やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

みなさんどうやって

私は、日々旅行に行ったり映画を見たりしても、すぐ忘れるんです。あの舞台を見に行ったのは覚えているけど誰と行ったか忘れた。この映画を「見た」ことだけは覚えているけど内容忘れた。とか。
これは非常にやばい、というかもったいないと思い、ひとりでパソコンで備忘録として文章を書いていました。その頃からブログっぽい、他の人が見ている前提での文章です。何気取りだか。


で、今年になり仕事の異動でだいぶ隔離された場所に来てしまい、毎日が暇で、それならこの日々の文章をブログでやろうと思い、これをスタートさせたのです。
もともとネットには詳しくないし、アフィリエイトで儲けたいわけではないので、どこにもリンク貼ってないし画面構成も見辛いと思います(この辺は勉強して見やすい画面にしていきたいと思っています)。
上記のように自分の備忘録がメインなので、読者を増やすのが目的ではありません。


なのに、ページビューを見ると日々数が増えています。
自分でもこのブログが検索でヒットするか試すことはあるのですが、なかなかキーワードだけではヒットしません。ネットの世界は「検索でヒットしない=存在しない」なので、検索ヒット率やアクセス数を上げる努力を一切しないこのブログはそりゃ検索で引っかからないよな、と思っていました。
それでも少ないながらも数が増えていく。コメントもトラックバックもほとんどないので、皆さんこのブログにたどり着いても熱心に興味を持っていただいているわけではないようですが、それにしてもどうやってたどり着いているのかが不思議なのです。
もしここにたどり着いた方がいらっしゃったら、そのルートを教えていただきたいです。


そして、少ないながらも見てくれている人がいるということは、やる気につながりますね。もうちょっと読みやすい文章にしようとか、レイアウトの構成はどうしようとか、色気が出てしまいます。


あと、他の人のブログを読んで思うのは、その対象(芸能人でも音楽でも映画でも)に対して強い肯定や愛情がある方が面白いですよね。その熱狂的になっている様も含めて。しかし私はなかなか「両手(もろて)を挙げて賛成」になれないんですよ。心が曲がっているので。真心にしてもライムスターにしても岡村ちゃんにしても、大好きなのです。大好きなんだけど、「でもこのアルバムは」「でも今回のライブは」とかいちいち思ってしまうんです。そういう濁りの部分があると、ファンの方が読んだときに「私も好きなんです」と賛同しにくいですよね。でも私の心はそういう風に感じたし、ブログのために感想に色をつけるのは本末転倒なのでそのまま書くのです。


ついでにもう一つ脱線して書きます。
素人のブログとはいえこんな文章を書いているのだから、仕事としてこういう文章を書いてみたいという気持ちもないわけではありません。憧れの芸人やミュージシャンにインタビューできたら、なんて思うことはあります。
でも、例えば音楽雑誌でミュージシャンにインタビューなんて場合は、そのミュージシャンの事務所が雑誌に広告を載せるからインタビューを受ける、という関係だと思うのです。その場合、やはり褒めなくてはならないですよね。例えば今回の真心ブラザーズのアルバムの取材をさせていただいたとして、「何でこんなにフォークばっかりにするんだ」なんて言えないなあ。こういうお仕事をされている方たちは、その作品が良くなかった場合、どの程度正直に書くのか、どの程度クライアントの意向を汲むのか。どうされているのでしょう。
そう思うと、こうやって責任のない外野から独り言を発しているだけの方が楽だなあ、とも思うのです。


以上、とりとめのない文章で失礼します。