やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

最近聴いた曲ひとこと感想(2017年11月)

音楽を聴いていいものはたまにブログに書くことがあるのですが、ブログ1本分になるほど語りたいことがない作品でもちょっと言っておきたいことはあるわけで。そういうのはTwitterで書くこともあるのですが、140字には収まらないこともタイミングを逸していることもあるので、この機会にいくつかまとめて書いておこうというのがこのエントリの主旨です。
適当な文字数になるまでいくつか書いていきます。


Mr.Children『himawari』

ミスチル節だなーというメロディですが、今回はBメロとサビが連動している面白いメロディ構成。アレンジは『足音』以降のミスチルサウンドで、やっぱり私はコバタケアレンジの方がいいなと思っています。
今回のカップリングはライブ演奏が何曲か。これを聴くと『メインストリートへ行こう』みたいなどポップなメロディは今はもう難しいなーとか『終わりなき旅』の「心配ないぜ 時は無情なほどにすべてを洗い流してくれる」というシニカルで諦観な物言いも最近は減ったなーとか、「毎度おなじみミスチル節」と思いながらもやはりその時代によっていろいろ変わっているんだなーということを感じました。


星野源『Family Song』

Family Song (初回限定盤)

Family Song (初回限定盤)

安定のいい曲。源ちゃんはこの曲のインタビューで「この曲はハイハットを使ってないんですよ」と何度も力説していましたが、聴いたところそれが効果的に働いているのか私には分かりませんでした。聴いている人のほとんどが気にならないもしくは気づかないと思います。
源ちゃん、歌上手くなりましたね。私はソロ最初の頃のフォーキーな時代があまり好きではないのですが、それは曲調とともに歌があまり上手くない、というのも原因のひとつです。でもカップリングのファルセット聴くとそっちはやはりまだまだだな、とも思います。


RADWIMPS『Human Bloom Tour 2017』

RADWIMPS LIVE ALBUM 「Human Bloom Tour 2017」(期間限定盤)(2CD)

RADWIMPS LIVE ALBUM 「Human Bloom Tour 2017」(期間限定盤)(2CD)

ラッドのライブアルバムです。まずは「私も行きたかったなー」という悔しさ。そして「本当にCD通り演奏している、CD通り歌っている」という驚き。ラッドのメンバーは演奏が上手くていいなー。『DADA』とか『おしゃかさま』とかも弾けるんだぜ。プロだから当たり前だけど、すごいなー。そしてあの譜割り通りに歌うんだぜ。自分が作った曲だから当たり前だけど、すごいなー。
MCや客の煽りは私のようなおっさんにはちょっとくすぐったい感じもありますが、実際自分もその会場にいたら「イエーイ!」と叫んでいたはず。あー、行きたかったなー。


浜田省吾『The Moonlight Cats Radio Show Vol.1 & 2』

The Moonlight Cats Radio Show Vol. 1

The Moonlight Cats Radio Show Vol. 1

The Moonlight Cats Radio Show Vol. 2

The Moonlight Cats Radio Show Vol. 2

架空のラジオ番組で流れる音楽という体裁で、洋楽の名曲をカバー。歌よりも演奏の方がメイン。
腕利きミュージシャンが集まって名曲を演奏するんだから悪いわけがない。でも、これ、一般発売する必要ある?とも思ってしまいました。曲数も少ないんだから1枚にまとめられるし。暇を持て余した神々たちの遊び。
個人的にはもっと浜省ボーカルを聴きたいのです。


PUNPEE『MODERN TIMES』

MODERN TIMES

MODERN TIMES

PUNPEEが才能あるのはもう誰もが認める周知の事実です。あとはそれをどこまで外側に広げるか、広がるか。本人はあまりど真ん中に行くつもりはないんだろうけど。
私は、「トラック大好き、ラップは好みじゃない」というのが彼に対する印象です。なので、個人的にはプロデューサーとしての彼の仕事をいろいろ聴きたいです。
老いたPUNPEE本人が昔を振り返りながら作品を流していく構成もいい。ラストで本編が終わってから『HERO』が流れるのは蛇足ではなく、あれはこの作品のエンドロールだと思っています。


米米CLUB『豊作参舞』

LAST BEST ~豊作参舞~(通常盤)

LAST BEST ~豊作参舞~(通常盤)

