やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

『風とロック芋煮会2018』に行ってきました! 感想(その1)

変なフェス


風とロック芋煮会』に行ってきました。これだけ書くと何か分からないですが、音楽フェスです。公式サイト↓
kazetorockimonikai.jp
このフェス、名前は知っていたし何だか変なフェスだと聞いていましたが、今まで参加したことなく、今年初参加。そしたら、やはり変なフェスでした!褒めてます。


開催1週間前は当日晴予報だったのに、3日前には雨マークが出て、前日に確認したら曇り→晴れになり、当日朝には再び雨予報…。そして結局夕方まで降ったり晴れたりの1日でした。
今回は車で行くので駐車券を購入…と思ったら、即日完売してた!仕方ないので第2駐車場を購入したら、会場まで30分くらいかかるとのこと。しかも会場周辺には宿がなく、郡山に宿をとったので、出発は朝6時半過ぎ。でも道はスイスイだったので8時前に駐車場に到着出来ました。
しかし、雨だよ。過去のフジロックや今年の人間交差点フェスの経験から、完全装備にて出発。


バスにもすぐ乗れ、会場着。とっても順調。入場まで結構並びましたが、順調。
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グッズ売り場はまだどこも販売開始前なのでお客さん誰もいないのに、マンウィズだけ別格の行列。確かに今日のメンツでは別格の集客力ですもんな。


朝なので何か食べよう。
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ビールを買うとシュウマイひとつ無料!というキャッチコピーに惹かれたけどヘタレなのでビールだけを頼むことができず、朝からシュウマイ6個(5個+おまけ1個)も食べるはめに。友人に半分食べてもらい、何とか完食。
しかし、それ以上に、ビールが入らない!気温が低いのもありますが、前日に日本酒を飲みすぎてしまったツケがまだ残っている…。


さて、どこに行けばいいんだ?何をすればいいんだ?
そもそもこのフェス、会場内にマップもタイムテーブルも一切掲示していないのね。入場時に新聞もらったけど、雨だからすぐリュックに入れちゃったよ。
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あ、縁日があるんだった。RHYMESTERと弓矢とかレキシとヨーヨー釣りとかできるんだ。チケット買おうかな。
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しかし、既に先着50人以上並んでいるのでもうダメだ。そうかー、最初にここに並ばなきゃいけないのかー。初めてだから勝手が分からない。慣れないディズニーでファストパスに苦戦するあの感じ。


では、もうしばらく会場内をうろつこう。
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風とロック特別価格!」と言われたって、音楽フェスに来て「クルマ安いじゃん、買おうっと」って思う人いるの?
と思っていたら、
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いるのかよ!300万円を超す買い物、こんな勢いで買っていいの?誰?石油王来てるの?
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ダンロップでは募金するとガチャを回すことができます。
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ラババンでした!
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はごろもフーズも募金でガラガラポンができます。
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ラババンでした!
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ちなみにはごろもフーズの宣伝カーはナンバーも「85-60」(はごろも)でした。さすが!


さあ、そろそろ開始時間なのでステージへ向かおう。
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ここは野球場なので、内野はスタンディングエリア、外野はレジャーシートエリアになっています。これ、とてもちょうどいい配分ですね。野球場はフェスに向いているのか。それにしても、内野は水たまりですな…。
私たちはレジャーシートを持ってこなかったので、レジ袋を敷いてスペースを確保。


