やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』感想

大人の事情×MCU×SSU=ファンムービー同窓会!


スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を見てきました。公式サイト↓
www.spiderman-movie.jp
(ディズニーの公式サイトは地味でつまんないよね。こういう独自のサイトの方がよい)


私は、スパイダーマン見てないマンでした。
アベンジャーズ/エンドゲーム』のために『ホーム・カミング』を見たのが最初。めっちゃ面白かった。で、この流れで『ファー・フロム・ホーム』は劇場で見ました。めっっちゃ面白かった!


というわけで期待しかしてない本作。
しかし、予告編には過去のヴィランが。つーことは、過去作も予習しておいた方がいいのね。トビー・マグワイア版『スパイダーマン』3作、アンドリュー・ガーフィールド版『アメイジングスパイダーマン』2作の5本を見て準備万端!と思ったら、『ヴェノム』も何やら匂う。ということでこちらも2作見て完璧の状態に仕上げて劇場に行ってきました。
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(以下、ネタバレあります)


面白かった!よくぞこんなに詰め込んで面白いエンタメ作品を作れるな!
見る前は「上映時間148分って何だよ。続編は世界観やキャラ説明の時間が不要で短い時間で物語を作れるのが利点なのに、148分も何やるの?」と思っていたのですが、見たあとは「148分でよくこれだけ入れられたな!」と感心しました。


スパイダーマン』は「大人の事情映画」です。人気があるから作られる。しかし人気があるから様々な思惑が絡んでそう簡単に作れなくなる。企画はポシャる。しかし人気があるからまた作られる。そして人気があるからMCUから声がかかり、レンタル移籍が決まり、また企画はポシャる。ついに3度目の仕切り直し。
やっと軌道に乗ったと思われたトムホスパイダーマンですが、ソニーがまた新しいことを思いつきます。SSU「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」です。ソニーが権利を有するスパイダーマンというコンテンツを、ひとつの世界観で展開していくというもの。
ちょっと待ってくれよ。既にトムホスパイダーマンMCUという超デカいユニバースの一員なんだぜ。それをさらにSSUとも絡めるの?そんな無理難題、できるの?


できました。
SSUだから過去シリーズのヴィランを出すことができます。つーことは、ヴィラン以外も出せるわけです。
出た!
トビー・マグワイアアンドリュー・ガーフィールドも出た!!
しかも、出すだけではなく過去シリーズとのリンクも上手い。さらに、そのリンクは過去シリーズの小ネタを出すだけではなく、過去シリーズの芯の部分で本作につながってきます。グリーン・ゴブリンを救うトビー・マグワイアとMJを救うアンドリュー・ガーフィールド。グリーン・ゴブリンが死んだことでその息子ハリーは闇落ちし、結果的にハリーも失うトビー。グウェンを救えなかったことをいつまでも悔やんでいたアンドリュー。
どちらのスパイダーマンも救うという離れ業を、エンタメとして創り上げる。すごいぜ。


予告編の段階では「ドクター・ストレンジ、余計なことしたなー」と思っていたのですが、本編を見たらやっぱりトムホのせいなのね。そしてその後の「ヴィランを元の世界に返さない」もトムホ余計なことすんなよーと思っていたのですが、全体で見れば「過去の失敗・後悔を取り戻す」という話なので結果オーライだったのか。さすがMCU


そしてクライマックスでは新たなユニバース(マルチバース)をチラ見せ。私は何も分かりませんでしたが、これも今後につながっていくんでしょ?「黒人のスパイダーマン」も、あるんでしょ?ネッドのヴィラン化も、あるんでしょ?