私は彼らが『浪漫飛行』『君がいるだけで』等で国民的大ヒットする前から聴いていたのですが、今は聴いていない。なんでだろ。私はファンクが好きなのに。
と思って久しぶりに聴き直したら、分かりました。このバンドはファンキーではない。具体的に言うとドラムがファンキーじゃない。だからファンクの曲でも腰が動かない。だから私は聴き続けなかったのだな。
それでも『シュールダンス』とかはやっぱり好きだなー。あと、この頃はメロディも80年代っぽいですね。アレンジや録音には時代感がありますが、メロディにもあるのか、と思いました。


フレデリック『TOGENKYO』

TOGENKYO 初回限定盤(CD+DVD)

TOGENKYO 初回限定盤(CD+DVD)

私、彼らのこと全然知らなくて初めて聴いたのですが、いいですね!ダンスロック。ダンスといってもディスコのようなファンクではなく、もっと白い感じ。UNCHAINとかオーサムシティクラブとかの方。
このバンドはベースがいい。でもその分ギター・ドラムとまだ一体化していない感じもある。この作品しか聴いたことないのでよく分かってないけど。
あと、こういう「ちょっと聴いてみたいな」の場合、ミニアルバムはありがたい。いきなり14曲入りとかは重い。


夜の本気ダンス『INTELLIGENCE』

こちらもダンスロック。彼らは過去作も聴いているのですが、そんなにはまらなかった。でも、今回はいいぞ!全パートが上手くなってる!特にギターがいい。それによりロック濃度が強くなって、アレンジもグルーヴも幅が出来ている。
よし、武器は強化した。あとは曲だ。これもアルバムごとに良くなっているので今後にさらに期待。


これ以外はまた次回。いつになるか分からないけど。また、これ以外にもいろいろ聴いていますが、自分の好みに合わないものはわざわざ書きません。好きな人もいるもんね。
で、いろいろ聴くとやっぱり私は「声」が大事だなーと再認識します。声が合わないともうダメ、聴いていられない。その上で歌が上手けりゃなおヨシ。

映画『IT』 感想

「怖い」とは


映画『IT』を見てきました。公式サイト↓
wwws.warnerbros.co.jp
副題の「”それ”が見えたら、終わり。」はとても良くない!「IT」だけだと何のことか分からないと思うので副題付けたのでしょうが、良くないものは良くない。逆に「IT」だけの方が自由度があっていろいろコラボもタイアップもできたのでは。


この作品は1990年に映像化されており、今作を見る前に見たら、とっても面白かった!ホラーだから怖いから見てなかったのに、これ、青春ジュブナイル映画じゃないか!『スタンド・バイ・ミー』『グーニーズ』のあの感じです!
ホラー要素は多くなく、スプラッターではなくファンタジーな感じ。前半の子供時代の話は、ずっとワクワクドキドキで少年たちに頑張れ!と感情移入しながら見ていました。


で、本作の感想は「前作の方がいいな」です。
でも、これも1990年版を先に見てしまったからなのかもしれない。何も知らずに今作だけ見れば「面白かった!」と言っていたかも。


1990年版は、少年たちのキャラ紹介が丁寧。ちょっと並列的な感じはしますが、分かりやすい。それに比べて本作はストーリーと並行してキャラ紹介がされるので、しっかり見ていないと顔と名前、キャラと苦手なもの、などが分かりにくいかもしれません。初見の人、どうでした?
あと、この作品はペニーワイズというピエロが敵役なのですが、こちらも1990年版の方がいいなあ。1990年版の「かわいく振舞っているけどそれがキモい、怖い」と違って、今作は「怖いピエロだぞ」が全面に出ていて、「ピエロ=道化」なのに怖い、というギャップがなかった。


オープニングの船を作って雨の中遊びに行く場面は1990年版と全く一緒。それがペニーワイズがジョージーの腕をガブリ!えー!いや、ガブリでもいいのですが、本当に噛み千切られた表現はいらないなー。そういう物理的な痛みより、はっきり映さずペニーワイズの世界に飲み込まれたということにすればいいのに。
その後もホラー表現は結構直接的。それは上記のような手足もげる表現ではなく、大きな音でびっくりとか、ピエロが気持ち悪い動きで近づいてくるとか、そういう「子供から大人でも物理的にびっくりする怖がらせ」なのです。そりゃびっくりするけどさ、「怖い」ってそういうことじゃないぜ。特にこの作品は「子供の心の不安を具現化した怖さ」がホラー描写の中身なんだから、もっとファンタジーな表現でよいのでは。
そのくせ「井戸の家」はディズニーのアトラクションのような作り物感。この作品、現実と悪夢の見せ方が逆のような気がする。


