やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

「氣志團万博2014(9/13)」 に行ってきました! 感想(その5)

人の魅力


岡村ちゃんが終わったのでモノノフたちに場所を譲って退散。ももクロは気になりますが、あの大軍勢に飛び込む勇気はないし最後まで残っていると帰りが大変だと思い、サブステージから画面を見ます。
煽りVTRで、翔やんももクロのことを的確に紹介します。

「いつまでも変わらないんですよ、彼女たち。れにちゃんなんてきったないジャージ着て、歩きながらミミガー食ってるんですから」「今の日本に必要なのは、彼女たちの明るさですよね」「ライオンのように育てられましたからね。ものすごい崖から突き落とされてんのに、ヘラヘラ上がってくる」

それがこのイラストに表現されています。


このイラストにマネージャーが一緒に描かれているのはそういうことなのね。


ライブの詳細については他のファンたちの方が詳しくレポしているのでそちらを読んでください。
煽りのVTRだけで何だかこみ上げるものがあります。私はももクロは全く詳しくないのでこれまでの歴史や物語は知らないのですが、これまでにいろいろなチャンスや無謀な賭けがたくさんあったはずで、そのたび毎回勝ってきたから今の彼女たちがあるんだな。それは技術とか一生懸命さとかはもちろんですが、やっぱりあの明るさが一番大きい気がする。というようなことを思いました。
アイドルは「魅力が実力を凌駕する存在」とはRHYMESTER宇多丸さんの言葉ですが、ももクロはそういう「できてなさ」という魅力を持ち合わせているように見えて、結果を出しやがる。「魅力を実力が凌駕することが魅力」なのかな、なんてことを考えていました。


この日、朝は滋賀でイナズマロックフェスに出ていた彼女たち。どうやって移動したのかな。もうプライベートジェット与えてやってもいいんじゃない?
このライブは「ももクロ万博」という体(てい)で行われたので、夏菜子は「ももクロ万博に氣志團さんは毎年出てくれて」などキラーフレーズ連発。名残惜しいですが、この辺で現地から離れることにしました。
最後に会場を見渡すと、サイリウムの海。ものすごい光景でした。


アーバスに乗ってもまだ満員になっていなかったのでしばし待機。ああ、こんなんだったら最後まで見ればよかった!
後から聞くと、夏菜子が三転倒立で歌ったり、氣志團メンバーがももクロの衣装で歌ったりしたそうで。ああ、見たかった。


私は小さい頃からアイドルにはまったことはありません。はまることが恥ずかしいという思いもありました。でも、はまっている人たちはとても幸せそうです。
そう、アイドルは「宗教」なんじゃないでしょうか。文字通りの「偶像崇拝」。グッズなどを買うのはお布施。歌が上手いから聴くんじゃない。その子のありがたい言霊とお言葉をいただくために聴く。
バスの中でそんなことを考えていました。


終演です。翔やん、ありがとうございました。
正直、氣志團はミュージシャンとしてはそんなにすごいとは思っていません。作曲も歌唱力も、本当にすごい人たちには及びません。でも、こういう場を作り上げる能力は天下一品です。それは、発想力、行動力、そして翔やん自身の魅力です。
私は翔やんTwitterはフォローしていませんでしたが、この機会にTLを遡ってみると、フェス開幕直前まで「俺の街に来ないか?」と来場を呼び掛けたり、開演前から終演後まで細かく「楽しい」「最高」「盛り上がってる」と会場や出演者を盛り上げるツイートを連発し、さらに一般の人からのリプライにもいちいちシャレた返答で返しています。
どんだけマメでいい人なんだ。
さらにこんなものまで。


私が見つけたのはこれだけですが、これがあるということは、他の出演者にも全てお手紙書いているということですよね?コヤブソニックややついフェスでも同様のことはやってるそうですが、こういうのは出演者の皆さんは嬉しいだろうなあ。
それではいくつか翔やんの愛と男気溢れるツイートを。







ああ、楽しかった。感動した。
もちろん来年以降も続けてほしいのですが、そのためにはオーガナイザーである氣志團がきちんと存在していることが大前提。そのためにはある程度のスパンでそこそこのヒット曲は出しておかなければならない。これ、一番大変ですが大事なので氣志團の皆さん、頑張ってください。
そして翔やん、しばらくは夢の中で余韻に浸っていてください。お疲れ様でした。ありがとう!


戻ってきてリストバンドを見たら、「ももクロ万博」はあながち間違っていないんじゃないか、と思えてきた。
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このピンクの感じ。


最後に来年のラインナップを勝手に想像しよう。
4回目ともなると常連組も出てくるでしょうから、それは除いて初出場組で考えよう。
■アイドル枠
でんぱ組.incNegicco
AKB枠ではNMBかHKTあたり。
■レジェンド枠
矢沢永吉石川さゆり小林幸子井上陽水アルフィー甲斐バンド佐野元春
この辺は翔やんの個人的なファン度合いによるのでよく分からない。
■歌上手い枠
久保田利伸平井堅槇原敬之鈴木雅之
テレビでのつながりもあるので、どうか。
■バンド枠
Dragon AshRADWIMPSセカオワエレカシウルフルズゲスの極み乙女、ワンオク、9mm。
なるたけ若くてイキのいいやつがいいな。
■女性ボーカル枠
いきものがかりmiwa、Superfly、福原美穂木村カエラ
HIPHOP
RHYMESTERKREVAKICK THE CAN CREW
■芸能枠
EXILE