ネタだけ放り出して回収せず
M・ナイト・シャマラン監督。私、この人の名前覚えられない。
シャマラン?シャラマン?
シャマラン監督といえば「シックスセンス」。これは良かった。ラストの大オチ(どんでん返し)に向けて全てのシーンが伏線になっている。
この作品で期待値が上がりすぎて、続く「アンブレイカブル」「サイン」にはひどくがっかりしました。
なので今回の作品も「どれどれ、どれだけひどいか見てやろう」というハードルで挑みました。
私の個人的なシャマラン監督の印象は、「ネタ一発」。それがはまれば傑作だし、それが外れると途中の描写は関係なくがっかりになってしまいます。
そして今回はオチではなく設定でネタを持ってきました。「いきなり人が自殺し始めたら怖くね?」
途中理由や原因は語られますが、あくまで主人公の推測に過ぎず、実際の原因は分からないまま。そしてそれが収まった理由も分からないまま。
ネットのみなさんのレビューを読むと「何も説明・解決していない」と非難する人と「理由も分からないまま人が死んでいくのだから怖い。分からないから良い」という人と分かれているようでした。
私は単純なので前者の立場。後者の方たちはそうやって自分で説明を入れているのでは?「何かが起きました」「なぜだか収まりました」だけでいいの?それで物語になるの?ストーリーも「逃げる→誰か死ぬ(ショッキングなシーン)→また逃げる→また死ぬ(ショッキングなシーン)→また逃げる→」の繰り返ししかないので、何とも言えない…。
関係ないけど、主役のマーク・ウォールバーグの鼻の穴が気になり、FUZIWARAの原西にみえてしょうがなかった。
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こうなったら「ヴィレッジ」「レディインザウォーター」も全部見てやろうかな。
「エアベンダー」はさすがにひどすぎるようなので遠慮しよう。