やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

岡村靖幸2018スプリングツアー「マキャベリン」@新潟 に行ってきました!感想(その2)

前回のあらすじ↓
ese.hatenablog.com
今回のツアーのMCは白石さんオンリーではなく、バンドメンバー持ち回りで行っているそうで、この日はベース横倉さんが担当。よこりーん。
「前回の新潟ツアーのときは、オフに佐渡島へ岡村さんと行ってきました」とのこと!岡村ちゃん佐渡行ったのか!私も何度も行っているので、言ってくれれば案内したのに。
その後よこりんが何かしゃべっていると、「おかしいなあ、困りました」と白石さん乱入!「横倉さん、困りました。岡村靖幸公式スナック『雪の宿』を持ってくるのを忘れてしまいました」
そう、「雪の宿」は「岡村靖幸の宿」として新潟では公式スナックに認定されているのです!(私が勝手に認定した)
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そしたら客席から「あるよ!」と声が。そして客席を伝わって白石さんの元へ。前回に引き続き、持ってきている人がいた!
さらに甘酒を白石さんに渡す強者も。
白石「岡村さんにお供えしますか」とステージの中央に置いてよこりんと一緒に二礼二拍手一礼。
「お礼と言ってはなんですが、私からも『サラダホープ』を」とスーツのポケットからお菓子を取り出す白石さん。徹子さんの頭から飴が出てくるみたい!
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ちなみに雪の宿は三幸製菓、サラダホープ亀田製菓の商品です。どちらも新潟の会社ですが、ライバルですよ!


で、このMCの後は『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』と決まっています。
この流れもこの曲ももう何度も聴いているのに知っているのに、やはりアガる。私がDATE1年ぶりということもあり、高揚するよねー。
ちなみにBメロの「苦くほほ笑むけれど」の「けれど」の部分、2番の「辛いことばかりならば」の「ならば」の部分、どちらもオリジナルどおりの高いメロディで歌っていました。うん、本当にもう何も心配する必要ないんだな。


で、この曲の後は『だいすき』と決まっています。
この曲の後半で、「僕は君のことをだいすきだっけね!」と新潟弁で言ってくれました!さすが高校時代新潟に住んでいた男。


ここで第一部終了。幕が引かれます。
待っている間はもちろん手拍子を続けるのですが、全然やらない人もいるんですよねー。あなたは次を見たくないの?じゃあ帰りなさいよ。次があることが分かっていても、手拍子で盛り上げてやるのがファンのすべきことだと思うのです。演者も人間、よりやる気にさせてパフォーマンスしてもらいましょうよ。


第二部は、スティービー・ワンダー『Superstition』でスタート!邦題は『迷信』です。
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この曲大好き!メロディだけでなく、どの楽器も主役になっているのがいい。ドラムもベースもホーンも全部いい。
そして岡村ちゃんはこの曲でも私たちに歌えと命じるのです。うう、この曲好きなのですが、何と読むのか20年以上あやふやなままなので、あやふやなまま「さぱーすてぃしょん!」とふがふが歌いました。


お次は『どんなことをして欲しいの僕に』!おおう!この曲って、最近のライブで歌ったことありましたっけ?
そして!ここで!エロスターイム!
そういえば、この日はここまでエロス要素はほぼゼロでしたな。それが!ここで!マイクスタンドを使ったお戯れを!「ねえ、ちょっと触っていい?もうちょっと触っていい?」と言いながらマイクスタンドをエロく触るのです。
まあ、私はおっさんなのでここで「萌える!」「濡れる!」とかはないのですが、会場は大爆発でしたよ。


続いて『Punch↑』。ここでもエロスタイムは確変継続中。「新潟ベイベ。もし戦争が起きたら僕に何ができるの?何もできない。そんなんだったら結婚して、新婚旅行行って、フランスとかノルウェーとかドイツとかヨーロッパ全土を回って、ハネムーンベイビーをつくったら、幸せが何か分かるかもしれない」
『祈りの季節』では「新潟、高齢化社会なの?」そうだけど、その言い方は新潟の地方問題みたいですよ。「新潟子供産んで!」主語がデカい!
この2曲、つなぎがとても上手くていつの間にか『祈りの季節』になった記憶がある。
ここでもエロスな動きをしていたんだけどなー、覚えてないなー。「そうか、ここはエロスパートなのか!」と思いながら見ていました。
そう、このツアーはセトリの曲目自体もいいけど、その置きどころもいい。踊るパート、盛りあがるパート、濡れるパート。考え抜かれているなー。


再びMCタイム、再びよこりん。グッズ紹介の時間。私、この時間好きじゃない。売らんかなはあまり前面に出さないでほしいなー。
途中から白石さんも入ってMCは続く。何しゃべっていたっけ?覚えてないけど、ちょっと長くない?と思いながら聞いていました。
そうだ、何かの流れで客席から白石さんに「フゥ~」という冷やかしがあって「それを岡村さんに言ってみましょうか」で「フゥ~」と言ったところ、白石さんから「ぬるいフゥ~ありがとうございます」というくだりがあったな。


