やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

RHYMESTER「KING OF STAGE Vol.15」@新潟ゴールデンピッグスに行ってきました!感想

宇多丸さんに感動!!


RHYMESTERのツアーが地元新潟に来たので、行ってきました!

会場まで徒歩で30分弱。バスの時間など分からないので、歩いて行こう。



着いた!が、既に汗まみれです…。


新潟でのライブは2019年以来。つーことは4年ぶりです。
ese.hatenablog.com
ついこの前って気がするのに。これが加齢効果か。


入場。下手(Dさん側)に行きたかったのですが柱が邪魔だったのでセンターへ。しかし目の前は大きな男性ばかり。うーむ、視界が狭い。あたしゃもう少し背が欲しい。
あとは開演までひたすら待つわけですが、私の立っている場所がエアコン直撃でとても寒い。ついさっきまであんなに汗ダラダラかいていたのに。


と冷える腕をさすりながら待っていると、まさかのオンタイムでライブスタート!
今回はチッタでやっていたスモークで演者が見えないという演出はなし。まあ、さすがに近すぎるもんな。JINさんの雄叫びでMC2人を呼び込み、スタート!


本日のライブハウスは狭いので、チッタにあったスクリーン付きの窓のセットではなく、単なる窓のセットのみでした。スクリーンでの演出はないのかー。残念。


今回のセトリは、チッタとまったく同じでした。なので、前回との違いやMCで覚えていることなどを書きますね。
「My Runway」でのステップは、二人とも上手くなっていた!足下見えなかったけど。
最初のMC。
宇多丸「新潟ゴールデンピッグス。ここはライブハウスっぽいライブハウスだよね。お客さん近くて、空気が圧縮されてエネルギーが逃げない感じ」
宇多丸「HIPHOP50周年ライブあったでしょ。いろいろ思うところありまして、第一は『俺たち頑張ってね?』ってこと。いろんなベテランアーティストが出てるけど、俺たちの方がもっとやれんじゃねーのって。だから、現役でやり続けてることの偉大さってことを自分で噛みしめたわけですね」
その後、おなじみの声出しタイム。これはチッタではなかったのでうれしかった。宇多丸さんのスパルタ教室大好き。


「予定は未定で。」「マクガフィン」後のMC。
宇多丸「新潟は雨が降らなくて大変なんだよ。ダムの貯水率0%だって!」
宇多丸「夏のフェスはダメなんだよ。サマソニが証明したでしょ。俺は20年から言ってるのに。11月とかにやれよ。客もツラけりゃ演者もツラい」
宇多丸「これからサマーソングやるけど、夏の歌ってのはイメージの中の美しい夏っていうか、ステキな夏は歌の中にしかないっていう時代だよ」


季節の3種盛り後のMC。この3曲の宇多丸さんが動いて盛り上げて熱くて激しくてカッコよかった!
Dさんは「暑くない?水飲んでね」とお客をいたわる。宇多丸さんも「えーっと…。あー、ダメだ。頭が回んない」と珍しく言葉が出てこない。私はエアコン直撃場所なので快適に熱狂していましたが、会場全体はとっても暑いんだろうな。そう思えば、この場所でよかった。演者の3人はもっと暑いんだもんな。お身体に気をつけて盛り上げてください!


ソイルとの2曲後、ここでJINさんタイム。
新潟に仲良くしているDJがいて、今日新潟でライブだからゲストパス用意しておくよと言ったら「いや、ちゃんとチケット買って行きますよ」と言ってくれた。何ていい奴なんだ。
翻って、東京でGAGLEのライブがあるからメンバーに直電して「ライブ行きたいからゲストパス取ってくれる?」「あ、奥さんも行くから2枚ね」って言っちゃった。
という話でした。ネタとしては面白いのに、イマイチウケなかった。話術って大事。