上手かった。面白かった。
しかし、少しだけ思うことはあります。こんなにてんこ盛りでサプライズ祭りなのは、知っている人は楽しいけど、映画単体の面白さとは別ものなんじゃない?これって、ファンムービーなんじゃない?内輪ウケの同窓会じゃない?
でも、面白かったのでいいのだ。


あー、これでMCUもSSUも追いかけなきゃならなくなったよ。次回の『ドクター・ストレンジ』ではさらにマルチバース化するんでしょ?そしたらそのうち『ファンタスティック・フォー』とかも出てくるの?そこまで遡って見るのは嫌だなー。また、『スパイダーバース』でも新たな展開があるでしょうし(マイルス・モラレスが実写化すると予想)。
映画は続く。


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(『ヴェノム』、本編ではまったく関係なかったね…)

マイナンバーカードを作ってもらいたいなら

金で釣るのではなく価値を出せ


マイナンバーカード、作っていますか?私はまだ作っていません。
別に「政府に個人情報を管理される!」「個人情報が漏れる!」とかを心配しているわけではありません。そもそも、既に個人情報はあらゆるところに漏れていると思っているからです。
ではなぜ作らないかというと、作る必要性を感じないからです。
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マイナンバーカードがあればコンビニで住民票を発行できるよと言われても、その必要があるのって一生のうち何回ありますか?保険証の代わりになるよと言われても、既に保険証持ってるし。
持つと生活が便利になるということが、想像できないのです。メリットがない。


そこで、私が「こうだったらいいな」と思うマイナンバーの使い方をいくつか書きます。

市役所へ行く→専用の端末にマイナンバーカードを読み込ませる→自分の困っていることを選ぶ・入力する→利用可能な制度が一覧で表示される→該当の部署に行き、手続きをする。

国って、様々な制度を用意していて、あらゆる場面で使える制度があるんですよ。
収入が少なく生活が苦しいなら、各種税金・国民年金NHK受信料の減免が受けられたり、医療費が高額で困ったとしてもある程度の金額以上は払わなくていい(一度払って後日還付)制度があったり、入院費や入院中の食事代だってその人の収入によっては抑えることができます。
また、新しい事業を始める際の補助金や売上が減少したときの助成金などもいろいろあります。
しかし、様々な条件(収入・家族構成など)があるし、この場合はこれ、この場合はこれといった具合にその内容によって使える制度は違います。
これらが市や県や省庁のホームページに羅列してあっても、どれが使えるのか分からないですよね。せっかくの制度があっても周知が難しく、必要な人に支援が届かない。
そこで、マイナンバーカードなんじゃないですか!


同じように、マイナンバーカードの端末で住民票の移転ができれば、引っ越しも面倒でなくなる。現在の「まず今住んでいる地域の市役所で転出届→次に新しい市役所で転入届」って面倒ですよね。これを新旧どちらかの市役所で1回やるだけで住民票の移転処理完了とできないですかね。


もうひとつ。マイナンバーカードに自分のかけている保険情報も紐付けされていれば、ボタン一つで年末調整できるようにならないですかね。確定申告だってもっと簡略化できないですかね。
その他、病院カルテだってマイナンバーを通じて共有化されれば、別の病院にかかるときに病院側も患者側もありがたいです。薬の情報を他の薬局で見るのも、おくすり手帳いらずになります。


そのためのマイナンバーなんじゃないの?デジタル庁、そういう仕事をしてください!


でも、そのためにはマイナンバーカードに様々な情報を紐付けしなければなりません。そうすると、そこでまた世論の反発があるんだよなー。
何が心配なの?各種情報が紐付けされていたって、それぞれの部署では該当部署の範囲の情報しか見ることはできないんですよ。病院でその人の収入は見れないし、税務課でその人の病歴は見れないんですよ。
コロナ10万円の給付金だって、マイナンバー制度がしっかり整備されていれば迅速に給付することができたのに。


今政府がお金をぶら下げてマイナンバーカードの取得を勧めているのは、政府が個人の情報を管理したい(見えるようにしたい)からだと思いますが、それの何が嫌なの?きちんと管理してもらってつなげてもらって利便性が高まった方がよくないですか?