「あと1曲」といえばもちろんこの曲『Super Girl』
この曲には「本当のダンスチャンスロマンスは自分次第だぜ」という歌詞があって、曲中岡村ちゃんも「自分次第だよ、分かってる?」と言ってくれます。ここ、以前は「いろいろあった岡村ちゃんが言う重み!」と毎回泣きながら受け止めていたのですが、最近は「そうだよね!」くらいの軽い感じで受け取れるようになってきました。何度も聴いて慣れてきたということもありますが、それ以上に岡村ちゃんが普通の活動を普通に継続してくれるのが普通になっているから。特別じゃなくなっているから。この言葉の重みが軽くなっていることの嬉しさよ!分かる?
あと、この曲は毎回岡村ちゃんの側転があるのですが、今回は背中向きで側転してくれたので、お尻がよく見えた!お尻!


さあ、アンコールです。手拍子手拍子。今回、手拍子のリズムを狂わす「妖怪アンコールずらし」が登場せず、皆さん素晴らしい手拍子を続けておられました。
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今回の弾き語りはアコギでユーミン『あの日にかえりたい』と安全地帯井上陽水『夏の終わりのハーモニー』でした。
岡村ちゃんはアコギの弾き語りでも絶対ローコードのみでは弾かないですね。そのコードの押さえ方、何?そしてバラードでもアルペジオではなくリズム重視の弾き方をする。
今回歌った2曲のうち、『夏の終わりのハーモニー』がものすごくよかった!キーを変えているのか分かりませんが、岡村ちゃんの今の声にどハマリ。中低音の倍音がめちゃ響き、まるでオペラ歌手のようでした。
弾き語りはこれでおしまい。あれ?新潟ベイベは?新潟ベイベは?あーん、残念。


続いてスティービー・ワンダー『All in Love is Fair 』。私、この曲知らないです…。
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そして『友人のふり』。おお!いつも弾き語りでしか歌わず、しかも3分の2を私たちに歌わせる岡村ちゃんが、久しぶりにバンド演奏でフルで歌ってくれた!


『愛はおしゃれじゃない』『ビバナミダ』でおしまい。ああ、この曲が始まると「終わっちゃう」と思ってしまうのはいいことなのか悪いことなのか。ラストの曲は毎回変えてもいいんだぜ。
『ビバナミダ』はラストが過剰で盛りあがる!投げキッスも会場中に振り撒いてくれました。もちろん私もキャッチしましたよ!


終わってしまいました。復活以降年2回ツアーをしてくれて私はほぼ毎回参加していたのですが、前回不参加だったためか、すげー良かった!やはり溜めてから出すと気持ちいい。俺は何を言っているんだ。
今回のツアーは前半のセトリが良すぎてもう泣いちゃった。号泣メーン!ですよ。その分中盤以降はやはり毎回同じ構成なのね。もっと裏切っていいのよ。
あと、最近のライブでは笑顔がよく出ていてとてもいい。岡村ちゃんが楽しいと私も楽しい。もっと前でもっとお顔を見たかったなー。


「人は欠損に恋をする」とは高須院長の言葉で、「アイドルは魅力が実力を凌駕している状態」とは宇多丸さんの言葉です。音楽的な才能はとてもつもなく巨大ですが、それを上回る魅力も持っている岡村ちゃん。それは「いつまでこの幸福が続くんだろう」という不安定さのせいもあります。それが、ここ数年完全に安定期に入っており、そういう危うさはなくなりました。それはもちろん歓迎すべきことでありがたいのですが、マンネリに近づいているのも事実。
去年の「『アウブル』ラストから外す事変」の大改革でフレッシュさを取り戻したので、今後も毎回驚きのセトリと構成にしてほしいな。ぜいたくなお願い。


岡村靖幸2018スプリングツアー「マキャベリン」@新潟 に行ってきました!感想(その1)

泣くセトリ(ネタバレあり)


岡村靖幸のライブ、いやDATEに行ってきました。会場は新潟りゅーとぴあ
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新潟駅から歩いて行きました。久しぶりに新幹線で新潟に行ったら駅構内がだいぶ変わっていてびっくりした。新潟のくせに。
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この会場の近くには白山神社があるので、今日のライブの成功をお祈りする。
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ライブが楽しいのはもう分かっているので、岡村ちゃんが怪我なく、新潟楽しかったと思ってもらえるよーに!と思いながらお賽銭を投じました。
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仕事ヤリマンはここにもいた。


さて、入場。
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会場内は撮影禁止なので写真はありません。開演前の紫カーテンとか終演後のステージくらい許可してくれてもいいのにー。
りゅーとぴあはキャパ900弱で傾斜もあるのでどこでも楽しめるとてもいい会場です。みんな、新潟いいぞ!


