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レキシ『特別公演〜豪華絢爛 レキシ歌絵巻〜』 at 東京国際フォーラム に行ってきました!感想

大御所は自由


レキシライブ『特別公演〜豪華絢爛 レキシ歌絵巻〜』に行ってきました。会場は東京国際フォーラム
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東京国際フォーラムのホールAってキャパ5,000もあるのね!広い!
今回は2階席の真ん中の端っこ。私のレキシ史上いちばん遠い。武道館より両国国技館よりも遠い。くそう、レキシ人気め。


さて、開演。1曲目は『大奥ラビリンス』
曲終わりの「滋賀県からお越しの春日局様~」のくだりを「熊本県からお越しの邪馬たいこ様」「長崎県からお越しのかんぱくん」という呼び込みにしていました。石川さゆりさんはいつものお着物、さだまさしさんは勺を持った偉い感じのお着物(私、日本史も着物も全然知識ないのできちんと描写できない!どなたか教えてください)。


さださんだけ一旦下がって、さゆりさんと『姫君SHAKE』
さゆりさん、他人の曲で慣れていないせいもあるけど、グルーヴ感がない。16ビートや裏拍ができていない。演歌だと体内ビートが表拍なのかなー。
池ちゃんが会場に歌わせるのですが、あまり会場が歌ってくれないようでした。会場広すぎてまだ一体感生まれていないのかな。
途中ではおなじみ脱線コーナー。さゆりさんは『青春時代』(森田公一とトップギャラン)を一節。さすがに対象年齢高すぎだったようであまり響きませんでした。確かに、私は知っているけどリアルタイムの曲ではないもんなー。
他に何を歌ったかはもう覚えていない…。


さゆりさん退場。池ちゃんひとりで『古墳へGO!』
ここでK!O!F!溜めて~UN!をやったのですが、たぶん会場の8割はジョーダンズなんて知らない。
『GOEMON』では間奏のときに池ちゃん踊る!MVのあのダンス。池ちゃん、踊れるじゃない!「ダンス」ってやっぱり人を高揚させるのね。踊るってのは人間の根源的な欲求なんだろうな。
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さださんを呼び込み『年貢 For You』なのですが、ふたりともしゃべりたい人なのでなかなか曲が始まらない。ついには池ちゃんが進行を気にするという事態が。しゃべった内容は何も覚えていない。
これは祝言の曲なので、その流れで『関白宣言』。という流れのはずですが、さださんしゃべりすぎてなかなか始まらない。ついには(以下繰り返し)。
てんとう虫のサンバ』『秋桜』『さよなら(オフコース)』などを歌ってくれました。
で、ようやく歌ってくれた生『関白宣言』は、上手い。声の艶とか声量とかがすごい。これがプロ。あと、ギターが上手い!
それにしても、今の時代にこの曲出したら総叩きだろうなー。歌は世につれ世は歌につれ。


曲が終わってもまだしゃべるから、イスを持ってきて座りトーク。『パペポTV』みたいだな。ここでもいろいろしゃべってくれましたが、ほとんど覚えていない。
さだ「うちのお客さんより年齢層が若いね」
池「これで?40代50代ばかりですけど?w」
さだ「まあ、2・3歳くらい」
池「a little!」
なんやかんやあって、ようやく北の国から。間奏ではバイオリンソロも弾いてくれました!当たり前だけど真心桜井さんより上手い!そして『川の流れのように』に脱線したりと、本家レキシに迫る音楽性と面白さでした!
続いてはさださんの曲を池ちゃんがプロデュースした『黄金律』を二人で歌う。さだ節だけどポップ。レキシプロデュースのおかげかしら?


ここでようやくさださん退場。池ちゃん曰く「だいぶ押してる」そうです。
イスを出したまま、石川さゆりさん登場。
さゆり「すごいお客様ですね。お二階までいっぱいで」
池「おにかい!二階じゃなくてお二階!お前ら頭が高けえよ」
ここで池ちゃんは下戸というプチ情報を得た。
この流れでウイスキーがお好きでしょ』。どこまでも伸びる艶のあるいい声!
またトーク
さゆり「ねえ、この稲穂って、みなさん家から持ってきてまた持って帰ってるの?」
改めて言われると恥ずかしいからやめて!w
続いて池ちゃん提供の『くのいちもんめ』。演歌・歌謡曲のフォーマットでありつつJ-POP要素もまぶしてある池ちゃん曲。
途中で「曲調変えられるんですよ」という池ちゃんのフリで「ブギーな感じで」(どんな感じだったか覚えてない)、「ワルツ」(3拍子は歌う方が難しい!)、「米津玄師っぽく(これは池ちゃんのオーダー)」(『Lemon』ぽかったかな?覚えていない)と無茶ぶり連発。どこまでリハしてあって、どこまで本当の無茶ぶりなんだろ。
後半では「ノリノリバージョン」のアレンジで。テンポが速くなり、コードもメジャー中心に変更。歌謡曲っぽくていいぞ。
ese.hatenablog.com
この二人は過去にも同じようなことをやっている。


石川さゆりさんを残したままさださんも呼び込み。二人にも羽織を着せて『SHIKIBU』。ゲストの二人は基本ふわふわ踊っているだけ。池ちゃん曰く「豪華ゲストの無駄遣い」!


ここから後半戦。レキシのライブです。
ということは、まず渡さんといちゃいちゃ。「久しぶり!寂しかった?」いちゃいちゃの内容は覚えてなーい。
『古今to新古今』『KATOKU』『KMTR645』と徐々に盛り上がる選曲。『KMTR645』ではおなじみイルカが客席を舞うのですが、当たり前だけど2階席には来ない。私たちができるのは1階の皆さんが楽しんでいるのを眺めることだけ…。


『狩りから稲作へ』。あー、もう終わっちゃう。早い(時間はもう結構経っているけど)。
曲の途中でゲスト呼び込み。お二人ともお着物脱いで普段着(衣装ですが)で登場。遠くてよく見えなかったので、さゆりさんの衣装はGUみたいだな、と思ってしまいました。


最後はご本人の歌唱。さゆりさんは津軽海峡冬景色』、さださんは道化師のソネット。せっかくこれを聴けるなら、お着物で聴きたかったなー。でもやっぱり、プロの歌手は歌がうまい。お金を払って聴く歌声だ。


本編ラストは『最後の将軍』。最初のAメロはさゆりさんが歌うのですが、歌詞が怪しくて池ちゃんがフォロー。池ちゃん優しい。
アンコールはもちろん『きらきら武士』。あー、この辺もう全然記憶がないよー。


終わりました。たっぷり3時間。
レキシライブにゲストと一緒に歌う曲、ゲストの曲、それを公演ごとに変える。うわー、考えるだけで大変。バンドメンバーも池ちゃんも。
池ちゃん、ホストとして素晴らしかったです。まだこの特別公演は続きますが、その回だけの特別編だもんなー。どの回を見る人もうらやましい。
(でも、やっぱり遠いだけで熱量は変わっちゃうなー)