西原商会」ではバイブス棒が活躍するのですが、ライブハウスだと荷物を増やしたくないので私は持ってきてない。武道館には持っていくね!
そして、この曲では西原商会のカラーとしてバイブス棒を緑色に光らせるのですが、ここで宇多丸さんは新潟ということでNegiccoのライト(これも緑色に光るのです)を持参してくれました。新潟リスペクト!Negiccoリスペクト!ありがたいです。
「2000なんちゃら」では、ついにDさんが数字まみれの2ヴァース目をちゃんと覚えてラップしてた!(ちょっと怪しかったけど)


hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)ちゃんコーナー。チッタと変わらずラップは上手く、腰は低い。
ハイパヨちゃんの二人は女の子なので背が低く、私の位置からはなかなかお顔が見えず残念でした。そう、開始前は私の前には大きな男性が左右にいてその間から見ていたのですが、片方の男性が徐々に移動して私の視界を塞いでしまい、途中からはスキマからチラ見する程度しか見えなくなりました。おかげで下手のDさんはほぼ見えずになってしまいました。くそう。


お次は「Open The Window」なので、シリアスなMC。
宇多丸「インターネットが広まって、素晴らしい世の中の進歩もあるけど、同時に嘘っぱちもいっぱい流れるようになって、その嘘っぱちを信じる人が出てきてとか、思ったように世の中が前に進まないような実感もあって」
宇多丸さん、それ、Kダブにも言ってやってくださいね。


(先日、Kダブに絡まれました…)


チッタではこの後すぐに「Forever Young」(しかもザキヤマバージョン)になって、「いくら何でも振り幅でかすぎるだろ」と思っていたのですが、この日は「Rで始まりRで終わる」のアカペラ(JINさんスクラッチのみ)が入り、そこから「Forever Young」につながっていったので、とてもよかった!
そしてトラックもオリジナル(ザキヤマでない)だと、「からの~」の部分を私たちが歌えるので、ライブではこちらが正解でした。
いやー、ゲネプロって意味あるんですね。ちゃんとブラッシュアップしている!
しかし、Dさんのアニヴァースは本日もぐだぐだでした。2ヴァース目は後ろを向いてラップをしていたので、たぶんメモを見ながらラップしていたな。それでもぐだぐだだったけど。


本編ラストの前に、最後の宇多丸ブートキャンプ(声出し強要)。
宇多丸「既に200は出ているが、今日の新潟は400出る!」「400いや、500の勢いでさ・わ・げ~!!!」
この、心地よい疲れの中で最後の力を振り絞って出す大きな声、気持ちいい。
で、「待ってろ今から本気出す」で本編終了。


アンコール待ちはみんな真面目に手拍子。そういえばライブでのお客、コロナを経ておとなしくなったな。ライブ中のコール&レスポンスは元気だけど、ライブ中のヤジ、開演前・アンコール待ちでの声出しなどは全然ありません。何となく、「許可されているとき以外は声を出さない」みたいな感覚がこの3年の間に擦り込まれちゃったのかな。新潟がおとなしかっただけ?


宇多丸「やっぱすごい。最後のエネルギーの凝縮というか爆発がすごかったよ。やっぱライブハウス好きなんだよな」
宇多丸「アンコールの曲なんだけど、本当はアゲ曲を用意していたんだけど、この環境だから、もう少しまったりできる曲に変更しました」
そうかー、やっぱり会場内暑かったんだな。私のエアコン直撃場所は結果オーライだったんだな。
ということで、曲は「POP LIFE」。あら、チッタと一緒じゃないか。アゲ曲も聴きたかったな。他の会場のセトリを調べたら「肉体関係」だったそうで、あーそっちも聴きたかったなー。


「ONCE AGAIN」で終わり。この会場は立地的に出待ちができないので、会場内で写真撮影。


エセを探せ!


全体感想。
ライブ時間はチッタとまったく同じ(本編終了でちょうど2時間)だったのですが、体感はとってもタイトに感じました。チッタのときは「あっさり」なんて感想を書いたのに。何が違うんだ。
そして、宇多丸さんの動きがとてもよくて感動しました。普段からライブでは宇多丸さんが煽りDさんがスキルで魅せる、みたいな何となくの役割分担がありますが、本日はいつも以上に宇多丸さんが動いて跳んで煽って盛り上げて獅子奮迅の大活躍でした。宇多丸さんがグルーヴしてた。会場をロックしてた。いやー、感動しちゃった。
セトリはもっと旧曲やってほしいという気持ちは変わらずありますが、ライブ自体は大満足だったので本日はあまり思いませんでした。


さあ、次回は12月の大阪。やっとReiさんゲスト回を見ることができます。楽しみ!!