やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

レキシ武道館ライブ2014に行ってきました! 感想(その3)

なかなか終わらないライブとこのブログ。ワンマンのライブ感想で3回に渡る長編は初めて。

レキシ武道館ライブ2014に行ってきました! 感想(その1) - やりやすいことから少しずつ
レキシ武道館ライブ2014に行ってきました! 感想(その2) - やりやすいことから少しずつ

「疲れてるところごめんなさいね。俺も疲れてるけど、次の曲、すごく長いです」
そして東インド貿易会社マン(グローバー義和さん)も呼び込んで「狩りから稲作へ」!


ここで関係ないけどグローバー義和さんの話。
グローバー義和さんって、誰?と思い調べたら、SKA SKA CLUB、そしてJackson vibeの人だったのか!ジャクソンバイブ、ちょっと好きだったな。いくつか動画貼っておきます。

JACKSON VIBE / 桜 - YouTube

JACKSON VIBE / 夜をかけぬけろ - YouTube

JACKSON VIBE / アリシア - YouTube
どれもカッコいいでしょ?声も好き。グルーヴも好き。曲もいい。顔もイケメンでタレント性もあるので、最初のうちにヒットが出ていればメジャーな存在になっていたと思うのになあ。残念。


秦さんのプーさんのモノマネ「僕、ハチミツ食べたいなあ」を経て(どういう流れでこのモノマネになったのか覚えていない)、ようやく「狩りから稲作へ」。
「狩りの時代から、スマホの時代へ」「いきなり過ぎるよ!」というせいこうさんのツッコミを経て、「狩りから稲作へ」。
イントロのピアノに合わせて「Can you celebrate~」「あの鐘を~鳴らすのは~あな~た~」「こういうのが長い原因だよ」グローバー義和さんのツッコミを経て、「狩りから稲作へ」。


やっと、やっと始まった!でも、終わらない。
後半、「共に暮らそう 暮らし安心 クラシアン」の部分は原曲がそうだったかのような会場のシンガロングの一体感。
そして「ギャランドゥ」、もう一度「Can you celebrate」に寄り道し(ちゃんとバンドメンバーが演奏する)、さらに「Let it go」ではやっつんのアナ雪コスプレが登場。やついさんを無駄なく使っておりますね。


この時の写真、何だか分からなかったのですが、こういうことだったのね。
そして「高床式→公文式正岡子規→お寿司が好き→高岡早紀」の「高床変格活用」の流れで、何とスクリーンから高岡早紀さんのメッセージが流れました!いつまでたっても可愛らしいな。
再び「高床式→劇団四季→Cats!」でシメ!


と思ったらまだ終わらない。
池ちゃんとやっつんで小競り合いの寸劇で「何だと」「何だよ」「やるのか」「押すなよ」→「倒れるだけで腹筋ワンダーコーン」。

ワンダーコア TVCM「倒れるだけで」編 30秒 - YouTube
あれ、調べたら、「ワンダーコア」なのか。知らなかった。
同じ流れでせいこうさんにも秦さんにもやらせる悪乗り池ちゃん。
で、ようやく、本当に終了。何とこの曲の部分、21分もあったそうです。
あの曲は21分!レキシ初武道館で真剣MCも - 音楽ナタリー
このタイトルのつけ方、ライターさんがレキシ知っているのが伝わってきていいですね。


はしょって21分かよ!


アンコール待ちの間、スクリーンでは舞台に鎮座するハニワを自分たちで製作するドキュメンタリー映像が流れました。2月から作っていたのか!


アンコール。東インド貿易会社マンとともに登場した池ちゃん。
「年一でやろう、武道館」と煽るグローバー義和さんに対して「来年は、全国を細かく回りたい」という池ちゃん。「怒髪天の武道館を見て、その後全国を回るのを見て、いいなあって思って」嬉しいお言葉です。


健介さん、山口さん、渡さんも呼び込み、池ちゃん弾き語りで「ハニワニワ」。
途中から渡さんと連弾しながらキーボードは渡さんに引き継ぎ、立ち上がって歌います。すると健介さんもキーボードに割り込み、渡さんと連弾。さらに渡さんが離れると今度は山口さんが入ってきてまた連弾。ついには3人が並んで連弾!
何これ、すごい。健介さんも山口さんもこんなにピアノ弾けるの?プロのミュージシャンってすごいんだな!感動した!
「Ti Amo」「Choo Choo TRAIN」「大きな古時計」「妖怪人間ベム」「風になりたい」と、やっぱり寄り道して終了。