開演時間を5分くらい過ぎたところで本編スタート。ツアータイトル「マキャベリン」を子供の声で言うSEに続いて始まった1曲目は『ステップUP!』!!!
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おお!!!この曲、オリジナルバージョンで1曲まるまるやるのは初めてのような。私の記憶あてにならないけど。
岡村ちゃん、声出てる!いや、もうそんなこと気にならないし感動しません。もうそのレベルは当たり前で、もっとハイレベルなエンターテイメントを提供してくれるのが今の岡村靖幸です。
もちろんこの曲もリアレンジされています。何も覚えていませんが、リズムが強化されていた。あと、キーは下がっていたような気がする。
あと、この曲はサビ終わりで何かを叫んでいて(上記動画1:20あたりの部分)、それを曲後半にコール&レスポンスで要求されたのですが、ここ、何て言えばいいの?私は「スパッ、シュビドゥン、スパッスパッ、シュビドゥン」と叫んでみましたが。
もうひとつ。この曲なんて学生時代から何万回も聴いてきて、もちろん歌詞など全部覚えているのですが、実際生で歌われたら「びしょ濡れでいいじゃない 手をつないで歩きたい」の部分にものすごくグッときてしまいました。特に「手をつないで歩きたい」のところ。うわー、今、音楽が私の身体に入ってきた!


そのままステップアップLOVE!あら、ステップアップつながり!
DAOKOパートはキーボードの富士子さんが歌ってくれました。私も助太刀しようと思いましたが、全然歌詞を覚えていませんでした。
1曲目だったかこの曲だったか、岡村ちゃんは胸ポケットからハンカチーフを出して汗を拭い、ぽいっと後ろに投げ捨てました。その後何度もタオルで拭いてはポイ、拭いてはポイ。スタッフさんが何度丁寧に設置してもポイ。こらー、片付けできない子はダメだぞ!


3曲目、あれ、このイントロは、まさか…。Dog Days!!!この曲を聴けるとは!うれしい!
ライブとは関係ないのですが、この曲の歌詞に「液体状の夕焼け 流れ落ちてきてる 僕のベッドに 不自然な呼吸 世界一の秘密 悲しかったよ」という一節があります。これ、どういう意味なのでしょうか。泣いているの?それは僕?不自然な呼吸って?世界一の秘密って?誰か教えてください。


さらにノンストップで続く!しかしイントロ聴いても分からない。『どぉなっちゃってんだよ』でした!これ、前からあるアレンジ?何度聴いても覚えられない。毎回新鮮に聴くことができてありがたいぜ、私の脳。
岡村ちゃんのデンスは、以前と比べると動きの総量は減っています。そりゃしょうがない。だって御年52歳。民生とかYO-KINGの動かなさっぷりを思えばこれでも動きすぎですよ。そしてエモさは年々増している気がする。
ダンスをする人は多くいますが、岡村靖幸のデンスはそういうのと種類が違う。「ダンスの技術が上手い」ではなく「その瞬間の情熱や衝動を具現化している」感じ。


この前半で、岡村ちゃんは度々私に目線をくれます。いえ、妄想ではありません。事実です。「あ、あのおっさん久しぶりに来てくれたな」と思ってくれたに違いない。いえ、妄想ではありません。事実です。


ここまできたら次はバラードだと思うでしょ、違うんです。一青窈さんに提供した『Lesson』でした。
vimeo.com
私、この曲全くチェックしてなかった。知識として知っていたけど、全然聴いたことなかった。なので提供曲とは知らず、カバー曲だと思って聴いていました。
曲の後半では「新潟ベイベ」を連発してくれました。「新潟」ってガタという引っ掛かりがあるので発語が気持ちいい。niigatta!ニイガッタ!


そして事件は起こります。このイントロ、『青年14歳』じゃないかーーーー!!!!!!!
この曲、私は毎回アンケートにやってくれと書くのですが、頑なにやってくれない。個人的にはこの曲が入っている『禁じられた生きがい』の頃は岡村暗黒時代だったので、思い出したくないのかなーと勝手に思っていたのです。それが、ついにやってくれた。
号泣メーン!
少しテンポを落としたバージョンでしたが、それもまたよし。


『ぶーしゃかLOOP』に続いてはまた分からないイントロ…。始まったのは『愛の才能』!いくつアレンジバージョンあるんだよ!そして、この曲好きねー。他人への提供曲の中で確実にダントツに歌う機会が多い。次は、私が『青年14歳』とともに毎回書いている『虹をみたかい』を歌っておくれよ。


ここで岡村ちゃん退場。ここまでバラードなし、ノンストップでこの曲たちを踊りながら歌うとは、どんな体力なんだよ!
岡村ズのインストとダンサーによるパフォーマンス。ここでは各楽器の見事なアンサンブルやソロプレイを見ることができるので、ここも私は好き。お客さんもほぼ座らずに盛り上げてくれている。これもうれしい。
相変わらずよこりんのベースはいい音している。粒立っているのに痛くない音。後半では富士子さんのキーボードと田口さんのギターでトーキングモジュレーター(なのかな?口に何か咥えて楽器で声を演奏するやつ)を使ったプレイやサックスvsエレキのソロ合戦もよかった。