不良グループやいじめっ子とのいざこざも、強烈すぎない?トイレの汚物をぶちまけるとかナイフで腹を傷つけるとか。子供のいじめのレベルじゃないぜ。
石を投げ合うシーンがあるのですが、それは痛すぎるよ!石だよ!これは1990年版にもあったけど、石だよ!あと、ラストで血の契りを結ぶシーンも、痛い痛い!と思いながら見ていました。子供があんなことするかなー。
全体的に、この作品の登場人物は痛みに鈍感だ。


下着で泳ぐシーンは、1980年代後半であり得るのかな。いくら子供だからといえ、裕福でないとしても、水着くらい持ってるだろ。さらに女の子も下着で一緒に泳ぐなんてありえん、許せん、けしからん。騎馬戦なんかしたら勃起不可避だよ!
水着用意してよー。意味変わってくるよー。


青春ジュブナイル感は今作も十分描いているのになぜ私は足りないと感じたのかな。自転車で走るシーンが少ないから?下着で泳ぐから?
ラストもキスなくてもいいぞ。ベンがかわいそうすぎる。ラブレターの詩を送ってくれたのがベンだと分かってもビルを取るのかー。切ないなー。


クライマックスのペニーワイズとの闘いの場面、1990年版はベバリーがパチンコ(ギャンブルではなくゴムで標的に当てる方)の名手で銀の弾が聖なる力を持つという「倒すロジック」がありましたが、今作はそれがない。いったい彼らはどうやってペニーワイズを倒すつもりだったのでしょうか。ビルが槍みたいなものを背負っていましたが、使わなかったし。
で、いよいよ闘いのときに物理的に攻撃するのですよ。ペニーワイズが物理的に実在するのか子供たちの恐怖の具現化なのか分からないのが怖い(そう、「分からないから怖い」のです)はずだったのに物理攻撃が効くのか。
そして子供たちの一斉攻撃はいじめっ子がしていたリンチと同じじゃないか。やられそう→僕が足を抑えているぞ→俺は腕を→今だパチンコで攻撃!とかの方がいいのでは。
で、結局ペニーワイズは井戸の奥へ消えていくのですが、一応「こういう理屈で倒す(実際には倒せなくてもいい)」がないと「やっつけた感」がなく、ただ消えていったようにしか見えません。


これも、見ている最中は「あの長さ(1990年版は187分あります)を1本でやるには仕方ないか」と思っていたのですが、これ、第1章なのね。半分か。前半部分で135分使うなら、もっと描けたと思うけどなー。


ああ、酷評みたいな文章だな。この作品が好きだからこそ「それじゃない感」を思ってしまい、こんな文章になってしまいました。
あと、この作品はR15なのですが、腕ガブリとかの残酷描写は減らして、PG12に抑えてほしかった。上記のように青春ジュブナイル映画なのだから、中学生に見てもらうことが大切。本国アメリカでもR指定くらっていますが、その辺のことは考えなかったのかな。ヒットしてるけどさ。
吃音、デブ、極度の過保護、厳しすぎる躾、親からの性的虐待など、大人の私たちよりもリアリティと実感を持って見る子供たちがいると思うのですが、何とかならんかったのかな。このような具体的な同一点でなくても、いじめられていたりスクールカースト底辺の子たちが彼らに感情移入して頑張れ!と思ってもらう作品だと思うのです。


とはいえ、続編が公開されたら見に行きますよ。楽しみです。


映画『ブレードランナー2049』 感想

かわいそうなKとかわいいジョイ


ブレードランナー2049』を見てきました。公式サイト↓
www.bladerunner2049.jp
私は、前作はずっと未見で数年前に初めて見て、続編が作られると聞いて2回目を見たニワカです。で、前作の感想は「よく分からない…」でした。
特に盛り上がるわけでも派手なアクションシーンがあるわけでもなく、主人公デッカードに感情移入できず、ストーリーは理解しても細かい部分で分からないところが多く、一体なぜこの映画がそんなに評価されているのか分からないままでした。
しかし、どうもこの作品は「SF映画の名作・金字塔」ではなく「カルト映画の名作・金字塔」らしい。なるほど。それなら分かる。腑に落ちた。
ずっと雨の降る近未来。強力わかもとなどのネオンがきらめく都市でありつつ退廃的な雰囲気を醸し出す世界観。SFでありながらハードボイルドで、アクションでありながら爽快感のないジャンル横断な物語。
町山智浩さんの解説によると、それまでは「金ぴかの未来」(手塚治虫のような)か「廃墟のディストピア」(マッドマックスのような)しかなかったのが、「都市としては発展するけどいろいろガタもきているダークな世界」という世界観を構築しました。そしてこの作品以降の映画やマンガはすべてこの影響下にあると。確かに!
さらに、現在渋谷でもNYでも、ビルの壁面に大きなビジョンがあるのもこの映画の影響下だそうで、それもなるほど!「現実が映画を真似した」そうです。なるほど。