時間になるとチャイムと花火で開始の合図。運動会みたいだね。
箭内委員長がいろいろ説明してくれたけど、何も覚えていない。「イモニー学園校歌」斉唱では、亀田誠治さんの奥さん下成佐登子さん)が歌ってくれたのですが、とってもいい声!
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吉本新喜劇ィズ。小藪さんがバンドやっていることは何となく知っていました。でも、メンバーも知らないしどんな音楽をやっているのかも知らない。
リハでレニー・クラヴィッツの『Are You Gonna Go My Way』を演奏。ギターの人、上手いのね!途中ボーカルの宇都宮まきさんがフライングVを弾きましたが、こっちは上手くない。別にいいのだ。
本番ではガンズ『ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』、ジャミロクワイ『キャンドヒート』、ゲスの極み乙女。『私以外私じゃないの』を披露。どの曲も吉本新喜劇のメンバーのことをちょびっと織り込んだフレーズが入っているのね。
小藪さんのドラムも松浦さんのギターも上手いけど、バンドとして一体化しているほどではない。まあ、芸人だからそれでいいのだ。でも、ベースに元チャットモンチーあっこちゃんがいるので、ドラムとギターを上手くつなげている!ベースって大事。
『~ジャングル』は各パートに見せ場があってバンドで演奏するにはおいしいし楽しい曲だなーと思いながら聴いていました。ジャミロクワイは生バンドでやるにはこの演奏力ではちょっと厳しい。そしてゲスのドラムは難しい!小藪さんすげーな!
後半ではオリジナル曲も披露。しかもカジヒデキさんや尾崎世界観が曲を提供。そしていい曲!いいなー。アレンジもやってもらったのかな。いいなー。
演奏はそんなに上手いわけではありませんが、ちゃんと聴けるレベル。芸人が演奏していると思えば十分です。あと、関係ないけどギターがずっとSGで、この曲はストラトの方がいいのになー、もしくはエフェクターで違う音にすればいいのになーと思いながら聴いていました。全部歪みが強すぎる。


まだアクトひとつしか書いていませんが、文字数が多くなってきたのと次の四星球がとてもよくてそこで文字数使いたいのでここで一旦切ります。続きはまた次回。何とか今週中に書きたい。頑張れ私の記憶力。


Luck book new joy play ?

Luck book new joy play ?

東京ひとり旅2018、晩夏

やはり、ひとりより…


平日にお休みをもらったので、東京に行ってきました。ひとりで。
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国立新美術館で開催している「荒木飛呂彦原画展JOJO冒険の波紋」です。公式サイト↓
jojoex-2018.com
国立新美術館の外観写真を撮りたかったのですが、乃木坂駅から出たらいきなり建物で、近すぎて撮影できなかった。


ジョジョの奇妙な冒険』は、連載当初から読んでいましたが「ストーンオーシャン」編の途中で脱落してしまい、その後の「スティールボールラン」「ジョジョリオン」は読んでいません。
でも行くのだ。
前回の原画展のエントリ↓
ese.hatenablog.com
このときにも書きましたが、私は荒木先生の絵そのもののファンではありません。そして今回も原画がメイン(だって原画展だもの)でしたが、今回の方が面白かったな。何でだろ。


館内は撮影禁止ですが、一か所だけ撮影OKの場所があったのでその写真だけ貼っておきます。
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今回は、こういう描き下ろしや表紙イラストだけでなく、各キャラクターの名場面や各章のクライマックス(ラスボスとの対決シーン)の原稿展示もあって、よかった。
その他、スタンドを彫刻で表現したり白い衣装に光を当てると鮮やかな模様が浮かび上がる(これもスタンドの具現化ですな)展示やスタンドのイメージ映像など、原画以外の展示物もあって面白かったです。
でもねー、私は初期ファンなので、スタンドばかり取り上げられるのは不満なのです。もっと波紋を!もっと第2部を!


ラストはこの原画展のために荒木先生が描いた12枚に渡る超大作(高さ180センチ×幅90センチくらいのサイズが12枚!)の展示と、そのメイキング映像。初めて荒木先生の声を聞いた。結構声高いのね。
荒木先生、58歳ですってよ。本当に若い。見た目もそうですが、普通歳を取ってくると集中力もなくなり老眼も進み、細かい作業はきつくなってくるものですが、荒木先生は今でもビビッドな色使いとか細かい描写のスタンドとか、作品中でも若々しい。月刊に移行したせいもあると思いますが、「スティールボールラン」以降の方が絵は緻密だし。マジで不老不死ですよ!


