レキシ「TOUR2018 まんま日本ムキシばなし」 at 桐生 に行ってきました! 感想(その2)
レキシのライブを見てがっかりする人ゼロ人説
前回のお話↓
ese.hatenablog.com
スクリーンが下りてくるとすぐに着席する私たち。長くてぐだぐだするのはもう分かっているのだ。
この幕間のムキシばなしは「鶴の恩返し」。鶴が化けた美しい娘はもちろん池ちゃん。会場爆笑。池ちゃん、ずるい顔してるなー。
織った反物をお代官様にお届け。お代官様はまたロバート秋山(色黒ホモ・サピエンス)。ここで二人でまたぐだぐだしたやり取りがあって面白かったですが、何も覚えていない。秋山の「布っていいよなー」くらい。途中、カットが入っていて編集されていたのにこのぐだぐだ、実際は何分収録してたんだ!
「鶴の恩返し」ですから、織物をしているところを覗いてしまい、鶴が帰るわけです。
いただいた画像。これ、超似てる!
「もう会えません。鎖国でございます!」えー、この曲、やるの?できるの?
『SAKOKU』です!ピアノはもちろん遣唐使が弾きます。登場した池ちゃんは、美空ひばり!東京ドーム公演のときの頭に飾りがついているあの衣装です。
これよりももっと金ピカでした。
遣唐使、弾ける!弾けるぞ!ソロの部分も弾けてる!あの超絶ソロを弾けてる!しかも途中から振り向いて弾いたりしてる!すげー!あれ、でも、これ、本当に弾いてる??
と思ったら、遣唐使はキーボードから前に出てきて踊り出す!弾いてないのかよ!池ちゃんがサンプラーを止めて「ばかやろう」(ビートたけし風に)とツッコミ。いつからサンプラーだったんだろ。オープニングから?ソロの部分から?
キーボードに戻ってちゃんと弾き始める遣唐使。何だ、ちゃんと弾けるじゃん。よかった。このまま弾けないオチだとプロのミュージシャンに失礼だもんね。
いやー、それにしても、この曲この編成でもできるのね。ホーン2人でもできるのね。
続いて『奈良に大きな仏像』。
「N、A、R、A」のアルファベットを手で表現。一応「KIRYU」でもやってみたけどゴロが悪いのですぐやめて「NARA」で。Rってどうやればいいのー?
曲の途中ではエゴラッピンの『くちばしにチェリー』を織り交ぜ。
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うわー、うれしい!この曲大好き!皆さん知っているのかな?ドラマの主題歌だったので一応世間にも伝わっていると思いますが。
曲終わりで「これ(頭の飾り)外してくるから遣唐使、締めておいて」と池ちゃん退場。命を受けた遣唐使が舞台中央でジャン!と手を下ろしても終わらない、もう一度やっても終わらない。階段からジャンプすればいいんだ!と気づき(パントマイムで)、ジャンプ!でも一拍遅れて終わるというエンディング。これ、仕込みですから。この時間、ステージにのっぽさんが降臨してたね。
池ちゃんが戻ってきて『KATOKU』。
しかし、何だか違和感が。池ちゃんのアフロが池ちゃんのアフロじゃない!どう見てもヅラ。これも何かのネタの仕込みなのか?
曲が終わったときに「皆さんもお気づきだと思いますが、アフロに違和感がありますよね、さっきと違うなーって。そう、ヅラでございます。一度潰したアフロはもう戻らないのです」知らなかった!豆知識(使う機会は思いつかないが)。仕込みではなく苦肉の策だったのか。
そして本編ラストはもちろん『きらきら武士』。
「見上げるときらきらした、星ですか?ノンノン、メンズノンノ。これ、『SONGS』ではカットされました。商品名はダメだって」武士でございます!
ここ、何かネタ入ってたかな。素直に終わったかな。覚えてないな。
アンコール待ちにももちろん映像。この時点で20:45くらい。これは稲作やっても21時過ぎくらいに終わるのでは?しかし、私は甘かった。お館様を甘く見ておりました。
稲の神様に「ここまでどうですか?」「うん、なかなかだな。あと一押し」という流れにきゃっつん(やついいちろう)登場。必殺のギャグで神様を笑わせます!→もちろんスベるわけです。ここの秋山、優しいんだよなー。一応やついさんが先輩なのであまりきついツッコミできないのかなー。
で、「やっぱりあの曲だよねー」で映像終了。
登場した池ちゃんは、五右衛門!「稲作だと思ってたでしょ!」まんまとやられました!持っていた稲穂を鞄に戻す。
『GOEMON』で、池ちゃん踊る踊る!テレビだと変顔ばっかりだったのに。ライブだと遠くのお客さんは変顔見えないからなのかな?その配慮だったらうれしいし、それ抜きにしても池ちゃんダンスは貴重なのでありがたい。
ここで満を持して『狩りから稲作へ』。
ここでは、途中のいろいろやるところで『ジングルベル』を入れ込んできました。「すごいね。途中ぶっこんでくる曲は練習してるんだけど、これは本気で練習してないから」本当!それだったらすごい!