岡村ちゃんが戻ってきて『できるだけ純情でいたい』。この曲は今の岡村ちゃんの声の魅力にとても合っていてとてもいい。今の岡村靖幸は中低音の魅力だ。
この曲の後半でたくさんデンスしてくれてよかった!どこでどんなデンスをしたかはもう何も記憶ありませんが、この日は「前半上手贔屓、途中から下手贔屓」でした。2回ほどメガネ外しがありましたが、それはどちらも下手側。私も下手だったので見たぜ!でも遠いからちゃんと見えなかったぜ!
後半、デンスの盛り上がりももちろんよかったのですが、演奏が素晴らしくて。盛り上げてブレイクで一瞬止まってまた盛り上げて。私の感情を揺さぶるなー。揺さぶれー。


お次に『ヘアー』をやったのですが、アレンジが違う!この曲、ついこの間のアルバムの曲ですよ。もう変えちゃうの!これだから岡村ちゃんライブは毎回楽しめる。


『忘らんないよ』は、Aメロのファルセットがあまり好きじゃなかったなー。しかしサビの声はものすごくよかった!やはり最近の曲は自分の声の武器を分かっている感じ。


また謎のイントロから始まったのは『彼氏になって優しくなって』。私、この曲のジャジーな横ノリが大好きなのですが、爆発する曲ではないので、ライブでは盛りあがりきらない感じがしてもったいないなーといつも思っています。大好きなのに。
この曲の2番は「バッシュで猛ダッシュ そして芸術的なシュート」という歌詞で始まります。そこで2番が始まる直前にシュートを打つ真似をしたのですが、そのシュート、私が受け取りました!確実に私の方向、私の距離にシュートを放ってくれました。妄想ではありません、現実です。


『Out Of Blue』がここに配置されるのはまだ慣れないけど、うれしい変化なのでありがたく受け止める。そして、私は音源時代ではそこまで大好きな曲ではなかったのですが、こうやって毎回ライブで聴くたびにどんどんよくなっていて、今では「これデビュー曲かよー」と思いながら聴いています。セトリ中盤に置かれたってエモくなっちゃうのはしょうがない。
曲のラストで上手下手両方を存分に煽ってくれて終了。岡村ちゃんはステージ奥の階段で闇の中座って休憩。その間、メンバーがMCでつなぎます。しかし、さすがに長くなってきたのでここで一旦切ります。続きはまた次回。


早熟

早熟

『人間交差点フェス2018』に行ってきました!感想(その3)

そして伝説へ


前回までのあらすじ↓
ese.hatenablog.com
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雨はもう二度と止むことはないレベルで降ってきました。そもそも夜にたくさん降るという予報だったわけで、つーことはこれからさらに強くなるのか!


17時、PUNPEE
彼はいつでも飄々としている。天才なのにカリスマにならない。ヒップホップなのにセルフボーストはしない。ユルくてテキトーな感じなのにカッコいい。ヒップホップ界の奥田民生だ。
「俺の名前はP-BOY 板橋の申し子 よく聞きな交差点のトーシロ プレッシャーでストレスがうー溜まる溜まる 俺は場違いまるで棚の上のチン毛」というフリースタイルを披露してくれました。うろ覚え。
しかし、肝心のライブは何も覚えてないな…。途中のMETEORは酔っていたからあんな感じなの?ラップは上手くないけど嫌いになれないキャラ。
あと後半で『夜をつかいはたして』のときに「雨を使い果たそう!」と言ってくれたのが嬉しかった。
ラストの『HERO』は好きな曲なのでうれしい。アルバムでもボーナストラックのような置き場所でしたが、私はあのアルバムのエンドロールにかかるエンディングテーマだと思っているので、とてもいい置き場所だと思っています。


さて、雨が笑えないレベルになってきました。私は長T+Tシャツの上に上下セパレートのウインドブレーカーを着てその上からパーカーを羽織り、手首は雨が入り込まないようにウインドブレーカーのマジックテープできつく留める。頭はキャップをかぶりウインドブレーカーとパーカーのダブルフード、首元はタオル巻き付け、と完全防備でしたが、それでも奴は徐々に侵入してくる。
この日は風があまりなかったのと気温が低くなかったので寒くてヤバいという感じにならなかったのがよかった。それでも雨と水は徐々にテンションを奪っていきます。ラフな雨装備の人たちは大丈夫だったのでしょうか。


KICK THE CAN CREW
前説はDさん、KOHEI JAPAN、KINちゃん、RYO-Z。リップのRYO-Zは毎年来るな。
RYO-Z「俺、アツいエピソード知っちゃったんですけど。裏で、Dさん全然テントの中に入らないんですよ。何でかっていったら『みんなの気持ちが分からなくなるから』だって!」
何そのいい話、泣くじゃん!