この原画展は2時間ごとの日時指定チケットなので、あまり混み合わず結構楽々と見ることができます。ちなみに、さらに楽々見る方法としては、例えば10時からのチケットは「10:00~11:45」に入場しなければならないのですがみんな10時に行くので、混みます。そこで、わざと11:45直前に行けばたぶん空いています。次の12時までは誰も来ないし。
実際やったわけではないので確証はありませんが、お試しを。


結論。やっぱカーズとブチャラティだな。


続いて、日本科学未来館へ。
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入り口でチケット買うときにクレジットカードで払おうとしたら「VISAかマスターだけ」と言われた。えー、JCB使えないのー。近所の居酒屋じゃないんだから、主要カードは使えてくれよー。
この展示会も過去行ったことがあります。
ese.hatenablog.com
ここは写真撮影OKなので、ここからたくさん貼ります。
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これは前回の「解散」シリーズに通じるものがありますね。
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徐々に抽象化していくと、最後には赤と青の「形」だけになる。それでも伝わるんだから、デザインってステキ。
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アン・ドゥ・トロワ。さて、何をしているところでしょうか?
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正解は、けん玉、卵を割る、傘をさす、でしたー。
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名前を入れるとそれが顔になる。本名でもやりましたが、ハンドルネームではこの通り。
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ト~イレ。長い!
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歯車になれるコーナー。楽しんでいる君、20年経ったらこんなのつけなくても歯車になれるんだぞ。
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これ、あなたが立つと「あ」の完成なのですが、ひとりなので無人の「あ」を撮影する。虚無。


この他にもいろいろ楽しめます。見て楽しむものも自ら参加するものもたくさんあります。ぜひ、「誰かと」行きましょう。ひとりでは楽しみ尽くせないし共有できない。
デザインあ」は、見て分かるとか体験して分かるとかこれとこれを組み合わせると分かるとかこういう見方をすると分かるとか、五感が気持ちいい。知的好奇心を刺激されるというか、アハ体験ができるというか、とてもよい。とてもよいのだ!
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ついでにこれも見てきたのですが、途中寝てしまって内容は覚えてない…。


とても楽しかったですが、でもやっぱり誰かと行く方がより楽しいですよね。そんなことは分かっているんだ。行く人がいないからひとりで行くんだろ。うぐぐ。


最近聴いた曲ひとこと感想(2018年9月)

8月度は書くの忘れちゃった。


Aimer『Ref:rain/眩いばかり』

Ref:rain/眩いばかり

Ref:rain/眩いばかり

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彼女は「エメ」と読むのですが、読めない。いつも調べてしまう。
彼女の音楽は『daydream』を聴いただけでそんなに詳しくないので、なぜ野田洋次郎とかワンオクとかスキマスイッチとか凛として時雨とか、錚々たるメンツが集結しているのか分かりません。もちろん声の魅力はありますが、それにしてもすごい。
で、今回はCoccoです!Coccoが他人に曲を提供するなんて珍しい。
彼女は、やっぱり声がいい。はかなげでありつつ強い声をしている。ワンオクTAKAが提供した曲はアリーナやスタジアムで歌える曲なのに、こういうささやかな曲も歌える。
彼女はもっと売れるでしょうが、あとは事務所と本人の意向次第なんだろうな。


CHATMONCHY Tribute 〜My CHATMONCHY〜

CHATMONCHY Tribute 〜My CHATMONCHY〜

CHATMONCHY Tribute 〜My CHATMONCHY〜

トリビュートは面白い。もちろんチャットモンチーの曲なのに、この曲をあのバンドが歌うとあのバンドの曲になる。もしくは、双方のいいとこどりの子供が生まれるというか。
チャットモンチーだと紙で手をちょっと切っちゃった程度なのに、忘れらんねえよが歌うと大流血になる。CHAIもきのこ帝国も、この曲ならまるでオリジナルのよう。ねごとの『シャングリラ』はドラムがめちゃめちゃよかった!ギターウルフはリズムめちゃめちゃなんだけど、初見で弾いてるの?


