やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

「ドリームマッチ2013」 感想

たむけんをキャスティングしたのは誰だ


毎年恒例の「ドリームマッチ」。今頃になってようやく見ました。
当初は「もうネタをやらなくなった中堅がネタを作る」というのが面白かったのですが、今は「今年活躍した芸人が登場」になってしまったので、昔ほどの「ドリーム感」がないです。
当初のメンバーは「リンカーン」になっちゃいましたしね。


で、今年のメンツで「一か八か枠」でスギちゃんとたむらけんじが出ていましたが、これが不満。スギちゃんは「今年の顔」なのでしょうがないですが、でも明らかに実力不足。そしてたむけんは知名度も旬さも、そしてもちろん実力も全く不足。なぜ年1回のこの番組に呼ばれたのか全く分かりません。
個人的にはたむけんの舌っ足らずな喋り方が生理的に嫌いです。
とイライラしながら見ていたら結局誰からも選ばれずスギちゃんとたむけんがコンビに。じゃあいらないじゃん。


では、ひと組ずつ感想を。


①塚地・木本
面白かった!TKOとドランクドラゴンの両方の良さが出ている感じ。話の展開もオチも素晴らしい。これ、本ネタとしてやってもいいんじゃない?


②西田・福徳
笑い飯らしく、ジャルジャルらしいネタですね。
オナラで「ちゃんとしたもん食うてる音」ってどんな音だよ。


③木下・伊達
いつもと違う感じのネタですね。審査員にはあんまり響いていなかったようですが、私は面白かったです。デブはスローでも活きますね。
ラウンドガールはいらんかったけど。


④後藤・堤下
後藤と私は感性が合わないのかもしれない。フリのVTRでの「猛獣に麻酔銃を撃つ」が見たかったなあ。
ラストで漫才になるのですが、ここは漫才になった時点で終わればいいのに、ちょっと長かった。


⑤直美・小藪
渡辺直美は顔ヂカラがあるなあ。小藪の分かりやすいツッコミも良かったです。


⑥小峠・富澤
私は「キングオブコント」見なかったのでバイきんぐはよく知らないのですが、小峠が何だか調子に乗っている気がして鼻につきました。サンドウィッチマンと対等になっている感じが、なぜ?と思ってしまいました。
ネタですが、面白かったです。富澤ワールドですね。ツッコミはやっぱり伊達の方が上手いなあ。


⑦スギちゃん・たむけん
最初から分かっていましたが、面白くなかったです。
ネタ終わりの松本さんの「マヤ文明」が一番面白かった。


⑧コカド・板倉
これ、どっちが作ったネタなのでしょうか?両方の感じがありますね。
面白かったです。


⑨鈴木・西村
ネタを書かない二人ですが、思ったより良かったです。
でもやっぱり個人のスキルが足りないなあ。


⑩哲夫・中岡
中岡の「芸能人なのにオーラゼロ」な感じは嫌いじゃないです。好きでもないですが。
ネタはイマイチ。もったいない。二人とも真面目だからかな。


優勝は直美・小藪コンビ。異論はありませんが、どうも小粒な感じがしますね。いつも即席コンビの作りたてのネタとは思えないほどの爆発があるもんですが、今年はそれは無し。ちょっと物足りないなあ。