私は次のRHYMESTERに備えて隣のステージにいたのでほとんどパフォーマンスは見れませんでしたが、キックの3人が赤青黄色の3色コーデだったのがとてもよかった。RHYMESTERの『人間交差点』のあの感じ。
セトリは『千%』『地球ブルース~337~』『イツナロウバ』『TORIIIIICO!』『マルシェ』『sayonara sayonara』『アンバランス』というフェスの一見さんにも届く鉄板中の鉄板。
もちろんRHYMESTERとのコラボもあります。曲は『神輿ロッカーズ』!しかし2番目のDさんヴァースが終わったところでトラックが止まるアクシデント!サビまでアカペラで頑張りましたが復旧せず、仕切り直し。せっかく金髪のカツラをかぶってきた宇多丸さんがアホの子みたい。
ここでKREVAは「祭りすぎたかな」と逆にプラスに感じるコメントで場の空気を切らさない。こういうところにエンタテイナーの器が出るんだよ。


雨がきつくなってきたー。そういえば去年の氣志團万博でもキックの時間がいちばん雨も風もひどかったなー、なんてことを思い出しました。
しかし、もっとひどい雨はこの後でした…。


さあ、いよいよラスト!RHYMESTERです!
前説はベボベこいちゃんとTOSHI-LOWGOMAさんとPUNPEE。変な組み合わせ!皆さん初対面だそうです。うん、同じクラスだったら仲良くならないメンツですよね。
小出「初対面なので何を話せばいいのか」
TOSHI-LOW「知っている知識出しあえばいいんだよ。失踪したギター、戻ってきた?」
小出「いきなりセンシティブな話題出しますね」
TOSHI-LOW「記憶戻った?」
GOMA「…」
TOSHI-LOW「君は大江千里?」
PUNPEE「僕は学生時代BRAHMANコピーバンドやってたんですよ」
TOSHI-LOW「いい大江千里だ」
さすが鬼、ブッコむな!


JINさんの呼び込みで宇多丸さんDさん登場。赤を基調にした衣装、カッコいい!


宇多丸「1曲目は毎日日本中でかかりまくっているこの曲だ!」で『アフター6ジャンクション』!しかもフルバージョン初公開!
しかし私はラジオを聴いていないので全然分からないー。トラックもリリックももう記憶にないー。Dさんのフロウがまた新しかった、くらいの記憶。次のアルバムまで待つしかない?


『Future Is Born』の後、MC。
宇多丸「いやほんと、俺たち30年の歴史の中でも最悪の天気の中、こんなに残って盛りあがってくれてほんとありがとうございます。だって、この天気だよ。帰ってくれても全然構わないししょうがないもん」
宇多丸「さんぴんキャンプ以上の土砂降りの中、ライブしに参上!」
D「伝説って言葉で誤魔化したくないけど、伝説感出てきたね。みんなほんとありがと!」
こちらこそ!


「コラボいきますかね」とPUNPEEを呼び込んで『Kids In The Park』。残念ながら『SOMINSAI』はなし。ここ、本当はセトリにあったのかもしれません。雨のせいで短縮したのかも。
さらにゲスト。キックと一緒にやるのは『10Balls+2』。ここまでは予想通り。しかし次は『B-BOYイズム』をキックと一緒にやるという人間交差点特別バーション!
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RHYMESTERだけでなく日本語ラップのクラシックであるこの曲のMVには若きキックが映っているのです。この曲をキックの3人がラップする姿、胸アツ!
「傘もささず歩く土砂降りの中を」の歌詞がこんなに刺さる日はそうないぜ!


キックが下がってステージ上には3人のみ。本編ラストは『人間交差点』!
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宇多丸「本当はこの後一旦引っ込んでアンコールなんだけど、この状況だから、このままいきます。ステージ上にはドラムセットがありますね。最後に交差するのはスクービー・ドゥ!」
コヤマシュウ「みんなよく頑張った。みんなは音楽を愛しているしRHYMESTERを愛していると思うけど、みんなも音楽とRHYMESTERに愛されているから」いつでも彼のセリフはカッコいい。
宇多丸「それにしてもこの天気、いい加減にしろよこの野郎、天気バカヤロウ。まさに『けしからん』!」


そして本当のラスト曲は『カミングスーン』。この曲を生演奏で聴けるとは!
この曲にも「キツい日差しも土砂降りの雨もすべてムダどころか糧だったのさ」というリリックがあります。まさにその通り!Dさんも思わず「そう!」と言っていました。
歌詞が元とは違うシチュエーションで違う意味を持つのは面白い。それが音楽の力。RHYMESTERの曲では『そしてまた歌いだす』がその最たるものですね。3.11の直前に発売されたアルバムの実質1曲目で3.11の直後に放送したラジオで宇多丸さんがかけてくれた曲。
あと、この曲ではコヤマシュウさんがエクストラヴァースを書いてきてくれました。この曲は季節を巡る歌ですが、それを踏まえたリリックになっていました!覚えてないけど!
以前もRHYMESTERと対バンのときにエクストラヴァースを書いてくれたことがあるな。その1回しか歌わないのに。そろそろコラボ曲まとめてアルバムにしちゃえよ。


終わってしまいました。ライブ中は宇多丸さんDさんともステージ最前列まで出てきて一緒に濡れてくれました。宇多丸さんはマイクを後ろに置いて滝に打たれる修行僧のように全身で雨を浴びていたし、Dさんは「お前たちだけにキツい思いはさせないぜ」という優しさが十二分に伝わるびしょ濡れパフォーマンスでした。
分かった、分かったから!私たちは全員自分の意思でここにいるのです。楽しんでいるからここにいるのです。我慢も強制もないですよ!