というわけであまり大きな期待はせずに見に行ったのですが、面白かった!です。


ストーリーとしては分かりやすく、世界観は継承しつつ30年後にアップデート。一般人もファンも納得の続編にしてくれたと思います。
と思ったのですが、見たあとでネットを徘徊すると前作を好きな人ほど批判的(というか「これじゃないんだよな感」)で、私のような前作ピンとこなかった人ほど絶賛しているような感触です。
今作までの過程を描いた短編が3作あるのですが、私はどれも見ずに今作を見ましたが、理解出来ました。もちろん見てからの方がより深く理解できるのだと思いますが。


監督のドゥニ・ヴィルヌーヴ(この名前、いつまでたっても口が覚えない)の作品は『メッセージ』しか見ていなくて、そのときは「すごいことは分かるけどきちんと心身に落ちてこない」感じでした。
このときは仕事終わりで車を飛ばして見に行ったので眠い&トイレ行きたいという映画を見るには最悪のコンディションで見てしまったため、きちんと作品に集中できなかったのだと思っています。
で、今作は163分という長丁場。そこで私は早めに映画館に行き、駐車場で30分ほど仮眠して起きたらメガシャキを飲み、水分は控えて上映中も口を湿らす程度にしました。準備万端。
おかげで集中して見ることができ、この超大作を堪能することができました。


主人公Kはレプリカントブレードランナー。家に帰るとホログラムAIの恋人ジョイが待っている生活。
前作は人間がレプリカントを始末するというお話(デッカードは人間ですよね?)だったのが、今作は新型レプリカントが旧型レプリカントを始末する立場。そしてレプリカントの恋人はホログラムAI。すごい時代だ。


そして、今作はレプリカントが子供を産んだのでは、という謎に迫るのが主題。人間とレプリカントの境って何だろう。アイデンティティって何だろう。


今作の主役はライアン・ゴズリングですが、このテーマだからこそ彼でよかった!ゴズリングの表情少ない感じや常に寂しそう・かわいそうな感じが今作のテーマに合う。
ネタバレしますが、レプリカントに子供が?そんなバカな。あれ、俺この記憶あるぞ。ということは、もしかして俺がその子供?もしかして、俺って特別な存在?この人、俺のお父さん?
とワクワクさせておいて「それは追われないための工作でしたー!」ちゃんちゃん。そんなー!俺はやっぱり単なるレプリカントだったのか…。でもいいんだ、他人のために犠牲になるのが人間なんだから、俺はある意味人間なんだ。これでよかったんだ…。


かわいそう。


あと、今作はデッカードハリソン・フォード)も登場するのですが、登場するのは残り3分の1くらいになってから。それでもこの作品自体が長いのでそこからも十分あるのですが。
内容にどんな絡みをするのかな、と思ったらレイチェルまで登場して完全に「続編」でした。
そうなると、Kはこの話にデッカードを連れてくるだけの役目じゃないか。主役ではなくお話を進めるためのストーリーテラーじゃないか。


かわいそう。


ラストは、こんなにきれいな終わり方でなくてもいいかな、と思います。『ブレードランナー』なんだからもっと無情・非常・不条理な終わり方でもいいのになー。分かりやすくていいのですが、後々まで語りたくなるような謎や解釈の余地があってもいいのになー。


オープニングの瞳のどアップはレイチェルですよね。ラスベガスの蜂は前作で「レプリカントは蜂を殺す」に対応しているのですね。Kは蜂を殺さない→だから人間だ。
まあ、こんな細かい分析や解釈は他のサイトやブログに任せよう。私はもっとどーでもいい感想を書こう。


ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、じっくりじっくり撮りますね。そのせいでテンポはよくない。どのシーンももっと短くできたはず。トータルであと20分は短くできたはず。
Kとデッカードが出会って乱闘するところ、いる?デッカードが水であっぷあっぷするシーン、長くね?
どうせ後々ディレクターズカット版やファイナルカット版を出すんだから、まずはすっきりした編集で劇場に出せばいいのに。


あと、最後にジョイのことを。
ジョイ、めちゃめちゃかわいい!こんなホログラムAIがいたらもう彼女なんていらないわ。触れないので売春婦に同期するというのはちょっと寂しいですが、まあとにかくかわいいですよ。
ジョイ役はアナ・デ・アルマス。キアヌ・リーヴス主演の『ノックノック』に出ていた悪女二人組の片割れですが、あのときよりかわいい!で、ここまで調べて私は思った。この子脱げるのになぜセックスシーンで脱がせないのだ!ヴィルヌーヴ、こらー!
※あと、Wikipediaの彼女の写真がひどいので、誰か変更してください。めちゃかわいい写真にしてください!


