「暇と退屈の倫理学」 國分功一郎 感想

哲学書です。かなりマイルドに噛み砕かれているとはいえ、哲学書です。ややこしいです。でも、猛烈に面白かった。普段使っていない頭の部分を使っているような感じがしました。 パスカルは言う。 人間の不幸などというものは、どれも人間が部屋にじっとしていられないかがために起こる。部屋でじっとしていればいいのに、…