ラストはもちろんJINさんのポンイツ締め。さすがに今回は短く締めてくれました。できるじゃん!短くできるじゃん!雨は大変だったけど、JINさんの話が短くなるなら雨も悪くないな。
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夕方以降は雨がひどすぎてスマホほとんど触れず、写真も撮れず。終演後に1枚だけ。


終わってしまいました。そりゃ雨は大変でしたけど、終わってしまえばいい思い出にしかならない。準備万端で臨んだおかげもあり、そんなにひどい状況にはなりませんでした。
さて帰ろう。フェスが終わった途端雨が弱くなったね…。青海駅はフェスのお客がたくさんいてさながら野戦病院のようでしたが、その顔は「俺たちはやったんだー!」という『働くおじさん』ばりの満足感と達成感に満ちていました。


ホテルに着いて着替えて外に出ると、雨止んでるじゃねーか!
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それでも、カンパーイ!俺たちはやったんだー!


で、翌朝目覚めると
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どピーカンじゃねーか!昨日の雨なんだったんだよ!


(総括的なことを書きたいのですが、力尽きたのでここで終わる…)


ダンサブル

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KICK! (初回限定盤)

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MODERN TIMES

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『人間交差点フェス2018』に行ってきました!感想(その2)

試練の時


人間交差点フェス2018』に行ってきました。前回までのあらすじ↓
ese.hatenablog.com
お次はDJ IZOH + DJ KENTAROですが、ご飯タイムに。
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JINさんプロデュース「汁ヲ抜クベキ汁なし担々麺」です。旨い。もっと辛くてもいいけど。麺がうどんなのがいい。
そろそろ雨がポツリポツリと始まったので上下ウインドブレーカーを着こんでおく。


Base Ball Bear
私はベボベのことをあまりよく知りません。アルバムを聴きましたが、そんなにピンとこなかった。
彼らは去年も出ていて、その後新たな音源はなし。どうするのかなーと思いましたが、今年は3ピースとして登場なので、それ自体が新しいのね。
ベボベは、音源聴いてもライブ見ても、やはりベースが弱いと思うのです。グルーヴ感があるわけでもないしメロディアスなフレーズを弾くわけでもないしただコードのルート音弾いているだけに聞こえるのですが、ファンの方は関根さん(見た目ではなく音)についてどう思っているのかな。
堀之内さんのドラムはいいですね。スネアの音もプレイも90年代っぽさがある。とても安定感のあるドラミング。あと、ドラムなのにいちいちパフォーマンスしてくれるのがいい。
「僕ら3ピースバンドになりまして、RHYMESTERと同じですよ」とうれしいことを言ってくれるこいちゃん。
この頃から雨がまあまあ本降りになってきました。こいちゃんも「雨大丈夫?僕の話聞いてる?ひとりでしゃべっていると不安になるよ」と言っていてごめんよ。でも雨対策大事なのでね。


ここでももちろんRHYMESTER登場で『THE CUT』。この曲はもちろんやると思っていましたが、去年もやったからなーと思っていたら、今年はドラムとラップだけで曲スタートし、その後ギター・ベースが入るというアレンジ。これ、カッコいい!
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BAD HOPは遠くから何となく眺める程度で見ていました。
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ワイン飲みながら。
こういう「悪そうなヤツはだいたい友達」の友達同士がラップグループを組むのはいいことだ。「川崎で有名になるには人殺すかラップするかだ」というフレーズがありましたが、そりゃ後者の方がいいよね。
8人もいたら全員ラップ上手いわけじゃないですよね。というか、全員ラップしてる?オレンジのパーカー着ていた子、全くラップしてなかったような気がするのですが…。
徐々に雨が強くなってきた時間なのでお客が重いのは仕方ないですが、「盛りあがれる人どんだけいるんだ!」と何度も煽るのは「何回言うねん!」と思ってしまいました。


肝心の音楽は、トラックもフロウも最新型。今のUSラップそのものです。私はおっさんなのでRHYMESTERのようなきちんとリリック聞こえるフロウの方が好きですが、若い子は新しい音楽をやるべき。新しい音楽は古い世代に理解されなくていい。古い世代が理解できないから新しいんだ。それでいいんだ。


GOMA&The Jungle Rhythm Section
GOMAさんは名前しか知りません。ディジュリドゥという楽器のことも知りません。前説に登場したDさんは「グルーヴってよく言うけど説明しにくいよね。これです。これがグルーヴです」と言っていました。
ステージにはドラムとパーカッションとパーカッション(正式な楽器の呼び名が分からない)と、ディジュリドゥ。リズム楽器だけじゃん!
リズム楽器隊がステージを十分盛り上げ、GOMAさん登場。演奏するのはディジュリドゥではなく、黒い棒。これ、何だったの?私からは塩ビ管にしか見えませんでした。塩ビ管を吹いて音を出す。これ、ちゃんとした楽器なの?でも、塩ビ管がいいグルーヴを生む。倍音成分多めで、大地が揺れる。
その後ディジュリドゥでも会場を揺らしまくりでした。こういうプリミティブな楽器は、こういう野外が強い。この雨でさえもトランスを強化する武器になる。ロックバンドやヒップホップグループとこういうジャンル分け不能な音楽が一緒に出れる、そして出ても違和感がないのがこのフェスの力、「ハブ」としてもRHYMESTERの力。


