やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

マスコミの情報の8割は東京のため

でもそれは正しい


昨日の続きのような内容です。
昨日、地方に住んでいる人間にとっては東京発の情報が内輪ウケに見えてしまうということを書きましたが、いざその輪の中に入ってみると「なるほどそういうことか」と思うこともたくさんあったので、本日はそのことについて書きます。


私は生まれは地方の田舎町で、現在も地方に住んでいます。しかし、数年前に何年か東京に住んでいたことがありました。東京といっても郊外の方なので日々の買い物などは車が必要な場所です。
電車に乗ると、みなさんケータイを見つめ、耳にはイヤホンを突っ込んでいます。子どもはDSかPSPを持っています(当時はまだGREEDeNAiPhoneが登場する前でした)。
なるほど、ケータイに様々なコンテンツを持たせるのはこういうことかと。iPodが爆発的に売れるのはこういうことかと。それゆえCDが売れなくなるんだと。携帯ゲーム機は流行る理由や下地があるのだなと。時間消費のための娯楽が必要ですもんね。


また、東京の女性はみな綺麗です。化粧やファッションなどにきちんと気を配っている感じがします。これも、東京では電車通勤なので会社までの道中に他人に見られる機会が多く、見てくれを気にせざるを得ないのでしょう。
それに引き換え、私の現在の会社の女性はほぼスッピンだったりもっさいファションだったりします(当然きちんとしている人もいますが)。地方は車社会なので、家から会社までドアtoドアで他人の視線にさらされることがなく、手や気を抜いても別にいいや、と思ってしまうのかな。
なので、赤文字系女性誌の内容は東京の女性をイメージしているんだろうな、と思うようになりました。地方の女性にはなかなか響かないんじゃないかなと。


そう思うと、マスコミの情報が東京に向けて発信されているのもあながち間違いではないな、と思うようになります。もともと分母も大きいし、さらに地方でも何割かはこの情報に乗っかったり憧れたりしてくれる。
しかしまた東京を離れると「東京発の楽屋落ち情報」にケッと思ってしまうのです。
私は物欲はないので新商品やブランドの情報には全く興味がありませんが、でもライブや演劇などが気軽に見に行ける東京という街は非常に楽しい場所でした。


結論。
「モノを売る」ためには「東京発の楽屋落ち情報」であってもそれは正しい。