よい感想ブログなど。
realsound.jp
eigakaita.com
www.monkey1119.com
apyapon.hatenablog.com


日本にHIPHOPが根付かない理由

歌詞とメロディしか聞かない人たち


私の中学~高校時代の音楽人生は尾崎豊浜田省吾長渕剛が3大巨頭で、CDプレイヤーの前で正座で歌詞カードを見ていい曲だいい歌詞だと思いながら聴いていました。
大学で音楽サークルに入り、洋楽の洗礼を受けます。当時はハードロックブームの終わり頃で、その後グランジブリットポップのブームがあった時代です。こういった音楽と、50年代以降のオールディーズ、60年代のビートルズやシンガーソングライターの名曲、70年代ディスコ、ファンクミュージック、80年代ポップス、オールドスクールのヒップホップなどをたくさん聴いていました。
で、数年後。久しぶりに尾崎や浜省を聴いたら、音がダサい!あれ、こんなにギターシャリシャリしてたっけ?こんなにスネアにリバーブかかっていたっけ?高校時代に聴いていた音楽が、まるで別物に聞こえました。


確かに、高校時代はギターやドラムが鳴っていることは気づいても、どんな音で鳴っているかまでは気にしたことがありませんでした。歌詞とメロディしか聴いていなかったので、曲のアレンジがどうなっていたかなんて気にしていませんでした。アレンジは聞こえていても、それはイントロやギターリフのメロディしか聴いていなかったのです。


音楽の3要素といえば「リズム・メロディ・ハーモニー」ですが、当時はメロディとハーモニー(コード)しか聴いていませんでした。


で、大学に入りいろいろな音楽を聴くようになったのですが、その中でもレッチリ、レニクラ、エクストリーム、スティービー・サラス、プリンスなどのファンキー要素の多い音楽やヒップホップを好んで聴くようになりました。
そうなると、今度はリズムに耳が行くのです。16ビートカッコいいなー、このベースラインファンキーだなー、ここにハイハットが入るからグルーヴが生まれるんだなー、裏拍から入るこのギターリフいいね、ここに空ピック入れているからファンキーになるんだなー等々。
歌詞やメロディだけでなく、リズムやアレンジも音楽を聴く重要な要素になりました。


ヒップホップは、言葉とリズムの音楽です。ラッパーが韻を踏むのは、リズムを強化してグルーヴを生むためです。ただ早口でしゃべっているのではないのです。どこにスネアがハイハットがバスドラ(ヒップホップだと「キック」と言いますね)が入っているのか。そのリズムの肝のどこに言葉を当てるのか。それがラッパーの仕事です。
さらに、ラッパーの中でもリズムの当て方は違います。リズムにジャストに合わせてラップする(「タイトに」という言い方をします)人もいるし後ろ目のリズムで乗っかる人もいます。それぞれのやり方で、それぞれのグルーヴを生み出すのがラッパーとしての技術であり個性。また、トラックによってもビートアプローチは違ってきます。


ヒップホップを好んで聴くようになると、曲の聴き方がメロディよりリズムやビートに耳が行くようになります。そしてそれはJ-POPやロックにおいても同様です。
そうなると、ドラマーの個性も聞こえてくるのです。ユニコーン川西さんのドカドカ叩くドラム、BOBOのタイトだけど力強いドラム、モカキリ岡野さんのスネアとハイハットが張りついたようなドラム、真心ブラザーズMB’sビバさんのファンキーハイハット等々。
でも、そんな聴き方をしている人はほとんどいないですよね。リズム中心に音楽を聴くなんて。


でも、それがヒップホップなのです。ヒップホップは「ビートに合わせて素晴らしいライミングをしてうまいこと言う」という音楽なので、ビートに耳が向かっている方がより楽しめるのです。
でも、そんな聴き方をしている人はほとんどいないですよね。だから、ヒップホップは日本に根付かないのです。
なので、今後も根付かないままだと思います、という悲観的な結論です!