GOMAさんは楽しかったですが、このまま雨に打たれ続け立ち続けてラストまでいるのは辛いなと思い、途中からフードエリアのチェアに移動し、少し休憩。
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ビーナスフォートに行こうかなと思いましたが、そこまで歩くのも面倒くさい。ウインドブレーカー上下の上にポンチョも羽織っているので雨に打たれるのは問題ない。なのに会場内にはまだTシャツのみの人が何人かいる。あなた、正気か!


BRAHMAN
むむむ、私はパンクを全く通っていないので、彼らのこともよく知りません。TOSHI-LOWさんが鬼だということしか知りません。
1曲目は何とRHYMESTER『耳ヲ貸スベキ』!これをバンド演奏で!この曲、あのベースラインさえあればもう成立しちゃうね。
その後TOSHI-LOWさんは客席に移動し(お客さんがTOSHI-LOWさんの足を持って支えている!)、そのまま客席で歌います。お客さん、辛くない?重くない?
MCでは「宇多丸がどんどん売れてラジオテレビに呼ばれて、RHYMESTERのライブが減っていく。そうなると、Mummy-Dは暇になる」
「90年代、パンクとヒップホップなんて全然別の場所で切磋琢磨していたけど、今になってシーチキンになるとは」
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パワーワードを連発していました。ライブはあまり記憶がない。曲を知らないから記憶に残らないんだろうな。


さて、雨はもう二度と止まない勢いで降っています。そろそろ夕方試練の時。しかしPUNPEEだから立ち上がろう。続きは次回。


光源(初回生産限定盤)(DVD付)

光源(初回生産限定盤)(DVD付)

STARTING OVER

STARTING OVER

梵唄 -bonbai- (初回限定盤)(CD+DVD)

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『人間交差点フェス2018』に行ってきました!感想(その1)

一縷の望み、精神論、希望的観測。このときはまだ。


今年で4回目になる『人間交差点フェス』に行ってきました。私は第1回目から皆勤です!
www.nkfes.com
晴れ過ぎて暑かったり曇りで涼しいとかいろいろありましたが、今年は雨です。数日前までは何とかこの日までは曇りでしのげそうだったのに、日々天気予報は雨の時間を早めやがって、もうどうあがいても降ることは確定している天気予報。
というわけでフジロック並みの雨装備で会場に向かいました。


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来たぞーーーー!!!!あー、でもやっぱり曇りだと映えないね。
今のところ風はそんなに強くない。このままならいけるぞ。無理だけど、精神論で頑張れ!


まずはご飯とビール。
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毎年書いているけど、夕方になると疲れて肉を食べられない体になるので今のうちに肉を補充。
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このフェスはヒップホップ勢が多く出るフェスなのに、こういう子供にやさしいところが好き。小学生以下は保護者同伴で入場無料なんだぜ。


会場内をうろうろしていたら岸社長がいたのでご挨拶(向こうは私のことなど知らないけど)。「開催おめでとうございます。天気もつといいですね」と言ったら「一緒に頑張りましょう」と握手してくださった。いい人!この親にしてこの子あり。いい人にはいい人がつく。さすがRHYMESTERの社長。


会場ではセク山さんが毎年恒例のDJタイム。そしてこれも毎年恒例の『ヒップホップ体操』が流れたとき、何とサイプレス上野が登場!今日の出演者でもないのに!「この体操のためだけに来た」だって。彼は偉いなあ。


本編始まる前にトイレに行っておこう。
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今年は、トイレが男女で別ゾーンになっていました。これ、とてもいいですね!女子トイレはたくさん用意してあったのかな?
いやほんと、細かいところまで気が配られているフェスですよ。


しかし、既に時おりポツリと雨が当たる。おーい、まだ午前中だよ!予報では15時からだったはずだろ!
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なので、本降りになる前に飲み食いできるものはしておこう。宇多丸さんのヒートアイランドカレーと玉こん、あとビール。
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去年もチリポはありましたが、今年は「リ」のフォントを斜めにして下ネタ度UP。お店のお姉さんはお客からのセクハラ注文をいくつ受けたことでしょう。宇多丸さんを訴えようぜ。


食べながら、オープニングアクトのハイパーヨーヨを聴く。私、彼女たちのことは「ライムス好きのヤヴァいラップアイドル」くらいの認識なのですが、合ってますか?
で、肝心の曲ですが、完全にRHYMESTERチルドレン!ラップのフロウも宇多丸さんDさん両方いいとこ取りのラップ(宇多丸成分7:D3くらいの感じ)。
このフェスに出られた感謝を伝えて、ラストには『人間交差点5月13日10:40』という、今日しかできない新曲を披露!後で「評判いいんでちゃんと出そうかな」と言っていましたが。