なので、私はマイナンバーカードを作ること自体には反対ではないのですが、今現在だと作るメリットがないから作らないだけです。政府はお金で国民を釣るのではなく、「こういうメリットがありますよ」をPRすべきだと思うのです。PRというか、そういう仕組みや制度を作るべき。PRはその後の話。


岸田首相、よろしくお願いします。


関連エントリ↓
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2021年12月ツイートまとめ

2021年を振り返る

落ち着き


毎年最後に書くこのエントリ。
結局コロナは収束せず、ワクチンは打てたけどまだマスクだし声出し禁止だし、オミクロン株でまた元に戻るかもしれないという、3歩進んで2歩下がるような1年でしたね。


全体まとめ


↑クリックしていくと過去のまとめを順次見ることができます。
いろいろ減ったけど、今後はこれくらいが平均になっていきそうな予感。以前より「このイベント面白そう→ポチり」という勢いはなくなっています。
今年は狂言と落語という、新しいエンタメに触れたのはよかったです。狂言野村萬斎、落語は立川談春という、最初にしてはとてもいい演者で見ることができてよかった。
狂言はコントだけど、400年前のコントだから、今の方が面白い。だから「芸」として現代に残っているのでしょうが、それだったら落語や歌舞伎でいいかなーとも思いました。
落語は、「これぞ芸!」というものを見ました。たったひとりで座布団に座ってしゃべるだけ。持っているのは扇子と手ぬぐいだけ。これだけで数人の会話からあらゆる動作からを全部ひとりでやるんだもんな。そんなこと知っていましたが、いざ目の前で噺を聞くと本当に凄い。上手い落語家は間と空気を操っている。特に「芝浜」は途中からずっと泣きっぱなしでたまたま持っていたタオルをぐちょぐちょにしながら見ていました。落語、すごい。
今後は歌舞伎や大相撲や宝塚を見てみたいなーと思っております。2022年にどこまで実現できるか。


音楽
マジでもう何も聴いていない。新しい音楽を発見していない。
今年から職場が変わり徒歩通勤しているので、通勤時間は聴けない。家でも大音量で音楽を流すのは憚られる。なので、風呂掃除をするときにSpotifyでシャッフル再生する程度。
こんな体たらくですので、もう音楽好きなんて名乗れない。Twitterのプロフィール欄も変えなきゃな、と思っているのですが面倒で何もしてない。
人はこうやって老いていく。
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映画
今年劇場で見た作品は21本。数が少ないのでベスト10記事を書くほどではありません。見たい作品が少なかったのと、やっていても都市部だけで見ることができない作品があったのと両方。以前は東京にライブなどに行ったついでに地方では見られない作品を見ていましたが、今は東京に行くこともほぼないので、超大作以外の作品を見る機会が減ってしまいました。
その中でもよかったのは『シャン・チー』『空白』『素晴らしき世界』『孤狼の血LEVEL2』『騙し絵の牙』『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『フリーガイ』『リスペクト』あたりかなー。
評論家大絶賛の『ノマドランド』や『DUNE/砂の惑星』は私にははまりませんでした。
DVDや配信で見たのは、本数は多いですがほとんどが「新作を見るための予習としての復習」が多く、完全新作は10本くらいしかない。それもこれも映画にシリーズものが多すぎるからだ。


サブスク・ストリーミング
今年、ファイヤースティックを手に入れまして、ようやくサブスク・ストリーミング生活が始まりました。Netflixで『ROMA』などのオリジナル作品を見たりDisney+でMCU作品を全部遡って見たり、とても満喫しました。
さらにAmazonプライムにも入り、これでこの世のすべての映画が見れるぜーと思ったのですが、実際は「U-NEXTでしか見れない」「追加料金が必要」とかがあって、全然全部見れるわけではありませんでした。かといってもうこれ以上お金を払うわけにはいかない…。
そして、日々の生活は忙しいし地上波テレビも見なきゃならないので、結局こんなに入っても見ることができません。というわけで、現在はAmazonプライムのみ。年が明けたらNetflixにもう一度入り、『浅草キッド』や『ドント・ルック・アップ』などを見ようかな。


