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やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

「UMBグランドチャンピオンシップ2015」に行ってきました! 感想

ライブ 音楽 HIPHOP

私はヘッズではないのか


12月30日、新木場コーストで「UMBグランドチャンピオンシップ2015」があったので行ってきました。
公式サイト↓
ultimatemcbattle.com
UMBとは「アルティメットMCバトル」の略で、フリースタイルによるMCバトルの全国大会決勝戦です。


私はHIPHOPは好きですが、日本語HIPHOPはそんなに深く掘ってないしフリースタイルも「HIPHOPのある一面」だと思っていてそんなに大好きではありません。
しかし、友人にこのイベントに誘われたので予習として「フリースタイルダンジョン」を見たら、面白かった。日本語HIPHOPは進化していました。
その辺の感想はこちら↓
ese.hatenablog.com


会場は新木場コースト。
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会場に入ると、「ザ・ヒップホップ」なファッションの人たちばかり。キャップとパーカー。HIPHOPが好きだとこういう格好になるの?私みたいに「HIPHOPは好きだけどあのファッションは好きじゃない」という人もたくさんいてもいいのに。
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R-指定がいた。会場内に普通にいるHIPHOPスターたち。でも周りのお客さんもそんなファッションしているので、誰が演者で誰がお客か見分けつかない。
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ビール買ったらスペクター仕様だった。


司会は晋平太。彼は2010年2011年のこの大会の覇者。しゃべりのプロなので司会も上手い。
バトルは全国の予選を勝ち抜いた32名がトーナメントで対戦。8小節2本のターン。勝敗は観客である私たちの歓声の大きさとお客の中から選ばれた15人の陪審員のジャッジによる。
8小節2ターンなんて、あっという間に決まってしまうのです。バトルの最中に素晴らしいパンチラインが出たら「フォー!」と歓声を上げてあげるべきなのですが、一生懸命聴いているのが精いっぱいで、声を上げる余裕はありませんでした。
私は生のフリースタイルは初めてで予習も「フリースタイルダンジョン」だったので、字幕が出ないと「聴き取って頭で変換して良し悪しをジャッジする」のが大変。合いの手を入れられるお客さんはすごいな。もちろんラッパーの皆さんがいちばんすごい。
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会場内はこんな感じでした。横からの光景。DVDにもなるのでカメラが入っています。大きなスクリーンもあり。思ったよりお金かかってるのな。


どちらが良かったか。私はフロウを重視するので、ビートに乗ってラップできている方を優先でジャッジしていました。その上でパンチラインの韻があったり相手の言葉を上手く受けて返したりするとなお良し。ビートに乗らずただの早口や一本調子のフロウだとあまりよくない。
今回は、私の聴き取り不足もあったと思いますが、「すごい!」というパンチラインはあまり出なかったように思います。そう思うと、「フリースタイルダンジョン」に出ているチャレンジャーもモンスターも、すごいな。


途中、ゲストライブもあり。R-指定はCreepy Nutsとして登場。DJ松永はただスタートボタンを押すだけのDJではなく、ターンテーブルで「演奏」するDJだそうです。RHYMESTERと一緒ですね。
R-指定は前年まで3年連続でこの大会のチャンピオン。今回は出場者ではなくゲストパフォーマンスですが、DJ松永の様々なビート(テンポもリズムもどんどん変わる)に乗って自由自在にラップしていました。上手い。強い。
この辺も見てください。
matome.naver.jp
その他に晋平太やHIDADDYのステージもありました。当たり前ですがみんな上手い。でも、やっぱりHIPHOPのライブは曲を知っている方が楽しいですね。歌詞を知っていないと一聴では良さを十分理解できない。普通の歌手ならメロディという武器があるので曲は知らなくても楽しめるけど。RHYMESTERでも初見だったら楽しめないのかな。


決勝戦はDOTAMAとCHICO CARLITO。
DOTAMAは髪型も普通でメガネにスーツという一見普通のサラリーマン風のスタイル。それが毒舌を吐くからそのギャップが面白い。CHICO CARLITO(チコカリート)は沖縄出身のラッパーで、「フリースタイルダンジョン」にも出演したことがあります。沖縄の訛りとフロウが気持ちよく融合していて、声も良くて好きなタイプ。
優勝はCHICO CARLITO!正直、そんな素晴らしいパンチラインはなかったのですが、熱の差でチコの勝ち。チコは地方予選で負けてリベンジ大会で這い上がってきたというストーリーもいい。サンドウィッチマンみたい。
www.youtube.com
音源もカッコいいぞ。


準決勝からは3人のDJがビートを鳴らしてその中から闘うビートを決めるというやり方で、有名なビートが流れると会場が沸くのですが、私は全然分からない。くそう、知っていればもっと楽しめたのに。そして登場したラッパーのことももっと知っていればもっと楽しめたのに。
あと、私のことは置いといて、会場の盛り上がりはあんなもんでいいのでしょうか。もっと拍手や歓声があってもいいと思うのですが。特にHIPHOPはお客も演者の一部ですから。私のことは置いといて。会場がもっと盛り上がっていれば出場者もテンション上がってもっとすごいパンチラインが出たかもしれない。


終演。楽しかった。MCバトルはスポーツとかゲームの側面が強いですね。モトクロスバイクでパフォーマンスするやつとかスケボー・スノボで技を決めるやつとか、ああいうものに近い。
こういうバトルに今のDさんや宇多さんが出たらどうだったのかな、なんてことを考えながら見ていました。
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夜も映えるコーストの看板。