残りのバンドメンバーも登場して「Solt&Stone」。
曲が終わり、池ちゃんの真面目なMC。「2007年にレキシを始めまして、2ndは2011年の3月16日発売で、でもあの大きな地震があって、それでもそのまま発売はしたんですけど、やっぱり世間は悲しい空気が流れてて。そんな時でも『レキシ聴いて元気が出ました』なんて声をいただいて」
時おり笑ったりしてあまりしんみりしないようにして話す池ちゃんですが、それは照れ隠しというより、あまり素直に喋ると泣いちゃうから、それを抑えるために笑いをまぶしながら喋っているのかな、と思いながら聞いていました。
「で、その後、私離婚しまして」会場中「えーっ…!」というどよめき。
「いろいろ大変だったんだけど、ライブやったりフェスやったり、とにかく目の前のことを一生懸命に楽しんでやるっていうことを続けていたら、いつのまにかここに立っているっていう」会場拍手喝采!
怒髪天がね、1月に武道館でライブやってね、増子さんが最初から最後までずっと泣きっぱなしだったんですよ。正直『何泣いてんだ』って思ったんですけど、ここにきて、その気持ちが分かります」あれ、池ちゃん、泣いてる?サングラスの奥、潤んでる?
「『すごい悩んでいても、レキシ聴くとどうでもよくなった』っていう声を一番もらうんですけど、それが嬉しいんですよ。でも、一番レキシに助けられたのは俺自身だなあと思って」
そしてメンバー、スタッフに感謝の言葉をかけ、「そしてやっぱりベタですけど、『皆さん』ですよ。いや、『あなた』『あなた』『あなた』ですよ」
「言ってくれればどこでも行きます!そして、目の前で『きらきら武士』を歌ってあげます!」嬉しいお言葉!


「きらきら武士」にはポップスの魔法がかかってるなあ。

レキシ / きらきら武士 feat. Deyonna - YouTube
特効で金テープ噴射!私はアリーナですからゲットできましたー。ふふふ。
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後半ではゲストも全員登場して大団円。ラストは武士武士武士武士…と「武士49回」でシメ!
まさか「きらきら武士」で涙目になる日が来るとは思いませんでした。


最後のあいさつの際、スタッフに何やら耳打ちされる池ちゃん。「ウン、ボク、オワル」。多分スタッフから「マジでもう時間無いんで、いい加減終わってください」とか言われたのかな?
メンバー紹介して、本当におしまい。せいこうさんは被っていたハット(月亭可朝みたいなやつ)を客席に投げ込み、池ちゃんはセットの橋の欄干をもぎ取って客席に投げ込んでいました。もらった人、嬉しいけど邪魔だな!
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ああ、楽しかった。時計を見ると21:58!何と3時間半に及ぶステージでした。曲数は17曲だけど。22時を超えると延長料金が発生するからスタッフに何か言われたのかな?


ああ、楽しかった。音楽は素晴らしい。曲も歌も演奏もいい。そして面白い。ギャグとしても面白いですが、エンタテイメントとして面白い。実際の舞台は見たことありませんが、クレイジーキャッツドリフターズビジーフォーのようなイメージです。最近でいうとポカスカジャンとかマキタスポーツみたいな感じ?これもよく知らないので断定できませんが。嘉門達夫?これは違うな。
しかし、レキシがこれらの人たちと違うのは、「まず音楽ありき」という点です。コントなどを音楽を使って演出するのではなく、まずいい音楽があって、プラスαとして「面白い」が加わるということ。なのでその面白さも「Laugh」ではなく「Interest」の方の面白さです。MCは「Laugh」ですが。
来年は全国を細かく回ると池ちゃんは言っていましたので、また私の地方にも来てくれるのかな。楽しみです。


終演後、バンドメンバーからもツイートが続々とUP。







メンバー以外からも行った人から称賛続々。


ホリエモンまでいたのか。あと、小島慶子さんのツイートもあったんだけど、もう消されたみたい。何で消すんだ。
愛されているなあ、池ちゃん!そして、翌日には皆さんに一言添えてお返事を返してあげる池ちゃん。優しいなあ。


いやほんと、楽しい時間をありがとうございました。御館様は偉大だ!


セットリスト↓
01. 大奥~ラビリンス~
02. 姫君Shake!
03. RUN 飛脚 RUN
04. ドゥ・ザ・キャッスル
05. ペリーダンシング feat. シャカッチ
06. 憲法セブンティーン feat. シャカッチ
07. 妹子なぅ
08. お犬様 feat. 尼ンダ
09. 墾田永年私財法
10. 僕の印籠知りませんか?
11. 古墳へGO!
12. キャッチミー岡っ引きさん
13. 年貢 for you feat. 旗本ひろし、足軽先生
14. 狩りから稲作へ feat. 旗本ひろし、足軽先生、東インド貿易会社マン
<アンコール>
15. ハニワニハ
16. salt & stone
17. きらきら武士