家で見ると2割減
前回、今年の映画ベスト10を書きましたが、もちろんそれ以外に見ている作品もあり、家で見た作品もあるので、今回はそれらをまとめて書きます。
まずは劇場で見たけどブログに書かなかった作品たち。以前は映画館で見た作品は全部をブログに書いていましたが、最近は時間も情熱もなくて書かなくなっちゃった。以下、ダイジェスト感想。
『死刑にいたる病』
※一部ネタバレ防止のため白黒反転させています。ドラッグすると読めます。
『峠 最後のサムライ』
『NOPE』
『窓辺にて』
www.madobenite.com
毎度おなじみ「何も起きない」今泉力哉監督作品における稲垣吾郎の相性の良さよ!単なる会話をしているだけなのに見ていられるのは脚本のおかげか長回しの効果か。
これは語り甲斐のある作品ですが、逆に言葉を選ぶなーと思っているうちに日々の仕事が忙しく、日常の彼方へ消えていきました。
チャドウィック・ボーズマンが亡くなってしまったことで前半はエモエモな演出となり、後半は本来ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)が担うべき重責や決断をシュリにやらせる物語になったことで映画全体がブレちゃったなーという印象。シュリは本来もう少し軽いキャラで兄をサポートする側だったのに、ブラックパンサーもやることになったので「マジ」なキャラになってしまいました。主役の死というアクシデントがあったので仕方ないけど、本当はもっと面白い作品になったんだろうなー。
MCUはこれでフェーズ4終了ですが、何も進まなかったですね。今回は新キャラの紹介だけのフェーズだったのかな。『アントマン』『ガーディアンズ』の予告編を見ると、また量子世界の「何でもアリ」があって、マルチバースも絡む展開になって、『ガーディアンズ』でガモーラが復活して、になるのかなという予想。
続いて、配信で見た作品。配信オンリーだけでなく、旧作だけどやっと見た作品も含む。見た作品全部ではありませんが、いくつか抜粋で書きます。
音楽
ドント・ルック・アップ
www.netflix.com
カメラの構図とカット割りが好きじゃないなー。地球規模の危機が来なきゃ世界はまとまらないと思っていたけど実際はそうではない、というのはコロナで証明されちゃいましたね。どんな事態になっても逆張りと陰謀論者はいる。ラストはあんな「諦め」でいいのか。役者はよかったです。
浅草キッド
www.netflix.com
うん、面白かったです。もう少したけしのシャイと狂気が出ていたらよかった。でも「面白かった!」まではいかない。何が足りないんだろ。
人数の町
BLUE
ドロステのはてで僕ら
さがす
全体的に韓国映画っぽいなと思っていたら、監督がポン・ジュノの助監督をやっていると知って納得。オープニングは「母なる証明」か!
プロミシング・ヤング・ウーマン
配信で見た作品では今年NO.1でした。
ムーンフォール
https://moonfall.movie/
エメリッヒ、さすがに雑すぎでしょ。大きなウソをつくために小さな本当を積み重ねろ。科学的裏付けがあって荒唐無稽は成立する。
透明人間
佐々木、インマイマイン
サマーフィルムにのって
ハダシ側につく学生は何でこんなに素直なの?きびだんごもらった?ラブコメ側のスタンスは結局「敵ではないしそれ以前に眼中にない」だと、対立軸にならない。「敵だと思ったのに悪い人じゃなかった」なら、甘々な脚本だけど構図や編集は素晴らしいとか、何かこちらが得るものがあるとよかったのに。
ハケンアニメ
ライバルにする必要あるのかな。共闘でいいんじゃない?あと、今の時代、視聴率は指標として弱くない?
JUNK HEAD
キングスマン:ザ・ファースト・エージェント
構図や演出はマシュー・ヴォーンっぽさあり!
こんなところかな。
家で見るとどうしても面白さ2割減になってしまうので、評価が低くなりがち。なので、なるべく映画館で見ましょう。
来年も、いい映画をたくさん見るぞー。そのために時間をくれー。残業嫌だー。休日出勤はもっと嫌だー。話がずれたー。