「既にヒップホップは日本の音楽に根付いている」という意見もあると思いますが、でもそれはJ-POPの中では添え物扱いです。ギターソロのような「曲に彩りやアクセントを加える」程度の扱いです。
ヒップホップのままでヒットしたのはキックザカンクルーとリップスライムだけでしょう。それも今ではかつての勢いはありませんし、彼らに続く人たちは現れませんでした。


まあ、根付いているかどうかでいえば根付いているのかもしれません。でも、根付いた結果が現状なのです。アメリカのようにヒップホップがチャート上位の常連になることは今後もないでしょう。


リズムの面白さに多くの人が気づかない限り、この状況は変わらないと思います。


www.youtube.com


今日から使える ヒップホップ用語集

今日から使える ヒップホップ用語集

TOKYO TRIBE

TOKYO TRIBE

静岡の旅2017、秋(その3)

3日目:浜松城、エアーパーク


3日目。あいにく小雨。でも今まで120点の天気だったので仕方ない。
そうだ、この日泊まった宿はアメニティが素晴らしかったのです。
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部屋にお茶・コーヒー・紅茶があって、ロビーにはもっと多くの飲み物が飲み放題。ドライヤーも風量強いタイプとアイロンタイプが完備。リセッシュも何だかおしゃれ。さらにロビーにはシャンプー・コンディショナー・化粧水・メイク落とし・洗口液・靴の乾燥剤などが取り放題。すげー。この写真は朝撮ったのでスカスカですが、夕方チェックインしたときはぎっしりでした。ここは女の子と来るといいなー。朝食バイキングにひつまぶしもありましたよ。


さて、小雨の中出発。まずは浜松城
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ここも観光のお城なのね。
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理想と現実。まあいい、この旅で富士山はお腹いっぱい見たからね。


浜松城は早々においとまして、お次はエアーパーク。
www.mod.go.jp
私は飛行機にも自衛隊にも別に興味はないのですが、せっかくだから行ってみよう。何と入場無料!
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外に展示してある飛行機たちだけでもいい感じ!
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展示格納庫の中には…
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飛行機がいっぱい!当たり前だけど。
ここでは飛行機操縦のシミュレーションができるので体験したのですが、すげー難しい!離陸に失敗して爆破し、着陸に失敗して爆破した。ボタンやスイッチやレバーも多くてやること多くて大変。当たり前ですが、パイロットってすげー。
あと、航空自衛官パイロットのつなぎを無料で体験試着ができます。これ、カッコいい。写真はあげないけど気分はトム・クルーズもしくは織田裕二


本館へ戻り、全天周シアターへ。これはほぼ360度の視界に映像が映るプラネタリウムみたいなシアターです。これで迫力ある飛行シーンが見れるのだな。
と思ったのですが、上映されたのはがっつりドラマで飛行シーンは少ない。全天周シアター意味ねえ!


その他、資料館を巡る。
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なぜか私の写真フォルダには武器の写真ばかりだった。
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マニアの人はこういう徽章の違いもみんな分かるのかな。
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ほらー、スイッチとかボタンとか多くて大変なんだからー。


さて、とても楽しかった静岡旅行ももうおしまい。名残り惜しいですが、帰ろう。
帰りは、あえて新東名から帰ることにしました。
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中駿河湾沼津SAに停まって休憩。
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そういえば静岡おでんを食べてなかったなと思い、食べてみる。旨いけど他のおでんとの違いが分からないです。
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ここにはガンダムTシャツの自販機がありました。静岡はプラモデル県なのね。
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ここにはTSUTAYAまである!さすがにレンタルはないけど。
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あと、ここには「プレミアムレストルーム」なるものがあって、これはもしかして中できれいなお姉さんが私の滴(しずく)を拭いてくれたりするのかなとドキドキなしながら入ったのですが、ただ小便器が仕切られているだけでした。何だよー、プレミアムなレストルームじゃないぞー。


あとはひたすら車を走らせて無事帰宅。この旅の総走行距離は1000キロをちょい超えました!走ったなー。
いい旅でした。やはり旅は天気がよければ8割成功。


るるぶ浜松 浜名湖 三河'18 (国内シリーズ)

るるぶ浜松 浜名湖 三河'18 (国内シリーズ)

まっぷる 浜松・浜名湖 三河

まっぷる 浜松・浜名湖 三河

浜名湖を見るのを忘れてしまった。