BRADIO『YES』

YES (通常盤)

YES (通常盤)

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私はファンキーな音楽が好きなので、彼らも好き。メジャーデビュー直後にドラマー脱退というトラブルを乗り越えて(乗り越えたかどうか知らんけど)、ようやくメジャー1stフルアルバムが完成しました!
1曲目の楽器の多さ、展開の多さ、フックの多さ、メジャー一発目で気合入っているのがとてもよく分かる入魂の一曲ですな。
そのほかの曲もこれまでのインディーズ時代のベスト選曲プラス新曲という鉄壁の布陣。
しかし、何かが足りない。
それは、「キャッチーとポップさ」です。いや、どの曲だってポップですが、それでも「世間に届くライン」までは達していない感じ。今の彼らに必要なのは『ガッツだぜ』と『バンザイ』です。
あと、音源でこんなにホーン使っているけど、ライブではどうしているんだろう。キーボードくらいはいるのかな?ギター1本だったらだいぶしょぼくなっちゃうけど。


水曜日のカンパネラガラパゴス

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水曜日のカンパネラは、だいぶ前から聴いています。もはやラップではないことも知っています。単なるポップグループになるつもりがないことも知っています。
なので、今作の出来はある種当然の帰結なのですが、私はそんなに素直で聞き分けのいい子ではないので、今作はあまり好きではありません。トラックもリリックもメロディも、どれもピンとこないなあ。
彼女たちはビョークみたいに「ポップソングではなくアイコンとしてポップであるアートな存在」になりたいのかな。それはもちろん構いませんが、あまりアート方面に振り切ると、私はついていけません。


佐藤千亜妃『SickSickSickSick』

SickSickSickSick

SickSickSickSick

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きのこ帝国は『フェイクワールドワンダーランド』しか聴いたことないのですが、彼女は声がいい。夜のイメージがある、と思っていたのですが、このソロはまさにそのイメージ通り。夜っぽい。
そして、彼女はとても美しいのですが、最初は女優だったのですね。それがきのこ帝国で作詞作曲してこの声。天は何物も与えるなー。
とにかく、声がいい。このEPはフェスで熱狂したりカラオケで熱唱したりする性質のものではありませんが、夏の夜をクールに彩ってくれるミニアルバムです。

ルールを守ることは正しいことなのか、逸脱するのは悪いことなのか

自分で考えない人たち


何だか最近、世の中が窮屈ではありませんか?
全体的な面からいうと世の中はどんどん良い方向に進んでいると思っています。殺人も少年犯罪も交通事故死も減ってきており、セクハラ・パワハラモラハラなどは許されない時代になり、LGBTなどマイノリティの人たちも普通に暮らせるようになってきました。もちろんまだ至らない部分はいくつもありますが、それでも昔と比べればずいぶん進歩しました。
しかしその分、現在は「今の社会のルールから逸脱する人たちを許さない」という空気も増えてきています。正確にいうと「自分の基準と違う人を許さない」というか。


先日、新聞の投書欄で20歳の大学生の「赤信号なのに渡るのはけしからん」という意見が載りました。えー、20歳にもなって「赤信号渡っちゃダメ!」と本気で思っているのか。赤信号なんて、狭い交差点で車が来ていなかったら渡ってもいいじゃん。さすがに私も大きな交差点や昼間で周りに人がたくさんいるときや車だったらしませんが、ひとりで歩いているときだったらいいじゃん。
もちろん、道交法からすれば「ダメ」ですが、いいじゃん。
同じように、松本伊代さんと早見優さんが線路で撮った写真をブログにアップしたらめちゃ叩かれましたね。いいじゃん、線路で写真撮ったって。電車が来ているのに撮影して電車止めた、とかならまずいですが、誰もいない線路で写真撮って何が悪いの?
これも何かの決まりに反しているから「ダメ」なんでしょうが、いいじゃん。