ヤンハスさんは全然見ていないので記憶がないです。


さあ、オープニングアクトが終わって、いよいよ本編スタート。その前にライムスの3人が登場して前説。3人ともストライプの揃いの衣装です。
宇多丸「上ちょがいきなりタダ働きしてましたね」
D「俺たちも出ること知らなかったからね」
宇「ひどいよ天気ってさ。天気予報見たら、青い雨ゾーンがぐわーっと来ているわけよ。精神論とか希望的観測を打ち砕く青いやつが」
JIN「お酒の飲み過ぎ注意!痴漢もしないこと!」
D「お酒と痴漢のコンボがいちばんダメ」
宇「この会場内で痴漢したら死刑ですからね。できる限り残虐なやり方で」
D「いろんなアーティストが出るんで、自分の興味ないグループも心開いて見てもらいたい。『アウェイだったよ』って言われると俺らが凹むんで」
この前説で、何度かマイクの音が一瞬切れる宇多丸さん。
「何だよー、天気ばかりかマイクまで。(袖のスタッフに言われて)え?マイクの持ち方が悪い?(持ち直すと直った)あー、すいませんね!」とキレる宇多丸さんでした。
覚えているのはこの辺が限界。


さて、本編最初のアクトはNakamuraEmi
彼女は声がいい。メロディをラップのアプローチで歌うので、「フロウで歌う」という感じ。ラッパーはリリックとフロウ、シンガーは声とメロディが武器でその人のスキルを見せつけるものですが、彼女は両方持っている。これってすごく強い武器ですよ。ラッパー方面からも、竹原ピストルのようなメッセージシンガー方面からも、そしてポップス方面からもアプローチができるし支持も得られる。日本語ラップの突破口はここにあるかもしれない。
『かかってこいよ』のサビ部分なんて完全にラップのサビですよ。
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演奏はアコギとドラムだけ。これが、二人とも上手い!特にギターはアコギ1本とは思えないほど、何でもできちゃう。トラックのような演奏もあればグルーヴ全開の演奏もできる。素晴らしい。そして、ドラムはスネアの音がとてもいい。私好み。
「20代の頃はバラードとか、愛も知らないのに愛を歌っていて。で、30手前でRHYMESTERさんの音楽に出会って、自分の生ぬるさとダサさに嫌気がさして、一旦音楽を辞めて仕事を頑張るようになりました。まずは人間的にちゃんとしなきゃと思って。そこでできた曲が今の自分の音楽の土台になっています。だから今日ここに立てていることが信じられないです」
どうでしょうか。初見の人(私もそうだけど)にも絶対刺さったライブになったと思います。彼女はこの後高知で仕事があってすぐ移動だったそうで、出演者たちとの絡みが全然なくて残念。途中Dさんがこのことを言っていて、「だから今年じゃなくて来年出そうかって話もあったんだけど、たぶん今年中にブレイクしちゃうから今年出てもらった」とのことです。そうなるといいな。


お次はSCOOBBIE DO
彼らとRHYMESTERはこれまで音源でもライブでも何度も共演していて、今さらというか満を持してというか、ようやく今年このフェスに出演となりました。
ese.hatenablog.com
RHYMESTERが「キングオブステージ」なら彼らは「ライブチャンプ」なわけで、ライブがいいことは分かっている、ライムスとコラボすることも分かっている。こんな高いハードルだったのに、軽々と超えてきました。


まず、音出しリハで山下達郎さんの『Ride On Time』を演奏していたのですが、その演奏がめちゃめちゃいい!ドラムとベースとギターの音が、一体化している。くっついている。演奏が上手すぎてギターもベースも当て振りに見えてしまうほど。
あれ?このバンド、こんなに演奏よかったっけ?いや、もちろん彼らの演奏が素晴らしいことは知っているし何度も見ているのですが、それにしたってこんなによかったっけ?と驚くほどよかったです。


本編は『AWAY』でスタート。
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その後『真夜中のダンスホール』『ensemble』を演奏して、いよいよコラボタイム。『What's Goin' On』『やっぱ音楽は素晴らしい』。
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「この世は顔次第」で宇多丸さんかわいいお顔披露。
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(↑このMV、「フューチャリング」と書いてあるのが気になる。「フィーチャリング」でしょ)
この曲はJINさんのヴァースもあるのですが、JINさん、年々ラップ上手くなってますね。
その後『Back on』『Cold Dancer』でおしまい。いやー、素晴らしかった。コヤマシュウさんはMCのセリフがいちいちチカッコいい。そして絶対に噛まない。あと、バンドだけど踊るのがいい。お客を楽しませる、一緒に踊らせるのがとても上手い。


喩えはひどいですが、本当にそう思いました。多分ファンでない人でも掴まれたのでは?


とりあえず今回はここまで。この時点ではたまに雨がぱらつくくらいで、まだ「曇り」の範疇です。それがこの後…。


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