やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

東京ひとり旅2018、晩夏

やはり、ひとりより…


平日にお休みをもらったので、東京に行ってきました。ひとりで。
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国立新美術館で開催している「荒木飛呂彦原画展JOJO冒険の波紋」です。公式サイト↓
jojoex-2018.com
国立新美術館の外観写真を撮りたかったのですが、乃木坂駅から出たらいきなり建物で、近すぎて撮影できなかった。


ジョジョの奇妙な冒険』は、連載当初から読んでいましたが「ストーンオーシャン」編の途中で脱落してしまい、その後の「スティールボールラン」「ジョジョリオン」は読んでいません。
でも行くのだ。
前回の原画展のエントリ↓
ese.hatenablog.com
このときにも書きましたが、私は荒木先生の絵そのもののファンではありません。そして今回も原画がメイン(だって原画展だもの)でしたが、今回の方が面白かったな。何でだろ。


館内は撮影禁止ですが、一か所だけ撮影OKの場所があったのでその写真だけ貼っておきます。
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今回は、こういう描き下ろしや表紙イラストだけでなく、各キャラクターの名場面や各章のクライマックス(ラスボスとの対決シーン)の原稿展示もあって、よかった。
その他、スタンドを彫刻で表現したり白い衣装に光を当てると鮮やかな模様が浮かび上がる(これもスタンドの具現化ですな)展示やスタンドのイメージ映像など、原画以外の展示物もあって面白かったです。
でもねー、私は初期ファンなので、スタンドばかり取り上げられるのは不満なのです。もっと波紋を!もっと第2部を!


ラストはこの原画展のために荒木先生が描いた12枚に渡る超大作(高さ180センチ×幅90センチくらいのサイズが12枚!)の展示と、そのメイキング映像。初めて荒木先生の声を聞いた。結構声高いのね。
荒木先生、58歳ですってよ。本当に若い。見た目もそうですが、普通歳を取ってくると集中力もなくなり老眼も進み、細かい作業はきつくなってくるものですが、荒木先生は今でもビビッドな色使いとか細かい描写のスタンドとか、作品中でも若々しい。月刊に移行したせいもあると思いますが、「スティールボールラン」以降の方が絵は緻密だし。マジで不老不死ですよ!


この原画展は2時間ごとの日時指定チケットなので、あまり混み合わず結構楽々と見ることができます。ちなみに、さらに楽々見る方法としては、例えば10時からのチケットは「10:00~11:45」に入場しなければならないのですがみんな10時に行くので、混みます。そこで、わざと11:45直前に行けばたぶん空いています。次の12時までは誰も来ないし。
実際やったわけではないので確証はありませんが、お試しを。


結論。やっぱカーズとブチャラティだな。


続いて、日本科学未来館へ。
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入り口でチケット買うときにクレジットカードで払おうとしたら「VISAかマスターだけ」と言われた。えー、JCB使えないのー。近所の居酒屋じゃないんだから、主要カードは使えてくれよー。
この展示会も過去行ったことがあります。
ese.hatenablog.com
ここは写真撮影OKなので、ここからたくさん貼ります。
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これは前回の「解散」シリーズに通じるものがありますね。
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徐々に抽象化していくと、最後には赤と青の「形」だけになる。それでも伝わるんだから、デザインってステキ。
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アン・ドゥ・トロワ。さて、何をしているところでしょうか?
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正解は、けん玉、卵を割る、傘をさす、でしたー。
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名前を入れるとそれが顔になる。本名でもやりましたが、ハンドルネームではこの通り。
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ト~イレ。長い!
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歯車になれるコーナー。楽しんでいる君、20年経ったらこんなのつけなくても歯車になれるんだぞ。
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これ、あなたが立つと「あ」の完成なのですが、ひとりなので無人の「あ」を撮影する。虚無。


この他にもいろいろ楽しめます。見て楽しむものも自ら参加するものもたくさんあります。ぜひ、「誰かと」行きましょう。ひとりでは楽しみ尽くせないし共有できない。
デザインあ」は、見て分かるとか体験して分かるとかこれとこれを組み合わせると分かるとかこういう見方をすると分かるとか、五感が気持ちいい。知的好奇心を刺激されるというか、アハ体験ができるというか、とてもよい。とてもよいのだ!
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ついでにこれも見てきたのですが、途中寝てしまって内容は覚えてない…。


とても楽しかったですが、でもやっぱり誰かと行く方がより楽しいですよね。そんなことは分かっているんだ。行く人がいないからひとりで行くんだろ。うぐぐ。