あとはいつもの高床式→高岡早紀→劇団四季→キャッツ!の黄金方程式で締めてくれました!大団円!
(ここまで、このツアーこれから参加するのにもう読んじゃった人、ここから先は読まないで!何も知らずに参加した方が絶対楽しいから!ここで引き返して、参加後にもう一度読んでください)
あー楽しかった。この時点で21:10くらい。だいぶ早いじゃん。やっぱり中野サンプラザは都会だから特別だったのかな。と思っていたら、またスクリーンが!まだ終わってなかったのね!
映像ではベージュの全身タイツの池ちゃんとロバート秋山がいちゃいちゃする映像。ぐだぐだなので何も覚えてないけど、「人っていいよね」という流れから『人間っていいな』。
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(オリジナルの映像を見つけられなかった。後半部分は気にしないで)
全身タイツはこのためだったのか!ちゃんとクマやウサギも着ぐるみです!
あー面白い、あーくだらない。と思っていたら…!!
「いいないいな」の部分がスクラッチのようにリピートし、「I!N!A!」となり、『U.S.A.』のビートに変わり、DA PUMPの格好に扮したバンドメンバーになった!
面白い!くだらない!この映像最高!と思っていたら…!!!
ISSAの格好をした池ちゃん登場!!!!さらにバンドメンバーも登場!
マジか!こんな全力のおふざけをするのか!皆さんちゃんと踊れている!以前の稲穂の妖精とは違うぞ!
歌詞も微妙に「カモンベイビーアメリCATS!」「縄文の見方をインスパイア」とかになっていました。縄文と弥生を入れ込んでいたのですが、歌詞のどの部分をもじっていたのか怪しい…。
ラストのキメ(変なおじさんのアイーンみたいなやつ)もバッチリ決まって今度こそ大団円!
と思ったら、遣唐使がひとりでキーボードへ。そして弾き始めたこのイントロは『マイ会津』!
マジかー。この曲までやってくれるのかー。この曲のイントロはエレピとオルガンがあって、もしライブでやるなら池ちゃんが片方弾くのかなと思っていたら、TAKE島流しさんが弾いていました。あのシンセサイザーがここでも活躍するのか!伏線はもう張ってあったのだ!
この曲、名曲ですよねー。途中の足軽先生のレゲエラップの部分も池ちゃんが歌って、ラストの「ラララ」は私たちも手を振りながら歌って、本当に本当に大団円。
終わりました。時計を見たら21:30。本当に3時間でした。それも、しっぽまであんこぎっしりの大充実の3時間でした。17曲しかやってないけど。
池ちゃん、あんたはすげえよ。これだけ名曲があったら普通に歌って演奏するだけで充分楽しいライブになるのに、もっと楽しませる方法はないか、もっと新しい見せ方はないかを考え続け、更新するんだもんなー。
特にアンコールの『GOEMON』以降は本当にすごい。私、この曲が始まるまで『GOEMON』まだやってないな、とも思わなかったですもん。ずっと楽しくて。
さらに『狩りから稲作へ』で終わったと思わせといて『人間っていいな』。くだらないと思わせといて『I.N.A』。これもまたくだらないと思わせといて実物登場。あー楽しいと思わせといて『マイ会津』できっちり締める。池ちゃん、あんたは本当にすげえよ。
あと、美空ひばりの衣装チェンジ以降、五右衛門になったりISSAになったりとアフロを封印するのですが、上に書いたように一度潰したアフロは元に戻らないからとはいえ、苦肉の策ではなくとても自然に衣装チェンジができていました。この辺も素晴らしい。
私は2012年にフェスで初めてレキシを知って、2014年からは毎回ツアーに参加しているのですが、その中でも最高でした。これだけ毎回爆笑と感動のハイアベレージなのに、さらに更新するとは!
(右の「レキシ」カテゴリから見てください)
私は横浜アリーナ公演には行きませんが、これまたとんでもない最高ライブになるんじゃない?このツアーではゲストはなし(なのにこの最高度!)ですが、この特別なライブではゲストもあるんじゃない?あー、いいなー。
何度も書くけど、最高でした。池ちゃん、あんたはすげえ。爆笑し、感動し、尊敬します。
セトリはここからいただきました。これを見ながら記憶を呼び起こし、他の人のツイートなども参考に書きました!
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(映像)
1.SEGODON
2.なごん
3.年貢for you
4.Let's 忍者
5.ペリーダンシング
6.KMTR645
7.墾田永年私財法
8.SHIKIBU
9.GET A NOTE
(映像)
10.SAKOKU
11.奈良に大きな仏像
12.KATOKU
13.きらきら武士
(映像)
14.GOEMON
15.狩りから稲作へ
(映像)
16.I.N.A.
17.マイ会津
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