やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

映画『イン・ザ・ハイツ』 感想

もう少し短く


映画『イン・ザ・ハイツ』を見てきました。公式サイト↓
wwws.warnerbros.co.jp
昔はミュージカル映画というジャンルは苦手(というか食わず嫌いなだけ)だったのですが、最近はむしろ好きになってきました。本数は全然見てないけど。
だって映画だもん。素晴らしい映像と素晴らしい音楽を浴びたいじゃん。それだったらミュージカル映画、最適じゃん。


というわけで、本作。
ミュージカル映画だけどラップが当たり前に使われていて、それがとてもよかったです。「ミュージカルなのにラップなんて」という人も「しゃべりがそのままラップになるから違和感ない」という人も、どちらの意見も分かりますが、私の意見は「そんなの関係なくない?」です。いい音楽なんだからラップでもメロディでもどっちでもいいでしょ。


主人公ウスナビのラップはジャストでタイトで気持ちいい。ウスナビの友人ベニーは少し後ろ目で引っかかりのあるラップ。どちらも気持ちいい。
途中、街のお母さんアブエラのソロパートがありましたが、あれは本人の歌唱ですか?上手くてびっくりした。


人種差別やマイノリティに対する不当な扱い、そこから前を向けるステキなラスト。物語はきちんと畳まれて素晴らしかったのですが、143分は長くない?正直、途中ちょっと眠かったです。
エピソードをもう少し絞るか、ミュージカル部分をもう少し絞るか、何かでもう少しタイトにした方がよかったような。
あと、ラテンミュージックをメインとした音楽は素晴らしかったですが、1曲でいいので「圧倒的にスゲー曲!」がほしかった。アナ雪レベルの曲があればなー。
お話も曲もよかったのでもう一度見てちゃんと物語を把握したい気持ちもありますが、143分に躊躇している。ストリーミングに来てからもう一度見ようかな。


それでも、面白かったのでオススメの作品です!ぜひ映画館で!