仕事
今年から生活保護の仕事になりました。働く場所が変わると、見える景色も変わりますね。
世の中には貧困で困っている人がいるというのは情報としては知っていましたが、実際目の当たりにするとこんなにたくさんいるのかということを実感として知ることとなります。
また、アルコール依存症や糖尿病の恐ろしさなども、知識とともに目の前の実例として痛感するようになります。
いやほんと、貧困や生活保護は別世界の話ではないですよ。急に事故に遭ったらどうするの?病気になったらどうするの?仕事失ったらどうするの?今私がこうやって生活できているのはいくつもの幸運のおかげですよ。
政府・自民党は家族を前面に出して「国は助けないよ」というメッセージを発信していますが、誰もが家族に恵まれているわけではないんですよ。「こども家庭庁」じゃねーんだ。家庭がなくても安心して育てることのできる社会を作るのが政治の仕事だろ。
また、こんなに非正規雇用を当たり前にして、この先どうするつもり?間違いなく大量の生活保護者が出ますよ。だって給料少なくて貯金できないし、保険も年金も払えない(会社も負担してくれない)からもらえる年金は少ない。どーすんの?政治。どうせ何もせず「自己責任」にするんだろうな。政治って、何のためにあるの?
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お金
この仕事に就いたおかげで、「お金大事…!!」ということを強く思うようになりました。この先の政治は期待できない。年金は払うけど実際もらえるときには「70歳からです」「年額80万円です」とかも、マジであり得る。じゃあ、自分で何とかしなければならない。
というわけで、NISAとiDeCoを始め、掛け捨ての医療保険はやめ、年金機能の付いている保険に切り替えました。さらに職場の共済年金にも入ろうと計画中です。
お金大事。普通口座にお金が入っていても何も増えません。別のところでお金自体に働いてもらって、少しでも増やしたい。
あまりやり過ぎて現在の生活を脅かすようになっては本末転倒ですが、それくらいの勢いでお金を移したい強迫観念に駆られています。
来年、増減の途中経過報告の記事を書く予定です。


というわけで、今年はあまり派手な出来事や動きはなく、地味な一年でした。しかしこれは低調ではない、落ち着きなのだ。年相応なのだ。
来年もアップする記事は多くないと思いますが、よろしくお願いします。


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映画『ヴェノム』感想

こんなんでええんやで


私、『スパイダーマン』は元々全然見ていなくて、『アベンジャーズ』の流れでトム・ホランド版を初めて見ました。『ホームカミング』も『ファー・フロム・ホーム』も超面白かったです。次回作『ノー・ウェイ・ホーム』も超楽しみで、今作は過去作のヴィランが登場するとのことで、年末年始にトビー・マグワイア版、アンドリュー・ガーフィールド版も見なきゃなーと思っているところです。


そんな私なので、『ヴェノム』は全然対象外。『スパイダーマン』をきちんと見ていない私がヴィランのスピンオフを見るはずがない。
そんな感じで前作は流していました。


で、本作。今回も同じようにスルーするつもりでしたが、あるウェブ記事を読んだら気になる描写が…。さらに別の記事では「SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)」なるユニバースがあることも知りました。
えー、そうなの?『ヴェノム』も今後『スパイダーマン』の世界と直接リンクしていくの?じゃあ、『ノー・ウェイ・ホーム』を見る前にこっちを片付けなきゃならないじゃん!


というときに、最近は便利ですねー。TSUTAYAに行かなくても家でファイヤースティックをポチりとするだけで過去作が見れちゃうんだから。
というわけで、『ヴェノム』を見ました。Amazonプライムありがとう。
お気軽カジュアル!MCUの「社会問題は入れるしポリコレはクリアするし多様性も確保するし、もちろんユニバース全体とのリンクもあるぜ」に慣れてしまった私にとって、このお気軽さは衝撃でした。あと、短いし(112分)。
これでいいんだよ。こんなんでええんやで。


そして『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』。
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感想は「一緒だな」。トムとジェリーでありど根性ガエルであり寄生獣。前作よりさらに短い97分というのも、ハリウッド超大作とは思えないコンパクトさ。
正直、話は前作から何も進んでいないので、本作いるかな?とも思いました。


ミッドエンドでトムホ登場。次回作で繋がるのだなー。楽しみー。
しかし、SSUは次に『モービウス』があり『クレイヴン・ザ・ハンター』があり、その先にもたくさん計画されています。
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース - Wikipedia
そこまで付いていけるかしら…。
続編・ユニバースものはビジネスとして堅いのである程度は仕方ないけど、何でもかんでもシリーズものばかりでは、それこそ多様性が足りないんじゃない?単品で楽しめる大作をたくさん見たいなー。