生のある時点で困ったときに使ってもらう制度です。働ける人は一時的な待避地帯として使ってもらい、トランポリンのように羽ばたいてもらいたいし、そうでない人は安心して人生を過ごしてもらいたいです。
願わくば、おかしな偏見が少しでも減りますように。


↓これ、めちゃめちゃリアルです。読みながら「うちじゃん!私じゃん!」と何度も叫びながら読みました。

弘前の旅2021、春

車で青森、行けるな。


数年前、一時無職だった時代に1週間東北を旅したことがありました。東北全県を回りたかったのですが、青森県がどうにも遠くて諦めました。
ese.hatenablog.com
そして去年。奥さんが弘前公園の桜が素晴らしかったという話をして、へえーどうやって行ったの?と訊いたら車だと。マジか。車で青森まで行ったの?いったい何時間かかるのか。
しかし、行けるなら行きたいよね。ということで宿を予約したのですが、コロナでさくらまつりは中止。公園も封鎖。うむむ、仕方ない。このリベンジは来年!


ということで、今年。1年経ってもコロナは収まりませんでしたが、旅はできそう。と思っていた矢先にまん防や緊急事態宣言の発出。まあ、私の住んでいる地域や弘前市は対象外なので旅行は行ってきますね。
しかし、今度は桜の開花スピードが早すぎる。私たちの行く頃には完全に終わっていそうな気配。むむむ、自然め。
さらに、私と奥さんの仕事の都合で当初の計画(2泊してゆっくりいろいろ回ろう)も難しくなり、1泊での旅になりました。


出発日が近づくにつれて、雨雲も近づいてくる。毎日天気予報を見ても、どうしたって雨。むむむ、自然め。
仕方ない。桜も雨も私のことなど気にしちゃいられない。私たちは自然のあるがままを受け入れるしかない。


というわけで、朝6時出発。朝は快晴!神様がお恵みくれた!
あとはひたすら走るのみ。新潟は長い…。ようやく山形県に入ったときに既に230㎞。新潟は長い…。
奥さんも運転できるので、途中交代しながら北へ北へ。運転できる人がいるって、いいなー。楽ちん。


山形を抜け、秋田県へ。お昼ご飯を食べよう。
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秋田といえば稲庭うどんでしょ!と稲庭うどん定食を頼んだら、まさかの温かい麺。ツルツルの食感は美味しかったですが、冷たいうどんがよかったなー。
ここは、山菜が採れたからと注文前におひたし?を出してくれたり、わさび菜の和え物を出してくれたり、デザートにパウンドケーキを出してくれたりと、至れり尽くせりでした。ありがとうございました。
あと、天ぷらの中にりんごの天ぷらがあってびっくり!奥さんはりんごだと言い、私は梨だと言いましたが、りんごが正解でした。やはり私の舌はバカ舌だった。お会計時に「この地方ではりんごの天ぷらって普通なんですか?」と訊いたら「いえ、みんなにびっくりされます」とのこと。この店独自の天ぷらなのか。


今回、さすがに弘前往復のみでは味気なさ過ぎなので、途中秋田県で温泉に寄ることにしました。
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ここはナトリウム炭酸水素塩泉と硫黄泉の2種類の温泉があり、とてもよかったです。硫黄の臭いは温泉!って感じがして好き。
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周囲はブナ林があっていいシチュエーション。天気がよければなー。


さあ、あとは弘前までノンストップ。雨は降りそうで降らない。うむ、天気予報を考えれば十分持ってる。
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岩木山が見えてきました。津軽富士、美しいぜ。
17:30、弘前のホテルに到着!636㎞。
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青森なのでロビーにりんごジュースのサーバーが設置してあり飲み放題。ありがたい。


弘前公園はライトアップを見たいので、先にご飯を食べに行こう。
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馬刺しもあったのですが、甘い醤油はなし。くそう。馬刺しの美味しさの半分はあの醤油なのに。


だいぶ酔っ払いました。さて、公園へ。ついに雨が降り出してしまいました。
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おお、青森銀行記念館だそうで。ライトアップで美しいのう。
公園到着。入り口で検温、アルコール消毒、名前・住所の記入、リストバンドの装着などをして、入場。
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音楽フェスで着けるものとは違い、紙なので簡単に外せます。
さて、ここから写真をいくつか貼っていきます。
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思ったよりは桜残っていました。それでもやはりソメイヨシノは散っていてしだれ桜がかろうじて残っている程度。くそう、今年の春は早いな。
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満開の頃ならこれが見れたのか!悔しいぜ。
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弘前公園、広いのね。
20時で営業終了、20時半でライトアップも終了なので、駆け足で見て回り、ちょうどライトが落とされた頃に公園を出ることができました。
ホテルでも温泉に入り、さらにサウナにも入り、夜鳴きそばも食べておやすみ。
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朝です!雨が降っています!
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それでも朝食は美味しい。
朝のうちにもう一度公園へ行こう。
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緑の紅葉もきれいですね。
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満開だと荘厳な感じがしますねー。
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しかし、散っていても美しさはあるのだ。
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昨夜入れなかった本丸の中へ入っちゃうぞ(有料です)。
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この橋、令和3年3月竣工なの?ついこの間じゃん。
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日本でいちばん幹が太い桜だそうです。桜って、花はあんなに美しいのに幹はゴツいのね。
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松は幹も美しい。
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この日は小雨だったためか、ミミズがいたるところにいました。君たち、舗装されたところに出てきちゃって帰れるアテはあるのかい?雨ではしゃいじゃって出てきたはいいが土に戻れないなんてことない?といらぬ心配をしてしまった。それにしてもどいつもこいつもデカいな、ここのミミズ。


さて、帰りましょう。名残惜しいけど、帰り道も長い。
帰りも日本海側で帰るつもりだったのですが、私のナビはなぜか全部高速道路で帰らせる道を選択。しばらく気づかなかったので引き返すこともできず、高速道路オンリーで帰ることになりました。その分、青森→秋田→岩手→宮城→福島→新潟と走ったので、往復で東北全県制覇できたのでよしとしよう。
今地図を見返したら、小坂JCTが分岐点だったのかー。次回に活かそう。
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岩手山SAでじゃじゃ麺。ごま味噌ダレにラー油と酢をかけていただく。生姜とにんにくもトッピングでさらに旨い。
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国見SAは新しくてきれいですね。
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トイレもオシャレ&ハイテク。
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普段間食は全くしない私ですが、旅のときくらいいいよね。持ちやすいカレーパン。これ、運転しながらでも食べやすいようにこういう形にしているのかな。でも車内でボロボロこぼれるのが嫌なのでその場で食べました。


まだまだ走るぞー。天気は降ったりやんだり。
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今のご時世、高速のSAは遅くまで食事提供していないので、適当に済ます。背脂ラーメン。うむむ、ぬるいぞ。適当でなく、もう少し吟味すべきだったか…。
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そしてついに、私の車が10万㎞突破しましたー。9年弱で10万キロ。通勤に使うとすぐ増えるし使わない時期はあまり増えない。そしてこういう旅で一気に増える。


帰宅。トータル1,350㎞。確かに長かったけど、二人で交代で運転できるなら全然平気ですね。車で青森、行けるな。
次回は私たちが桜の開花に合わせて向かうことにします。車で移動できるなら、突発的な行動も簡単。行動力のない私も、新しい武器を身につけた!
桜が満開なら、天気が快晴ならもっとよかったのでしょうが、こればっかりはどうしようもない。旅はどこへ行くかではなく、誰と行くかだな。