ルールは絶対?
そのルールは何のためなのでしょうか。「赤信号で渡っちゃダメ」も「線路に入っちゃダメ」も、「車(電車)が来ていたら危ないから」ですよね。なら、来ていないときならいいのでしょうか?もちろんルールに逸脱するからダメですが、そこまで非難することかしら。「大目に見る」「目をつぶる」とかの考えはないのかい?
何でもかんでも白黒つけたら世の中つまんないし息苦しくなります。世の中にはグレーゾーンというものがあります。「まあ、いいじゃん」です。


自転車は、本来は車道を走るべきですが、私の地元のような田舎では歩道を歩いている人はほとんどいないので、自転車は歩道を走った方が車・自転車双方とも安全です。
一般道には制限速度がありますが、交通には「流れ」というものがあるので、制限速度を若干オーバーしても流れに乗って運転した方が交通全体としてはスムーズになります。
さすがにこの辺には文句つける人はいないと思いますが、これでいいのです。


で、こういうルールの逸脱に厳しいのは若者に多い気がします。
これって、何でだろ。SNSの普及でアホな行為はすぐ叩かれるから?はみ出すとすぐ炎上するから?なので自分はルールの枠内にいて、そこからはみ出したものをつるし上げていく。叩かれないためには叩く側に回った方がいいもんね。
あとは、学生時代に親と学校と社会から「ルールは守るもの」と教え込まれた結果なのかな?
つまんね。
校則だって、どうしても納得できないものは無視していいのに。下着の色とか髪の毛の長さとか色とか、どうでもよくね?下着の色が色以外だと何かまずいことが起きるのですか?髪の長さがおかしいとか黒色でないとか、それで何か問題でも?
外国人が転入してきても黒色にさせるの?外国人はよくて自毛が明るい日本人はダメなの?そんなアホなルール、やってられっか。


でも、こういうアホなルールでも「ルールだから」守る人は多いんだろうな。そこに自分の意思は存在しない。思考停止。そのルールが本当に必要なのか考えもせず、ルールだから守らなければならないと考える人たち。奴隷か。


そして大人になっても自分で考えられない人はすべてを他者に委ねるのです。
台風の日に「出勤停止命令出せよ」といいながら出勤する人、「帰社命令出ないかな」と思いながら残業する人。アホか。自分で危険だと思えば休めばいいじゃん、帰ればいいじゃん。何で会社の指示がなければ動けないの?
「仕事がー」という人だって、身内に不幸があれば急遽休むでしょ。急に風邪ひいたら休むでしょ。それで会社が傾いたりしないでしょ、取引先が怒ったりしないでしょ。休んだって大丈夫なんだって。
「会社のルールがこんなだから」「上司がこんなだから」といっている人は、全員新入社員ですか?入社後数年経っているのなら、自分で変えればいいじゃん。ぶーぶー言っていても何も変わらないですよ。自分で働きやすくすればいいじゃん。


まあ、でも大人の世界でも同じような人も多いけどね。高校野球で女子マネージャーや女性部長がグラウンドに入ったら文句言う人とか。こんなの、どんどん他の学校もグラウンドに入れてなし崩し的に既成事実にすればいいのに。


ルールを「守る」と「破る」しか知らない人が多すぎる。ルールは「作る」ものだし「変える」ことのできるものです。そしてルールを作ったり変えたりするのはトップの人だけではありません。私たちも主体者として、作ることも変えることもできます。
いつまでも思考停止奴隷ロボットでいることをやめ、自分たちが暮らしやすいルールを作っていきましょう。そして、そのルールは変えることができる、つまり「絶対」なものではないと思えば、誰かが逸脱した場合も認める余裕を持つことができると思うのです。


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